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マスタデータ問題、マイクロサービスでどう解くか

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December 04, 2025

 マスタデータ問題、マイクロサービスでどう解くか

2025-11-30 freee技術の日2025
https://freee-tech-day.freee.co.jp/2025/

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Kato Keisuke

December 04, 2025
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Transcript

  1. 基盤チームとプロダクトチームのコミュニケーション 例: これまでのマスタへの項⽬追加基準 • 将来の共通利⽤の予測: 他プロダクトで共通利⽤されるか? 項⽬の将来的な共通利⽤の有無は、現時点では予測困難 • ⼊⼒画⾯の選定: マスタ側/プロダクト側、どちらで⼊⼒すべきか?

    UIや共通化要否は、ユースケース確⽴まで判断困難 • データの更新頻度: 更新頻度は⾼いか、低いか? 「更新頻度はどうなるか?」は初期段階ではイメージがつかず、保守的な判断になりがち • 共通機能への許容度: インポートやワークフローなど共通機能を利⽤するか? エッジケースなどへの対応がしづらい
  2. 基盤チームとプロダクトチームのコミュニケーション 例: これまでのマスタへの項⽬追加基準 • 将来の共通利⽤の予測: 他プロダクトで共通利⽤されるか? 項⽬の将来的な共通利⽤の有無は、現時点では予測困難 • ⼊⼒画⾯の選定: マスタ側/プロダクト側、どちらで⼊⼒すべきか?

    UIや共通化要否は、ユースケース確⽴まで判断困難 • データの更新頻度: 更新頻度は⾼いか、低いか? 「更新頻度はどうなるか?」は初期段階ではイメージがつかず、保守的な判断になりがち • 共通機能への許容度: インポートやワークフローなど共通機能を利⽤するか? エッジケースなどへの対応がしづらい 予測困難性や選択の複雑性を 内包していた
  3. 「⾨番」ではなく、安全な器(うつわ)の「設計者」へ • 定義する: プロセスとルールを整備する • 任せる: ユースケースは各チームに委譲する • ⽀える: 利⽤しやすい共通機能を⽤意する

    • 予測する: 不確実な未来の利⽤シーンを問う • ⽌める: 合意が取れるまで開発をブロックする • 守る: マスタの純度を守るために制限する