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クラダシImpact_Report_2026.pdf

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September 29, 2026
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株式会社クラダシ

September 29, 2026

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  1. ⽬次 A — WHY B — FOCUS C — ACTION

    D — GROWTH E — TRUST なぜやるか 挑む社会課題 事業による解決 広がる構造 裏付けと信頼 ‧Impact Reportとは ‧価値創造ストーリー ‧マテリアリティ ‧B Corp ‧Kuradashi Food ‧価値連鎖モデル ‧事業外活動‧共創 ‧Kuradashi Energy ‧グループ経営体制 ‧組織‧⼈的資本 ‧トップメッセージ ‧トップ対談 ‧Kuradashi Estate ‧ガバナンス ‧CI刷新 ‧外部評価‧沿⾰ ‧Mission & Vision p.03〜 p.23〜 p.34〜 p.39〜 p.42〜 All Rights Reserved. 2
  2. A — WHY∕なぜやるか Impact Reportとは 社会課題解決を、ビジネスのメインストリームにする。 名称変更の理由 これまで発⾏してきた「サステナビリティレポート」を、2026年より「Impact Report」として刷新します。社会‧環境‧経済 の3つの価値を同時に⽣み出す「善いビジネス」の実践を、CSR的な取り組みの報告としてではなく、事業成⻑そのものと不可

    分なインパクトの記録として発信するためです。 CI刷新の背景 世の中に⼭積するさまざまな社会課題をビジネスの⼒で多⾓的に解決し、持続可能な社会を牽引する企業としての姿勢をより明 確にするため、コーポレートアイデンティティ(ロゴ‧カラー)を刷新しました。本レポートも新しいCIを反映し、グループ全 体の歩みを⼀貫したビジュアルで伝えます。 All Rights Reserved.
  3. A — WHY∕なぜやるか トップメッセージ 「善いビジネス」を、⽇本のメインストリームに。 2023年6⽉のグロース市場上場、そして2024年7⽉の代表交代から2年。 クラダシは、フードロス削減という⼀つの事業を、社会課題解決のため の「型」へと磨き上げる時間を過ごしてきました。 2026年7⽉、私たちはこの型を⾯として広げるべく、グループ経営体制 へ移⾏しました。祖業であるKuradashi

    Foodに加え、再⽣可能エネル ギー領域のKuradashi Energy、空き家再⽣領域のKuradashi Estateとい う3つのカンパニーが並び⽴つ体制です。フードロス問題を起点に、電 ⼒ロス、空き家ロスなどの課題にステークホルダーと共創しながら向き 合い、多⾓的に事業を展開しながら、社会にインパクトを⽣み出し続け る⽇本⼀のインパクト企業グループを⽬指します。 このレポートの名前を「Impact Report」に改めたのも、同じ理由から です。私たちが⽬指すのは、社会課題の解決を特別な活動としてではな く、事業成⻑のメインストリームに位置づけること。ビジョン「⽇本⼀ のインパクト企業グループへ。」の実現に向けて、これからも⼀つひと つの事業でインパクトを積み重ねてまいります。 2026年9月29日 代表取締役社⻑CEO All Rights Reserved. 5
  4. A — WHY∕なぜやるか トップ対談 みんなにとって機能する経済へ 〜クラダシ×B Market Builder Japanが語るB Corpの現在地〜

