Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
STORESにおけるアクセシビリティ向上の取り組み
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
Kosuke Yamashita
December 15, 2022
Technology
120
0
Share
STORESにおけるアクセシビリティ向上の取り組み
2022年12月15日の「事例に学ぶ、ウェブアクセシビリティ〜フロントエンド最前線〜」の「ウェブアクセシビリティにおける各社の取り組み事例」パートでのスライド
Kosuke Yamashita
December 15, 2022
More Decks by Kosuke Yamashita
See All by Kosuke Yamashita
頑張りすぎないVue.js単体テストのススメ / Vue.js unit testing that does not work too hard
kskymst
1
660
事業成長を加速させるフロントエンド改善のお話
kskymst
7
5.9k
Other Decks in Technology
See All in Technology
新規事業を牽引する技術選定 〜フルスタックTypeScript開発の実践事例〜
nullnull
2
260
Oracle AI Database@AWS:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
4
2.8k
Platform engineering for developers, architects & the rest of us (AI agents)
danielbryantuk
0
180
OpenID Connectによるサービス間連携
takesection
0
160
Ruby::Boxでできること、Refinementsでできること
joker1007
3
380
Spring AI × MCP 入門〜AIエージェントへのツール公開、境界設計から始める最小構成 〜
yuyamiyamoto
0
210
Djangoユーザが知っ得なPostgreSQL機能 - 設計の選択肢を増やす / Djang-use-PostgreSQL
soudai
PRO
0
120
AI Engineering Summit Tokyo 2026 AIの前に、やることがある 〜医療データ企業の4フェーズ〜
dtaniwaki
0
1.4k
最低限これだけ押さえれ大丈夫_Claude Enterprise/Team企業展開ガバナンス入門
tkikuchi
1
720
Spring Boot における AOT Cache 活用テクニックと 起動時間改善事例
ntt_dsol_java
0
200
Javaコミュニティをもっと楽しむための9箇条
takasyou
0
1.2k
速さだけじゃない! VoidZero ツールが移行先に選ばれる理由
mizdra
PRO
6
730
Featured
See All Featured
B2B Lead Gen: Tactics, Traps & Triumph
marketingsoph
0
130
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6.2k
Odyssey Design
rkendrick25
PRO
2
670
Breaking role norms: Why Content Design is so much more than writing copy - Taylor Woolridge
uxyall
0
310
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
75
12k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.8k
Paper Plane
katiecoart
PRO
1
51k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.7k
Writing Fast Ruby
sferik
630
63k
Leadership Guide Workshop - DevTernity 2021
reverentgeek
1
300
Bioeconomy Workshop: Dr. Julius Ecuru, Opportunities for a Bioeconomy in West Africa
akademiya2063
PRO
1
130
Transcript
STORES 株式会社 STORES における アクセシビリティ向上の取り組み 2022.12.15 事例に学ぶ、ウェブアクセシビリティ〜フロントエンド最前線〜
STORES について
STORES の事業 お店のデジタルを まるっとサポート。 個人や中小事業の方々に向けて、 お店のデジタル化をまるっと 実現できる価値を提供しています。
サービス 自分でつくれる、 本格的なネットショップ むずかしい知識や技術いらずで 自分だけのネットショップをかんたんに。
きっかけ
• 「スクリーンリーダーでの操作で購入ができない」という問い合わせから • 実際にスクリーンリーダー & キーボード操作のみで購入を試みる ◦ 購入完了まで進められない ◦ 時間を掛ければ操作を進められるがスムーズにはいかない
• 社内のメンバーもアクセシビリティをもっと意識していくべきだが全然でき てないというメンバーが多かった ◦ ワーキンググループを作りアクセシビリティ向上の取り組みを本格的に スタート きっかけ
浸透までの取り組み
目標と計画 学習 実践 運用 • 「アクセシビリティについてUIと同じように(UIの一部として)会話できる ようになっていること」を目標 • 知見が深いメンバーもいなかったため、学習、実践、運用のステップで各メ ンバーの足並みを揃えつつ進行
学習 • アクセシビリティの全体像を掴むために勉強会を開催 ◦ 1回30~60分で各回テーマと担当を決め、全6回開催 ▪ 第1回 アクセシビリティとは、ハンディキャップ、支援技術、4つの原則 ▪ 第2回
WCAGを読み解き、アクセシビリティを阻む問題と解決方法を俯瞰してみよう ▪ 第3回 ボタン、メニューの実装 ▪ 第4回 アクセシビリティチェックツールでデバッグや検査を進めよう ▪ 第5回 モーダルの実装 ▪ 第6回 アクセシビリティガイドラインとチェックリスト • 外部からアクセシビリティ有識者をお招きして対応方針のアドバイスを頂く
• ショップの購入フローをガイドラインに基づいてアクセシビリティチェック &改善実装 ◦ 商品を探す → カートに入れる → 購入者情報入力&支払い方法入力 →
購入完了 • freee社のアクセシビリティガイドラインとチェックリストを使用させて頂 いた ◦ 導入の詳細については弊社プロダクトブログの freee 社のアクセシビリティガイドラインとチェッ クリストを丸ごと導入した に記載 実践 freee アクセシビリティー・チェック・リスト: https://a11y-guidelines.freee.co.jp/checks/index.html
• アクセシビリティのチェックを行いNGだったものをIssue化 ◦ Issue化されたものの解決策をフロントエンド & デザイナーで議論 ◦ チェックを一通り終えたらそのIssueを対応していく • フロントエンドチームでは以前から月に1日メンバー全員で負債を解消する
「大改善Day」と取り組みを行っていたため、そこで対応 • 半年ほど行い100近くのIssueを消化(未解決なものも一部あり) 実践 購入フローが改善され、メンバーもアクセシビリティのチェックと修正を経験
• 普段の開発フローに取り込んでいく ◦ 新規開発のページから開始 • ルール化、仕組み化 ◦ ガイドラインは引き続き freee社のガイドライン、チェックリストを使用 ◦
PRにチェックリストを導入 ▪ ガイドラインから一部まとめたもの ◦ Lintの導入 ▪ eslint-plugin-vuejs-accessibility • 土台作り ◦ デザインシステム、コンポーネントライブラリのアクセシビリティチェックとIssueの起票 運用
これから
やりたいこと & 課題はたくさん • 既存ページ、コンポーネントの改善 • E2Eを用いたチェックの一部自動化 • アクセシビリティを向上するユーザー向け機能 ◦
ex: 挿入する画像にALTを設定できるようにする • プラットフォームとしての体験の統一 • ..etc これから