Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DevOpsエンジニアは、なぜ『データ』で越境したのか?:サイロの摩擦を溶かし、組織を繋ぐデー...
Search
株式会社カオナビ
April 13, 2026
Technology
78
0
Share
DevOpsエンジニアは、なぜ『データ』で越境したのか?:サイロの摩擦を溶かし、組織を繋ぐデータマネジメント立ち上げのすすめ / Why a DevOps Engineer Crossed the Border with 'Data': Melting Silos and Connecting Organizations Through Data Management
2026年4月14日開催の「DevOpsDays Tokyo 2026」で登壇した際の発表資料です。
株式会社カオナビ
April 13, 2026
More Decks by 株式会社カオナビ
See All by 株式会社カオナビ
人的資本開示を「義務」から「武器」へ。4000社のオープンデータを耕した「人的資本データnavi」の想い / Turning Human Capital Disclosure from "Obligation" to "Weapon": The Vision Behind "Human Capital Data navi" and its 4,000 Companies Open Data
kaonavi
0
180
カオナビにおけるAI活用の歴史と現在 / AI at kaonavi: Past and Present
kaonavi
0
380
BDD_ AI駆動開発の第一歩 / BDD: First Steps in AI-Driven Development
kaonavi
0
350
インフラエンジニア、Claude Codeを連れてプロダクトチームへ留学中 / Infrastructure Engineer on Loan to Product Team with Claude Code
kaonavi
0
240
スクラムを一度諦めたチームにアジャイルコーチが入ってどう変化したか / A Team's Second Try at Scrum with an Agile Coach
kaonavi
0
400
データモデリングにもUnit Testみたいのないの? / Bringing Unit Test-like Confidence to Data Modeling with AI
kaonavi
0
200
データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図 〜AIの前にやるべきこと〜 / Building a Data Organization from Scratch: The Journey to Securing Investment and a Vision for the Future
kaonavi
0
600
OSSコントリビュートのすすめ
kaonavi
1
990
小さなアウトプットが自信をくれた話 / Small Outputs Build Confidence
kaonavi
0
240
Other Decks in Technology
See All in Technology
Strands Agents × Amazon Bedrock AgentCoreで パーソナルAIエージェントを作ろう
yokomachi
2
270
バックオフィスPJのPjMをコーポレートITが担うとうまくいく3つの理由
yueda256
1
300
ルールルルルル私的函館観光ガイド── 函館の街はイクラでも楽しめる!
nomuson
0
120
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
4.2k
ADOTで始めるサーバレスアーキテクチャのオブザーバビリティ
alchemy1115
2
270
Databricksで構築するログ検索基盤とアーキテクチャ設計
cscengineer
0
150
システムは「動く」だけでは足りない 実装編 - 非機能要件・分散システム・トレードオフをコードで見る
nwiizo
2
320
申請待ちゼロへ!AWS × Entra IDで実現した「権限付与」のセルフサービス化
mhrtech
1
280
3つのボトルネックを解消し、リリースエンジニアリングを再定義した話
nealle
0
370
Introduction to Sansan Meishi Maker Development Engineer
sansan33
PRO
0
380
本番環境でPHPコードに触れずに「使われていないコード」を調べるにはどうしたらよいか?
egmc
1
270
Introduction to Sansan, inc / Sansan Global Development Center, Inc.