    クラダシは再認証を完了し、B Corp認証企業として⼆度⽬の節⽬を 迎えました。認証は取得した時点で完成するものではなく、そこか ら先の経営をどう変えていくかが問われます。 今回は、⽇本のB Corpムーブメントを推進する⼀般社団法⼈B Market Builder Japanの共同代表であり、⾃らも認証企業である 株式会社バリューブックスの代表取締役を務める⿃居希様をお迎え し、B Corpが⽬指す経済の姿と、社会性と収益性を両⽴させる意思 決定について語り合いました。 B Market Builder Japan ⽇本のB Corpと共にムーブメントを主導し、「インクルー シブかつ公平で公正な経済」を⽬指すB Labの⽇本⽀部で す。世界経済を変⾰していくグローバルコミュニティの⼀ 員である⽇本のB Corpとそのコミュニティが、世界とのつ ながりを強化するため、2024年3⽉より新チーム体制のも と活動しています。 株式会社クラダシ 代表取締役社⻑CEO 河村 晃平 バリューブックス B Market Builder Japan 共同代表 株式会社バリューブックス 代表取締役 ⿃居 希様 ⻑野県上⽥市を拠点に、オンラインでの本の買取‧販売 を軸としたリユース事業を展開。そのほか、寄贈や実店舗 など本の出⼝を複線化し、古紙に回る本を商品として循 環させる「本だったノート」の展開や、寄付事業、出版 社への利益還元にも取り組む。認証B Corp。 All Rights Reserved. 6
  5. A — WHY∕なぜやるか トップ対談 ――「みんなにとって機能する経済」を⽬指して 河村:改めて、B Corpという認証そのものが今どのように変化している のか、⿃居さんに伺いたいと思っていました。 ⿃居:まさにそこは今、⼤きく動いているところですね。これまでは基 準ごとの点数を積み上げて、⼀定点数以上を取れば認証、という仕組み

    でした。でも今後は「イヤー0‧3‧5年」という時間軸で、継続的な改 善を求める⽅式に変わります。つまり、⼀度取って終わりではなく、企 業が変わり続けることを前提にした制度になったということです。 ⿃居:バリューブックスは私が⼊社する前から、そうとは気づかずにす でに認証B Corp企業のやり⽅を参考にしていたのです。だから理念を 知ったとき、すっと腑に落ちる感覚がありました。 河村:B Corpが掲げる「包括的で公平かつ再⽣的な経済」という⾔葉 は、具体的にはどういう状態を指すのでしょうか。 ⿃居:⼀⾔でいうと、経済活動がすべての⼈にとって機能している状 態、ということだと思います。⾃分の会社だけが利益を得るのではな く、取引先や従業員、地域社会といった周囲のステークホルダー全体に 利益が⾏き渡る。そういう経済の姿を⽬指しているのです。 河村:点数を取りに⾏く認証から、変わり続けるための認証へ。 ⿃居:はい。B Lab⾃体も変わっていて、審査や認証の判断を独⽴した第 三者機関に委ねる体制に移⾏しています。認証の独⽴性や信頼性を⾼め るためです。組織も、アムステルダムに本部を置き、各地域の主体性を 保ちながら、より統合されたグローバルな体制へと再編されています。 特定の国や地域に偏らない、よりグローバルなムーブメントにしていく ための変化です。私たち⾃⾝も、組織やガバナンスを変えながら、掲げ る理念を体現しようとしています。 河村:⿃居さんがB Corpという考え⽅に初めて出会ったのは、どんなタ イミングだったのですか。 ⿃居:⾃分たちの事業構想に合う指標や枠組みを探していたときに出会 いました。 All Rights Reserved. 7
  6. A — WHY∕なぜやるか トップ対談 河村:「みんなにとって機能する経済」というわけですね。クラダシ も、フードロス削減に取り組む中で、社会性‧環境性‧経済性のすべて を同時に追求する経営がすでにB Corpの理念と重なっていたことに気づ きました。 ⿃居:⾯⽩いのは、同じ理念でも、その実現の仕⽅に地域の⽂脈が現れ

