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2024@SDGsを深掘りする グローバル指標のローカル化というチャレンジとその可能性

 2024@SDGsを深掘りする グローバル指標のローカル化というチャレンジとその可能性

大阪大谷大学 岡島ゼミ主催セッション

noriaki_koshiba

October 20, 2024
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  1. 活きた計画づくり 「5GOALS for黒部」 ち い き みんなで目指す「お互いさまの社会」実現 一般社団法人SMARTふくしラボプロジェクトマネージャー 小柴 徳明

    20241020@大阪大谷大学 岡島研究室 SDGsを深堀する 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会総務課 課長補佐/経営戦略係 本日の資料はこちらから https://speakerdeck.com/koshiba_noriaki
  2. 4 【仕 事】 ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略係 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー ◦国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルICTシステム研究室

    協力研究員 〇一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー 【志 事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
  3. 5 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツールで働く人がより働きやすくする。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム

    ※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会 社日新システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる相談窓口】 相談のハードルを下げ、早くからの リーチをつなげるしくみ将来的な 情報発信のキーとなるしくみ 【ふくしDX】 業務効率改善を行い福祉 現場での人材不足を解消 民間企業との共同研究PJ 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、みんな の目指すべきgoalを示す。 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、自分自身の活動 ログが見えるようにする。 【ふくしDXの推進基盤】 社団法人を立ち上げふくし全体のデジタ ル化、DX推進を図る組織の立ち上げ。 【SW-MaaSの開発】 トヨタモビリティ基金と福祉版移動シェア サービスの研究開発 一般社団法人 SMARTふくしラボの設立 福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
  4. 【福祉分野を「smartふくし」に押し上げるエンジンに】 3年間で一気に、福祉分野をsmart化する。 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 福祉団体・組織・法人 Smartふくし 【フェーズ①】 ネットワーク化 課題の棚卸し、整理と集約 【フェーズ②】

    デジタル化 紙からデジタルへの置き換え 【フェーズ③】 DX (デジタルトランスフォーメーション) 業務改革 【フェーズ④】 全体最適化 持続可能な地域・体制整備 Smartふくし Engine 機能強化 【シンクタンク】 データ活用 データの見える化・EBPM 機能強化 【シビックテック】 人材育成・場 活動の担い手、場づくり 【市民参加】 住民主体のまちづくり じぶんのまちを自分たちで良くしていく
  5. 【SMARTふくしラボのポジション】 簡単に言うと、 福祉団体と民間企業・研究機関の間にはコーディネートがいる 福祉団体・組織・法人 SMARTふくしラボ 民間企業・研究機関 困りごとの整理 課題発見 組織内の合意形成 業務改善

    DX支援 福祉ニーズへのマッチング 商品開発 実証実験 販路拡大 ICT※ リテラシー推進 ※福祉寄りに伴走支援していくことが強み 最終目標:smartにつながる状態 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 ※ リテラシー:「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に 理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
  6. SMART ふくしラボ 学び合う場 learning 実験する場 experiment 研究する場 laboratory ビックデータ 蓄積/利活用

    福祉分野の デジタル化・DX 研究 民間企業との 共同研究 地域での 実証実験 フォーラム 開催 リテラシー 向上 ビジネスモデル 事業化 プログラム 開発 セミナー 勉強会 ローカライズ 他地域への 展開 福祉団体支援 【3つの場づくり】Core competenceからの事業展開
  7. ふくしモビリティPJ モビリティ人材育成 コミュニティ・ドライブプロジェクト 新しい福祉サービス GOトレの事業展開 大規模法人コンサル ティング事業の開発 シェアリングPJ 食料支援ネットワーク WAWAWAネット

    組織化・法人化 事務局運営 福祉送迎網の活用 共同運行バス事業 ふくしDX人材PJ ネットワーク構築・人材育成 ふくしDXアカデミー DX推進PJ 相談支援 デジタル化、DX相談 DX推進・研修 フォーラム、セミナー コンサルタント シンクタンクPJ 調査・研究 データ活用 見える化 福祉分野のデジタル化・DX シェアリング モビリティ 事業構築 支援・コンサル シンクタンク SMARTふくしラボ 全体事業2024年度 人材育成 社協連携事業 国交省モデル事業 ラボ単独事業 コンサル 調査・研究 エイジテックバレー構想
  8. SMARTふくしラボ組織体制 【ラボ事務局体制】 2024年4月1日~ 〇代表理事/社員(社協会長兼務) 前田 潤 〇理事/社員 シニアマネージャー 高村 千恵美