sansan33
PRO
0
3k
Featured
See All Featured
The untapped power of vector embeddings
frankvandijk
2
1.7k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.4k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
680
How to make the Groovebox
asonas
2
2.1k
Ecommerce SEO: The Keys for Success Now & Beyond - #SERPConf2024
aleyda
1
1.9k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.9k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
1
1.2k
Building Adaptive Systems
keathley
44
3k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.8k
Lightning Talk: Beautiful Slides for Beginners
inesmontani
PRO
1
510
How to Build an AI Search Optimization Roadmap - Criteria and Steps to Take #SEOIRL
aleyda
1
2k
Agile Actions for Facilitating Distributed Teams - ADO2019
mkilby
0
170
Transcript
DevOpsエンジニアは、なぜ『データ』で越境したのか? サイロの摩擦を溶かし、組織を繋ぐ データマネジメント⽴ち上げのすすめ 2026.04.14 DevOpsDays Tokyo 2026 本江 雄⼈
⾃⼰紹介 名前: 本江 雄⼈(ほんごう ゆうと) 現職: - データ基盤の運⽤、社内データの収集と活⽤ - ⼈的資本データnavi、オープンデータの収集‧サイト運⽤
経歴: - ソフトウェアエンジニア, Git導⼊, Unit Test導⼊ 等 - スクラムマスター, PjM, 開発統括, フロー効率改善 等 最近勉強したこと: (データとAIをコツコツ勉強中) - 個⼈情報保護⼠(2025~) - データサイエンティスト検定(2024~) - G検定(2024~) © kaonavi, inc. 1 X : @Yuto_Hongo
⾃⼰紹介 © kaonavi, inc. 1 2年ぶりのDevOpsDays Tokyoです…! - 2024.04.16 DevOps
Days Tokyo 2024 カオナビの利⽤実績データをアウトカムにつなげる旅 - 2025.11.06 Data Engineering Summit データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図 〜AIの前 にやるべきこと〜 - 2026.03.09 ビジネス+IT カオナビの地道すぎた「データ基盤整備」、1⼈の志から始 まった「執念の改⾰」
はじめに みなさん DevOpsしてますか? © kaonavi, inc. 3
はじめに DevOps? © kaonavi, inc. 3
はじめに サイロによって⽣まれる摩擦を克服するために あなたがすること全て © kaonavi, inc. 3 Patrick Debois「Shades of
DevOps - Related Job titles」
はじめに DevOpsエンジニアに データマネジメント‧データ基盤運⽤を おすすめしようかなと… © kaonavi, inc. 3
カオナビにおけるデータ基盤の変遷 2023年から2025年に向けた取り組みの変遷 2023年 ⼊社 Snowflake PoC 2024年 収集データ拡⼤ 活⽤提案 2025年
活⽤推進 データ基盤の再構築 © kaonavi, inc. 4 kaonaviの利⽤実績 Salesforce営業情報 GitLab,Redmine 開発状況可視化 Marketo,GA4 マーケティング情報 データエンジニアリング 投資獲得 PoC死回避
01 サイロに閉じてちゃもったいない データは「共通資産」である © kaonavi, inc. 8
2024 DevOpsDays Tokyo © kaonavi, inc. 9 2024.04.16 DevOps Days
Tokyo 2024 「カオナビの利用実績をアウトカムへつなげる旅」
⼊社直後 開発プロセス課題ヒアリング ⼊社時の肩書は「DevOpsエンジニア」プロセス課題を主体的に解決する役割を期待される © kaonavi, inc. 9 2024.04.16 DevOps Days
Tokyo 2024 「カオナビの利用実績をアウトカムへつなげる旅」
2つ部署の「⾒れない」問題 ▪ 開発(製品の企画‧開発)側の「みれない」問題 - 新機能の開発が急務な状況により、既存機能の価値評価のプロセスが⼀部消失 - 特殊契約顧客の課題により、容易にデータにアクセスできない状況(権限、インフラ) © kaonavi, inc.
10 2024.04.16 DevOps Days Tokyo 2024 「カオナビの利用実績をアウトカムへつなげる旅」
2つ部署の「⾒れない」問題 ▪ ビジネス(カスタマーサクセス‧販促)側の「⾒れない」問題 - 新機能が多くリリースされるにも関わらず、顧客の利⽤状況を把握ができないため、 より製品を活⽤してもらうための作戦⽴てが困難 © kaonavi, inc. 11
2024.04.16 DevOps Days Tokyo 2024 「カオナビの利用実績をアウトカムへつなげる旅」
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ ▪ カオナビの製品の利⽤状況は、2つ以上の組織を超えて活⽤されるデータである © kaonavi, inc. 11 Snowflake等 データ基盤 企画‧開発チーム
カスタマーサクセス カオナビ利用状況 格納 閲覧 (機能毎) 閲覧 (顧客毎) 情報の⾮対称性の解消≒サイロが溶ける 組織の壁