    ていることです。経済システムそのものを変えていくという考え⽅はB Corpムーブメント全体に共通していますが、ラテンアメリカでは、他の 地域で「B Lab」と呼ばれる組織を「Sistema B」と呼び、その思想を名 前にも表しています。グローバルで同じビジョンを共有しながら、それ ぞれの地域の⽂脈に合った形で実践しているのです。 ―― Impactは、利益の使い道ではなく⽣み⽅ 河村:クラダシが向き合っているのは、フードロスという市場そのも の。賞味期限や規格、季節性など、既存の流通の基準に合わなくなった だけで、価値がなくなったわけではない商品はたくさんある。そこに新 しい買い⼿、新しい売り⽅、新しい意味を与えることで、「1.5次流通」 という新しい市場をつくってきました。フードロス削減はあくまで結果 で、重要なのは市場創造だと考えています。 ⿃居:すごくよく分かります。バリューブックスに毎⽇届く本も、すべ てがそのまま店頭に並ぶわけではありません。既存の古本流通の物差し では値がつきにくい本にも、寄贈や古紙再⽣という別の出⼝を⽤意する ことで、本という資源を循環させ続けています。 ⿃居:私たちが向き合っているのは「捨てるか、⽣かすか」の⼆択では なく、「どんな新しい出⼝を設計できるか」という問いなのですよね。 河村:よく社内で⾔っているのは、「社会課題の解決が利益を⽣み、そ の利益を再び社会課題の解決に投資する」という循環です。ビジネスの 利益を⼤きくすることは、より広い社会的インパクトを⽣むための前提 条件であって、短期的な利益追求と切り離して語るものじゃない。社会 課題解決→Growth→Profit→More Impactという循環を回し続けるこ とが、経営そのものだと考えています。クラダシでは社内カンパニー制 を敷いていて、利益の責任は各事業会社のトップに分散させています。 僕⾃⾝は、組織や⼈に関わる変⾰により多くの責任を持つ、という役割 分担にしています。 ⿃居:Impactを、利益を上げた後の“使い道”ではなく、利益そのものの “⽣み⽅”として捉えている、ということですね。バリューブックスも近 い課題意識を持っています。私が代表に就任してからの⽬標のひとつ が、ジェンダーギャップの解消です。数値⽬標だけでなく、組織の中で 多様な声が上がりやすい環境をつくることに⼒を⼊れています。役員会 も以前は構成メンバーの視点が似通っていたのですが、倉庫のリーダー やデザイナーなど異なる⽴場のメンバーが⼊ったことで、それまでとは 違う視点が持ち込まれ、合意形成にも適度な緊張感が⽣まれるようにな りました。就任後、⼥性だけでなく男性も含めて、これまで声を上げに くかった⼈たちが動き出してきた実感があって、この変化を起こし続け ることが今の課題ですね。 All Rights Reserved. 8
  7. A — WHY∕なぜやるか トップ対談 ⿃居:バリューブックスでは、その象徴として埼⽟に新しく倉庫を⽴ち上げて います。ロボットによるピッキングなど⾃動化を⼤きく進めているのですが、 ⽬的は省⼈化そのものではありません。⾃動化によって既存スタッフの雇⽤を 失わせるのではなく、効率化によって⽣まれた時間を、これまでやりたくても できなかった、より価値を⽣み出す仕事に使っていく。いわゆる「公正な移⾏ (Just

    Transition)」を、規模の⼤きな投資と同時に進めています。 河村:⽣産性を上げることと、⼈を⼤事にすることを両⽴させる。まさにそこ が経営の腕の⾒せどころですよね。 ――B Corpは、取得して終わる認証ではなく経営OSである 河村:B Corpは、社会運動としての顔と、経営の実務としての顔の両⽅が求め られますよね。政治的な逆⾵がある局⾯でも、⽅針を貫くべきなのか、悩まし い場⾯もあるのではないでしょうか。 河村:利益の議論だけに偏らず、⼈や社会への責任にフォーカスした意 思決定をする。それでいて結果的に業績は伸びている、というのはクラ ダシも同じです。また、「スピード」も重要だと思っています。10年か けてやることと、1年でやることでは、⽣み出される価値の強度が全然違 う。B Corpも、継続的な改善が前提にある以上、ゆっくり取り組めばい いというものではなくて、スマートに実⾏することが求められると思っ ています。 ⿃居:今年4⽉にアメリカのB Corpの集まりに参加した際にも、まさにそうし た議論がありました。法律で求められている以上のことについて、政治的な圧 ⼒があったとしても、⾃分たちが⼤切にしてきた理念を貫く。それが⻑期的に は経済的なリスクを抑えることにもつながる、という話が印象に残っていま す。 河村:短期的な逆⾵より、⻑期の⼀貫性を取る、と。 ⿃居:はい。⾯⽩い話があって、B Corpの共同創業者の⼀⼈、アンドリュー‧ カッソイは、かつて⽇本でビジネスをしていた経験があり、それが後の B Corpの理念形成にも影響したと、彼への取材に同席した際に聞いたことがあ All Rights Reserved. 9 ります。
  8. A — WHY∕なぜやるか トップ対談 ⿃居:⽇本的な経営の考え⽅が、巡り巡って世界的なムーブメントの 根っこに流れている。⽇本で認証企業をやっている⾝としては、嬉しい 話ですね。 河村:⾯⽩いですね。ムーブメントの中には、成⻑そのものへの考え⽅ の違いもあるのでしょうか。 ⿃居:ありますね。⼤量消費を⾒直して質の⾼い成⻑を⽬指す考え⽅も