    〈社協兼務〉 〇理事/社員 長田 行正 〇理事/社員 プロジェクトマネージャー 小柴 徳明 〈サポートスタッフ〉 〇プロジェクトリーダー 村上 雅樹 〇事務局スタッフ 紙屋 名那 〈アドバイザー〉 〇経営戦略アドバイザー 坂口 友紀 〇企画マーケティングアドバイザー 石田 淳 〇事業開発アドバイザー 小泉 京子 〇地域DXアドバイザー 山崎 浩一 〈協力研究員〉 〇SW-MaaS開発支援 小倉 博和 〇WAWAWAネットワーク構築支援 浜松 一美
  9. 人口:39,352人 R6.8.末現在 3,471 1,497 5,577 2,471 2,991 1,122 2,779 1,110

    6,415 2,490 5,024 2,122 2,352 826 3,284 1,236 2,001 730 952 364444 307364 187168 83 596 258 882 377 2,052 755 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 生地 石田 田家 村椿 大布施 三日市 前沢 荻生 若栗 東布施 宇奈月 内山 音沢 愛本 下立 浦山 黒部市の人口・世帯数
  10. 自分の困りごと 地域課題を整理してみる。 (例えば) 自分 (1人) 世帯、家族 (平均2.46人) 町内 (128町内) 地区

    (16小学校区) 黒部市 (41,000人) 家族の困りごと 町内の課題 地区の課題 黒部市の課題 ・生きがい ・仕事 ・生活の不安 ・年金 ・引きこもり ・生活の不安 ・病気 ・子育て ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・まつりの維持 ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・人口減 ・人口減 ・高齢化 ・学校の統廃合 ・税収減 ※起きている、起こる現象と課題、問題が入り乱れている。からよく分からない。。。
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  12. EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…

    ・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion 【根拠】
  13. 01.活動人口をふやそう ・市民の地域活動への参加度 ・地域への関心度 ・活動のマッチング度 02.話すことから始めよう ・学ぶ機会の充実度 ・集い度 ・ICTの利活用度 03.すべての人々に福祉を ・福祉への理解度

    ・気づく力度 ・身近な支え度 04.U-40代の力を活かそう ・参加の機会の充実度 ・福祉/社会教育の充実度 ・スポット(注目)度 05.パートナーシップで目 標を達成しよう ・連携度 ・助け合い度 57 指標の算出
  14. Social‐welfare indicator 58 ゴール 指標 指標を構成するデータ(仮) 1.活動人口を増やそう 1-①小さな地域で出番を増やす 市民の地域活動への参加度 ①

    地区公民館の利用者数、部屋の稼働率 1-②住民主体の意識を育てる 市民の地域活動への参加度 ② 民生委員児童委員の改選期における充足率 1-③世代間交流事業に取り組む 市民の地域活動への参加度 ③ 市民の地域活動への参加割合 地域への関心度 ④ 黒部市社会福祉協議会HP訪問者数 地域への関心度 ⑤ 広報誌「福祉くろべ」の既読割合 活動のマッチング度 ⑥ ボランティア、地域活動の募集に対する参加人数 活動のマッチング度 ⑦ 地域イベントにおける世代間交流プログラム数 ※黄色は、先行指標として採用するもの
  15. 仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals

    for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
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  17. 73

  18. 74

  19. 80 アウトプット指標 アウトカム指標 インパクト指標 【5GOALS for 黒部】 お互いさまの社会の実現 達成のためのゴール設定 5GOALS指標

    富山県WB指標 LWC指標 ◦◦◦度(5×3項目) 5GOALS指標 オープンデータ、調査、ヒアリング 富山県WB指標 富山県民調査 LWC指標 客観的指標と主観的指標 指標となるデータ 3本(15×3項目) 活動の量、アクション数 「黒部版ふくし指標」、「富山県ウェルビーイング指標」、「LWC指標」の活用
  20. 地域幸福度 アンケート調査 市民参加の場づくり 5GOALSの普及啓発 黒部版ふくし指標 評価指標づくり 評 価 推 進

    WEBサイトリニューアル 5GOALSを推進評価する体制をつくる 6月 ウェルビーイングWS① 11月 ウェルビーイングWS② 推進評価プロジェクト 推進評価 委員会 黒 部 で の 活 動 黒部の ウェルビーイング指標 活動の見える化 評価の見える化
  21. ①策定委員会 6/22(木) 18:00 多様性のある議論の場 策定委員会 (決める・合意・相談・協力) 社会福祉協議会 プロジェクトチーム ④策定委員会 2/15(木)