はじめに サイロによって⽣まれる摩擦を克服するために あなたがすること全て © kaonavi, inc. 3 Patrick Debois「Shades of
DevOps - Related Job titles」 再掲
これって、DevOpsの1つなのでは… © kaonavi, inc. 3
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ ▪ 例 © kaonavi, inc. 11 Snowflake等 データ基盤 営業
企画‧開発チーム 潜在ニーズ・商談 格納 閲覧 (売り⽅) 閲覧 (新機能の案) 情報の⾮対称性の解消≒サイロが溶ける 組織の壁
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ © kaonavi, inc. 11 Snowflake等 データ基盤 営業 企画‧開発チーム 潜在ニーズ・商談
格納 いろいろ 閲覧 いろいろ 閲覧 カオナビ利用状況 格納 カスタマー サクセス 既存顧客ニーズ・ 問い合わせ 経営等上層部 案件進行状況 開発生産性 いろいろ 閲覧 いろいろ 閲覧 格納 マーケ Webサイトログ 取引先リスト 格納 いろいろ 閲覧
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ © kaonavi, inc. 11 いろいろなデータを活⽤してもらえるように、社内営業を実施した 2025.11.06 Data Engineering Summit
データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ © kaonavi, inc. 11 2025.11.06 Data Engineering Summit データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図
いろいろなデータを活⽤してもらえるように、社内営業を実施した
Data Engineering Summit © kaonavi, inc. 11 2025.11.06 データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図 〜AIの前にやるべきこと〜
その他、データ基盤を整え、社内浸透した軌跡に興味がある⽅はご覧ください
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ © kaonavi, inc. 11 まだまだ活⽤の余地はたくさんあるので これからもがんばっていきたい
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ © kaonavi, inc. 11 エンジニア、スタッフ問わず Claude Code, Claude Desktop,
GitHub Copilotなど様々な AIツールを利⽤できる会社のため、それをインターフェイスとしてデータ基盤を活⽤する 例. Claude Desktopのskills配布で、 顧客の契約内容‧製品利⽤状況を可視化 カオナビ利用状況 既存顧客ニーズ・ 問い合わせ 取引先リスト 各部署のデータがあるから できることをやっていきたい ※この画像はイメージです
02 DevOpsエンジニアに データマネジメントを勧める理由 © kaonavi, inc. 16
ひとことでいうと サイロを打破する 俯瞰⼒、パイプライン意識があるから © kaonavi, inc. 5
パイプラインの道を整備する © kaonavi, inc. 6 運用 テスト 開発 企画 -
リードタイム - フェーズごとの案件在庫 ▪ 開発フェーズ TOC(制約理論) 全体最適 開発プロセス全体やCI/CD等など、パイプラインまわりの改善を実施することが多い フロー効率 トヨタ⽣産⽅式‧7つのムダ
パイプラインの道を整備する © kaonavi, inc. 6 実は、営業活動等ビジネスプロセスもパイプラインで表現されることが多い Churned Customer Field Inside
Lead - リードタイム - フェーズごとの案件在庫 ▪ 営業‧顧客管理フェーズ
パイプラインの道を整備する © kaonavi, inc. 6 全体最適になってない、LeadTimeが⻑い、在庫が多く存在するなど 開発プロセスと似たビジネスプロセスの課題も存在する 2025.11.06 Data Engineering
Summit データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図
ひとことでいうと(再) サイロを打破する 俯瞰⼒、パイプライン意識があるから プロセス上の部署‧役割を超え データを⾒て改善ポイントを⾒いだせる © kaonavi, inc. 5
03 結び © kaonavi, inc. 31
はじめに サイロによって⽣まれる摩擦を克服するために あなたがすること全て © kaonavi, inc. 3 Patrick Debois「Shades of
DevOps - Related Job titles」 再掲
数多くのデータが複数部署に活⽤可能なデータ ▪ カオナビの製品の利⽤状況は、2つ以上の組織を超えて活⽤されるデータである © kaonavi, inc. 11 Snowflake等 データ基盤 企画‧開発チーム
カスタマーサクセス カオナビ利用状況 格納 閲覧 (機能毎) 閲覧 (顧客毎) 情報の⾮対称性の解消≒サイロが溶ける 組織の壁 再掲
パイプラインの道を整備する © kaonavi, inc. 6 実は、営業活動等ビジネスプロセスもパイプラインで表現されることが多い Churned Customer Field Inside
Lead - リードタイム - フェーズごとの案件在庫 ▪ 営業‧顧客管理フェーズ 再掲
ひとことでいうと サイロを打破する 俯瞰⼒、パイプライン意識があるから プロセス上の部署‧役割を超え データを⾒て改善ポイントを⾒いだせる © kaonavi, inc. 5 再掲
© kaonavi, inc. 5 DevOps エンジニアのみなさま データマネジメント‧データ基盤をつかって サイロによって⽣まれる摩擦を克服してみては
None