    あれば、脱成⻑を⽀持する考え⽅もある。B Corpはどちらか⼀⽅を正解 とするのではなく、多様な意⾒を受け⽌める「⼤きなテント」のような ものだと思います。 河村:今⽇話した「みんなにとって機能する経済」の話も、1.5次流通の 話も、Impactの循環の話も、すべてはその「経営OS」を実装していくプ ロセスの⼀部なんだと、改めて感じました。 既存の流通で価値がないとされたものに、新しい市場と出⼝をつくり続 け、その循環を、利益の⽣み⽅そのものとして経営に組み込む。インパク トレポートを通じてユーザーや投資家など、あらゆるステークホルダーと の対話をこれからも続けていきたいです。今⽇はありがとうございまし た。 ⿃居:こちらこそ、ありがとうございました。 河村:多様性という意味では、経営の意思決定の場でも同じことが⾔え そうですね。 ⿃居:そうですね。最⾼意思決定を⾏う場にジェンダーや多様な背景を 持つ⼈が関わることは、画⼀的な基準ではなく、包括的な視点から物事 を設計するためにとても重要だと思っています。B Corpは「認証を取っ て完了」という静的なゴールではなく、意思決定、KPI、ガバナンス、組 織、そして資本市場との対話を絶えず更新し続けるための共通⾔語です ね。 河村:まさに、クラダシが再認証というタイミングで考えていたことと も重なります。認証はスタートラインであって、そこから先の経営をど う変えていくかが問われる。 All Rights Reserved. 10
  9. A — WHY∕なぜやるか コーポレートアイデンティティ刷新 クラダシは創業以来、ミッションに「ソーシャルグッドカンパ ニーでありつづける」を掲げ、社会性‧環境性‧経済性を同時 に満たす「ソーシャルグッド」なビジネスを追求し、フードロ ス削減を軸に、ビジネスを通じて社会課題の解決に取り組んで まいりました。 社会のスピードや価値観が⼤きく変化するなかで、私たちが向

    き合うべき課題は、もはや⾷の領域に留まりません。2024年に 策定した3カ年の中期経営計画では、「フードロス削減のイン フラに」をテーマに、「既存事業の深化」と「新規事業の探 索」を掲げ、フードサプライチェーンの上流から課題を解決す る「物流事業」への展開、政府が推進する再⽣可能エネルギー 普及に呼応した「系統⽤蓄電池事業」への参⼊などを進めてま いりました。 現在、⾷やエネルギーをはじめとするさまざまな分野で、社会 全体に共通する「資源の不均衡」という本質的な課題が顕在化 しています。 All Rights Reserved. 11
  10. A — WHY∕なぜやるか Social goodから Social growthへ このたび、世の中に⼭積するさまざまな社会課題をビジネスの ⼒で多⾓的に解決し、持続可能な社会を牽引する企業としての 姿勢をより明確にするため、コーポレートアイデンティティを

    刷新いたしました。 これまでの「点(Social good)」としての善いビジネスを、社 会全体へインパクトを与える「⾯(Social growth)」へと昇華 させ、新たなアイデンティティとともに、クラダシは「⽇本⼀ のインパクト企業グループ」を⽬指し、より良い社会の実現に 向けた歩みを加速させてまいります。 All Rights Reserved. 12
  11. A — WHY∕なぜやるか MISSION / VISION 新たなミッション‧ビジョンには、変化を恐れず、未来に豊かな実りをもたらすという強い決意を込めています。 MISSION 存在意義 善いビジネスで未来に実りを。