    ⓪策定委員 の呼びかけ・ 公募 ②策定委員会 10/26(木) ③策定委員会 12/26(火) 【決定】 内部打ち合わせ(月1回) 「第4次 地域福祉活動計画」 策定までの RM(ロードマップ) 職員全体会議(2月) ヒアリング・アンケート実施(6~9月) 製本 入稿(2月) 委員選出・選任委託(5月) 【まとめ】 【ベース・WS】 【アップデート】 広報掲載(4月号) HP配信 SMARTふくしラボ アンケート 集計・分析(7~9月) 職員全体 会議(11月) 職員全体会議(8月) 職員全体 会議(5月) 県社協 助成金申請(4月末) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月 3 月 2 0 2 3 年 2 0 2 4 年 大きく開かれた場 市民参加 (市民・関係団体) ①WS 6/5(月) 18:00 ②WS 11月予定 市との連携調整 追加ヒアリング 実施(11月) 【LWC客観的指標】を 活用した議論する場 プレス 発表 4月 まとめ(1~2月) GO! 委員公募(広報6月号) ①WS 企画・調整 ②WS 企画・調整 WEBサイト更新 START! 打ち合わせ会議(月1回) 【地区・団体・中高生】 参加 デザイン・ダッシュボード の設計(10~11月) 計画まとめ (1~2月) 社会福祉協議会 【LWC主観的指標】を 活用した議論する場 LWC指標のアンケート を1,000人分 他の団体・組織も、この場に(参加)し、 自分たちの活動に活かす
  22. 日 程 6/22,10/26,12/26,2/15 (4回) 場 所 黒部市福祉センター 参加者 策定委員 15名

    (地区社会福祉協議会、まちづくり推進員、商工会議所青年 部、老人クラブ、ボランティア部会協議会、地域おこし協力 隊、NPO法人(自立支援)、社会福祉法人(保育、障がい福 祉)、小中学校長会、行政、民生委員児童委員協議会、社会 福祉協議会、公募委員) ▪第4次黒部市地域福祉活動計画策定委員会 ▪「ウェルビーイングなまちづくりをみんなで考えよう」WS 日 程 6/5,11/28 (2回) 場 所 コラーレ マルチホール 講 師 南雲 岳彦 氏 (スマートシティ・インスティテュート 専務理事) 参加者 ・第1回 WS 65名 ・第2回 WS 70名
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  24. 【地域とのつながり】 ・町内会があり、祭りや伝統行事などを通して顔 を合わせる機会が多い。 ・町内会単位で活動している。 ・町内の人を手助けしている。 ・関わる人が固定化している。 【健康状態】 ・同じような健康状態の人とのコミュニティの中 で、今の状態で満足しているのでは。 ・車社会で歩くことが少ない。

    ウェルビーイングなまちづくりをみんなで考えようWS (まとめ) 【文化芸術】 ・美術館がある。 ・サークル活動が活発である。 ・祭りや伝統行事が盛んである。 【その他】 ・アンケートに答えた方の参加意識が高い。 主観的にも客観的にも強い 主観的には強いが客観的には弱い 主観的には強いが客観的には弱い
  25. 小地域福祉 活動の強化 人口減:統計データ ・人口減少 42,000人→2045年33,000人 ・少子化 出生率 %→ % ・高齢化

    高齢化率30%超 地域での孤立・孤独の進行 ・近所付き合いの希薄化 ・核家族化 ・老々介護、2025問題 ・8050問題 課題の複雑化 ・高い専門性が必要 ・作業の複雑化 ・デジタル化についていけない ・学ぶ時間がない、術がない 担い手不足 ・リーダー不足、福祉人材の不足 ・地域活動者の減 ・福祉専門職の不足 連携・協働の難しさ ・行政や社協との連携不足 ・どこを頼ればよいか分からない ・話し合う場や時間がない ・制度やサービスに頼り過ぎてしまう 【良いところ】活動している人にとって ・いろんな世代とつながるきっかけ ・ネットワークが広がる ・いろんなことを学べる ・感謝される、やりがい、生きがい 現状やこれからの課題(第3次計画) 1.目標 地域での孤独・孤立の進行 ・近所付き合いの希薄化 ・誰に相談すればよいかわからない ・話す機会の減少 ・支援を必要としている人の潜在化 ・8050問題・ひきこもり 担い手不足 ・リーダー不足、福祉人材の不足 ・地域活動者の減 ・福祉専門職の不足 つながる場がない ・活動機会の減少 ・話し合う場や時間がない ・情報を発信しても届かない ・活動団体と地域のつながりがない 【良いところ】活動している人にとって ・ICT利活用の普及 ・コミュニケーションの大切さを再確認 ・小地域でのサロン活動の普及 ・感謝される、やりがい、生きがい ・多機関連携・協働の増加 現状やこれからの課題(第4次計画) 【現状】人口減:統計データ ・人口減少 39,800人→2045年33,000人 ・少子化 出生率 %→ % ・高齢化 高齢化率32%超 5 年 間 で の 変 化
  26. つながることから 1 声掛けから始まり、 つながりの場をつくる 人と人とがつながるためには、 知る場、学ぶ場、話し合う場、 そして当事者同士が支え合う 場が必要です。声掛けから始 まり、話し合い、相互理解、 情報を共有することから、新たな手立てが導

