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デジタルアーカイブにとって 「インターフェース」とはどのような問いか?

Kanta Tanishima
October 18, 2024
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デジタルアーカイブにとって 「インターフェース」とはどのような問いか?

デジタルアーカイブにおけるインターフェース概念を、ユーザーと資料とを結びつける関係の形態として位置付けることで、より広範なインターフェースについて検討することを目指す。具体的にはインターフェースを、システムと人間とが組み合わされることで生み出されるハイブリッドなインターフェースとして捉えることを提起する。合わせて、人間がインターフェースに合わせるという関係を「硬い」、インターフェースが人間に合わせるという関係を「柔らかい」と呼ぶことで、ユーザーと資料との関係をより包括的に捉えることができる枠組みを提起する。

Kanta Tanishima

October 18, 2024
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Transcript

  1. 「ここでは、インターフェースは関係の一形態として扱われる。つまり、インターフェー スの記述に最も重要なのは、実体の性質や、デバイスやテクノロジーの系譜ではなく、 実体間の関係の性質である。」 “the interface is treated here as a

    form of relation. This is to say that what is most essential to a description of the interface lies not in the qualities of an entity or in lineages of devices or technologies, but rather in the qualities of relation between entities.” Hookway, B. (2014). Interface. MIT Press. 「関係の一つの形態 a form of relation」 としてのインターフェース デジタルアーカイブとその利用者との 「関係の形態」としてのインターフェースという領域
  2. 人 インターフェース 資料/情報 画面 (物理的接点) メタデータ (オントロジー) 検索システム 人間がインターフェースに合わせる (画面を通して、キーボードを使い、メタデータの

    オントロジーを理解して適切な検索ワードを駆使する) DAにおける一般的なインターフェースモデル(さらに分解) 構造化
  3. 資料/情報 図書館におけるインターフェースモデル② 子ども 超 え ら れ な い 壁

    大きく二つのステップ? 1)コミュニケーションを通して子ども自身の興味(問い)を引き出す 2)子どもの興味(問い)を、検索のキーワードへを落とし込む