    Good Business. Grows Tomorrow. 私たちの使命は、善いビジネスをつくり、育てつづけること。 仲間を増やし、経済圏を広げながら、より明るい未来をともに切り開いていく。 新たなビジネスの可能性の“種”を蒔き、社会‧環境‧経済へ確かなインパクトを もたらすことで、実り豊かな未来を実現してまいります。 VISION ⽬指す姿 ⽇本⼀のインパクト企業グループへ。 The Group for Impact. 私たちは、“善いビジネス”が⽣み出す価値で、⽇本⼀を⽬指します。 課題が⽣まれたときに、「クラダシならできる」と思ってもらえる実⾏⼒。 志をともにしたくなる揺るぎない信頼。 地域や⾏政、⽣活者にとって“なくてはならない”インフラのような安定感。 善いビジネスをつくりつづけ、社会‧環境‧経済の三つの領域で真に必要とされる、 インパクト企業グループへと成⻑していきます。 All Rights Reserved. 14
  12. A — WHY∕なぜやるか Growth seedsフレームワーク 読み解く2つの軸 社会にも事業にも、確かな実りを。 フードロス削減量 基⾦の⽀援実績 会員‧パートナー拡⼤

    GMV‧売上⾼の成⻑ IMPACT (社会的成果) RETURN (事業成⻑‧収益) 営業利益の推移 新規事業の収益化 All Rights Reserved. 16
  13. B — FOCUS∕挑む社会課題 価値創造ストーリー 2つの事業が⽣む価値を、インプットからアウトカムまで1本の線で⽰します インプット 事業活動 ⼈的資本 課題に挑戦しつづける⼈財 財務資本

    資本‧融資‧TK出資 技術インフラ プラットフォーム∕データ∕AI パートナーシップ 会員‧パートナー‧⾃治体 Kuradashi Food 「Kuradashi」EC‧卸‧店舗 物流代⾏∕冷凍宅配⾷ 商品開発 Kuradashi Energy 系統⽤蓄電所の保有‧運⽤ 電⼒⼩売(中京電⼒) アグリゲーション∕ファンド アウトプット フードロス削減 35,287トン* CO2削減量 93,545 t-CO₂* 会員数∕⽀援総額 66.2万⼈* ∕ 1.9億円* 稼働蓄電容量 2MW∕8MWh(稼働中) 開発‧出資案件 計11案件(JV‧TK出資) 電⼒ロス削減量 FY26より開⽰予定 アウトカム Mission 善いビジネスで未来に実りを。 Vision ⽇本⼀の インパクト企業グループへ。 経済価値の最⼤化 × 社会‧環境価値の創造 資源ロスの削減 気候変動の緩和 ⾷と暮らしへのアクセス 地域経済 Value Dive in 前例をつくろう ∕ Speed Speed Speed 早く 速く 疾く ∕ Leverage 核⼼に迫ろう Ownership 未来を⾃分ごとに ∕ Fun for All 明るく 楽しく 元気よく × 5つのマテリアリティ *2026年6⽉30⽇時点(累計) All Rights Reserved. 24
  14. B — FOCUS∕挑む社会課題 マテリアリティ改定(2023年3⽉決議からの変更点) テーマ数は5つのまま。分類の単位を「対象物」から「機能」へ変え、上位概念を新設。 (上位概念なし) 新設 上位概念 もったいないを価値へ Before|2023年3⽉決議