    き出され、それが行動促進につながります。 地域のこれからを自分たちで考えるつながり の場づくりを増やし、住民主体のまちづくり を目指します。 1 身近な活動と参加したい人をつなごう 2 気軽に集まる場、機会を増やそう 3 デジタルも活用して幅広い世代に情報を発信しよう デジタル……機械で情報を扱う際の表現方法の一つ。
  27. 年齢・性別に関係なく 地域の活動へ関わる 機会を増やす 1 年齢・性別に関係なく地域の活動へ参加しよう 2 すべての世代が福祉に触れる機会を増やそう 3 次世代につながるバトンを渡そう 全世代の

    2 地域を支える支援者の高齢化 や次世代の担い手・リーダー 不足が深刻な課題として挙げ られる中、次世代に引き継ぐ しくみとして、地域での話し 合いの場面において様々な世代の声を入れて いく必要があります。全世代が地域づくりに 関心を持つ機会をつくり出し、参加する場を 提供することで次世代の社会参加を促すこと を目指します。
  28. 3 地域で活動する人を増やし 地域の担い手を育てる 1 「住民が主役」の意識を育てよう 2 おせっかいでも声をかけよう 3 地域の活動へ参加しやすい環境をつくろう 黒部市人口ビジョンでは、

    今後の人口は減少し、一方 で高齢者の増加が見込まれ ます。そのような中で、地 域活動を発展または維持し ていくためには、一人ひとりが様々な「出番 と役割」を持つ必要があります。「地域のた めに何かをしたい」と考えている潜在的な活 動者へアプローチしながら活動人口(地域活 動に参加する人)を増加させていくことを目 指します。
  29. 様々な連携・協働で 地域課題を 解決していく力をつける 1 地域のありたい姿をみんなで考えよう 2 分野を超えて交流する場をつくろう 3 地区同士の助け合い、連携を深めよう 4

    複雑多様化する地域課題を 解決していくためには、そ れぞれの強みや利害を明確 に連携協働していくことが 必要不可欠です。世代や分 野を超えてつながる場づくりや市内16地区間 での連携体制の強化を目指します。 パートナーシップ……協力関係。協働。提携。 課題を 解決しよう
  30. 誰もが安心して暮らせる 孤独・孤立の無い 地域をつくる 1 困っている人が助けを求めやすい地域をつくろう 2 身近に相談できる人を増やそう 3 制度の狭間にある社会課題を解決しよう 5

    住民同士のつながりの希薄 化や支援を必要とする人が 自ら相談に行けず地域の中 で孤立するケースなどが地 域課題として挙げられる中、 誰もが安心して地域で生活していくことがで きる地域共生社会を実現するためには、「お 互いさまの支え合い」の心を育てていく必要 があります。声なき声を拾い、「誰ひとり取 り残さない」の精神のもと支えていく社会の 実現を目指します。
  31. くろべネット ウェルビーイングの推進 小地域福祉活動の強化 誰もが安心して暮らせる包括的な見守り支援体制の強化 「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の実現のために、ご近所や地域単位での普段の 見守り支援を大切にしながら黒部市全域で住民と企業や行政、専門職などが連携することで市民総参 加の地域共生社会の実現に取り組んでいきます。 それぞれの地域特性に対応した地域福祉活動の推進 国、デジタル庁が採用している市民を対象とした地域幸福度調査を行い、その結果を基にみんなで 話し合い、ウェルビーイング(しあわせ)なまちづくりを考えていくとともに、データを分析することで、

    取り組むべき課題を明確にし、効果的な事業を展開することによりウェルビーイングを推進していき ます。 1 全世代の 2 3 4 5 つながることか ら それぞれの小地域(16地区)の地域特性や実情にあった活動を発展または維持していくために一人 ひとりが様々な「出番と役割」を持つ必要があります。各地域が「自分たちの地域を自分たちで良くし ていく」住民主体の活動をつくるため、地域活動へ参加する機会を創出し、活動に関わる人が増える よう取り組んでいきます。 地域幸福度調査等のデータを活用した事業展開 1 全世代の 2 3 4 5 つながることから 課題 解決 課題 解決 課題 1 2 3 4 つながることか ら 全世代の 解決 5 3つの 重点事業