Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Shinyで親父の威厳を回復した話
Search
Koji E. Kosugi
January 20, 2024
Programming
0
620
Shinyで親父の威厳を回復した話
Tokyo.R #110のLTネタです。
Splatoonの武器スロットマシーンをShiinyで作ってみました。
Koji E. Kosugi
January 20, 2024
Tweet
Share
More Decks by Koji E. Kosugi
See All by Koji E. Kosugi
多次元展開法を用いた 多値バイクラスタリング モデルの提案
kosugitti
0
210
小杉考司(専修大学)
kosugitti
2
590
電子計算機のイロハ
kosugitti
1
1.6k
ベイズ統計学勉強会 2022年春合宿資料「はじめてのTeX」
kosugitti
2
8k
Tokyo.R #94 脱rstan初心者
kosugitti
3
1k
Tokyo.R #90 RStudioで日本語論文を書く(2)
kosugitti
1
1.2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Amazon Nova Reelの可能性
hideg
0
190
HTML/CSS超絶浅い説明
yuki0329
0
190
Stackless и stackful? Корутины и асинхронность в Go
lamodatech
0
1.3k
Simple組み合わせ村から大都会Railsにやってきた俺は / Coming to Rails from the Simple
moznion
3
2.1k
混沌とした例外処理とエラー監視に秩序をもたらす
morihirok
13
2.2k
生成AIでGitHubソースコード取得して仕様書を作成
shukob
0
630
ChatGPT とつくる PHP で OS 実装
memory1994
PRO
3
190
AIレシート読み取り機能をRuby on Rails on AWSで実現するLLMにまつわるアレコレ / AI-based receipt reading function powered by LLM on Ruby on Rails on AWS
moznion
3
130
月刊 競技プログラミングをお仕事に役立てるには
terryu16
1
1.2k
情報漏洩させないための設計
kubotak
5
1.3k
各クラウドサービスにおける.NETの対応と見解
ymd65536
0
250
React 19でお手軽にCSS-in-JSを自作する
yukukotani
5
560
Featured
See All Featured
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
40k
Side Projects
sachag
452
42k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
Making Projects Easy
brettharned
116
6k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
74
5.4k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.7k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5.1k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
137
6.7k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.2k
Done Done
chrislema
182
16k
Transcript
Shinyで父親の威厳を 回復した話 @kosugitti 1
2 &OKPZ4QMBUPPO
Splatoon3とは • 特殊な武器を使ってインクを撃つ(水鉄砲のような)バトル ゲーム。インクを塗る面積で争うナワバリバトルのほか,特別 なルールで争うガチマッチ,一人で楽しむストーリーモード などがあります。 • キャラクタ性能に違いはなく,ブキ・ギア(衣装)の組み合わ せで自分にあった装備をつくってゲームに挑みます •
ブキは110種類もある!(いくつかのカテゴリにわけられま すが)ので,組み合わせも多彩! 3
お父さんは 下手の横好きです 4 IUUQTTUBUJOLͱ͍͏αΠτͰूܭΛͱΔ͜ͱ͕Ͱ͖·͢ɻ ฏۉ,JMM%FBUI
子供は巧くて飽きっぽい • 基本ルールに飽き足らず,「武器をランダムに変えて遊ぶ」と いうローカールルールを追加しはじめる • 最初にキルした/された相手の武器を次の試合では使う ようにしよう! • 右隣の人の武器を次の試合では使うようにしよう! •
完全にランダムにするよう→スマホのルーレットアプリを 使って出た目を次の試合で使うようにしよう! 5 ͪΖΜ͓͞Μࣗͷ֫͢Βຬʹѻ͑ͳ͍ͷͰɼΑΓνʔϜͷ͓ՙʹɻ
運用上の問題 • 試合の途中で次の武器が決まっても,試合中に「あれ,俺の 次の武器なんだっけ?」と忘れてしまう • ルーレットアプリでは1回で1人分の回転しかできない • 次の試合までにメンバー分の「武器の選定」「武器の変 更」「武器に合った装備の変更」が間に合わない •
スマホの画面が小さく,回覧しにくい。 6 プログラム的には難しくなさそうな要件?
Rで実装 • ルーレットはプログラミングの初歩的演習 課題。 • Rでリスト(データセット)からsample関数 で好きな数だけ取り出せば良い。重複も含 める場合はreplace = TRUEで。
• 結果をブラウザで表示するようにすれば大 画面化&画面共有も可能,スマホでもみら れる→Shiny AppでおK 7
やってみたShiny App • ShinyAppはui.Rとserver.Rの2つのファイルだけ • uiとserverを行き来する変数だけイメージできれば簡単に つくれます • chatGPT先生に「ボタンを押したらルーレットが回るアプリ を作りたい」という雑な相談から始めて,半日でプログラミ
ング終了(ほとんどコピペ。ありがとうGPT先生) • もちろんRstudioで作って,shinyapps.ioで公開〜 8 IUUQTLPTVHJUUJTIJOZBQQTJP4QMB@8FBQPO-PU
9 IUUQTLPTVHJUUJTIJOZBQQTJP4QMB@8FBQPO-PU
10 Կ͔όʔδϣϯΞοϓͯ͠ɼ $47ϑΝΠϧͰॻ͔Εͨಠ੍ࣗϧʔϧΛՃͰ͖ΔΑ͏ʹɻ
「おとうさん,すげえ」 • ゲーム外でゲームに貢献,子供達からの支持が(一時的に) 跳ね上がりました • 週末の自由研究ぐらいのつもりでやってみましたが,実際半 日程度で実装できました。すごく簡単だぞShinyApp!す ごく助けてくれるぞchatGPT! • これぐらいのお遊びならshinyapp.ioで公開できるから,
デプロイ先をどうするかとかあんまり考えず,とりあえず やってみるというのもいいかも〜 11
Enjoy and !
宣伝 • 本業は心理統計屋です。最近はテスト理論に関するパッケー ジを開発してました。これもShinyAppにしたら便利かな? 13
14 宣伝2 ͓͍Ͱ·ͤ·͙ͪ