    After|2026年9⽉17⽇決議(改定) 対象物(フードロス)で分類 機能(もったいないの価値転換)で分類 01 フードロスの削減 01 資源ロスの削減(⾷品ロス∕電⼒ロス) 名称変更 02 気候変動への対応 02 気候変動への対応 変更なし 03 地域社会の活性化 03 ⾷と暮らし、地域を⽀える 名称変更 04 ⼈材と組織 04 ⼈材と組織 変更なし 05 ガバナンスと透明性 05 ガバナンスと透明性 変更なし 改定の理由 変えないもの 測定‧開⽰の範囲 FY26計画では、フードロス削減を直接の⽬的と する事業は連結売上の約3割。残る約7割が現⾏ テーマに紐づかない。 テーマ数は5つのまま。フードロスは01の筆頭サ ブテーマとして維持(降ろすのではなく、置く 場所を変える)。 Food∕Energy の2事業。Estate は対象外(FY26 計画0‧セグメント開⽰なし)。電⼒ロス削減量 はFY26より開⽰。 ※ Before のテーマ名は直近開⽰(成⻑可能性資料‧サステナビリティレポート)での表記。 2023年3⽉決議時の原表記は「①ソーシャルグッドな世界の実現∕②フードロス削減‧環境への貢献∕③おいしい⾷へのアクセスの向上∕ ④企業と⼈が共に成⻑できる場所∕⑤コーポレートガバナンスの強化」。 All Rights Reserved. 25
  15. B — FOCUS∕挑む社会課題 サステナビリティ重点取り組み(マテリアリティ) 上位概念のもと、事業で取り組む3テーマと、それを⽀える2テーマを特定しています もったいないを価値へ ── 社会に滞留する未活⽤資源を、事業として再流通させる 事業‧企業活動で 取り組むテーマ

    ①資源ロスの削減 ⾷品ロス‧電⼒ロス ②気候変動への 対応 価値創造の 原動⼒‧競争⼒ 価値創造を ⽀える基盤 ③⾷と暮らし、 地域を⽀える ④⼈材と組織 ⑤ガバナンスと透明性 All Rights Reserved. 26
  16. B — FOCUS∕挑む社会課題 マテリアリティの特定プロセス 01 02 03 04 課題項⽬の洗い出し 重要課題の把握‧

    整理 課題と取り組みの 特定 取締役会での決議‧ ⾒直し SASB‧GRI‧ISO26000‧ SDGs等の国際的な指標を 参照し、Food∕Energy 双⽅に関連性の⾼い課題 を抽出 株主‧投資家など外部ス テークホルダーとの議論 と、グループ全社の従業 員へのヒアリングを通じ て優先順位付け ミッション‧ビジョンお よび経営戦略との相関性 を評価し、優先的に取り 組むテーマを特定 取締役会の決議を経て重 要課題を特定。事業構成 の変化に応じて定期的に ⾒直します All Rights Reserved. 27
  17. B — FOCUS∕挑む社会課題 抽出された課題と整理 重点領域の課題を5つのテーマに集約しています(新規=今回新たに特定した課題) 重点領域(5つのテーマに集約) ⾷品ロスの削減 電⼒ロスの削減(新規) 気候変動への対応 情報セキュリティ

    ガバナンス‧コンプライアンス ⾷の安全 AI活⽤と⽣産性(新規) 循環経済 再⽣可能エネルギーの普及(新規) ⼈材育成‧DE&I 地域経済の活性化 サプライチェーンの⼈権尊重 労働安全衛⽣ ⽣物多様性‧⽔アクセス ↑ ス テ I ク ホ ル ダ I へ の 影 響 度 動物福祉 ⾃社への影響度 → All Rights Reserved. 28
  18. B — FOCUS∕挑む社会課題 事業‧企業活動で取り組むテーマの取り組み‧指標 ① 資源ロスの削減 ② 気候変動への対応 ③ ⾷と暮らし、地域を⽀える

    取り組みの内容 取り組みの内容 取り組みの内容 ‧⾷品ロスの削減 (EC‧卸‧店舗‧物流‧商品開発) ‧電⼒ロスの削減 (系統⽤蓄電所‧電⼒⼩売) ‧回避排出の最⼤化 (⾷品ロス‧電⼒ロス) ‧⾃社の環境負荷の低減 (Scope 1‧2の算定) ‧健康‧制限⾷へのアクセス (冷凍宅配⾷‧Post Chef) ‧地域経済への還元とフードバンク∕ こども⾷堂への⽀援 KPI∕指標 KPI∕指標 KPI∕指標 ‧フードロス削減量∕電⼒ロス削減量 ‧パートナー企業数∕取扱数量∕ 経済効果 ‧CO2削減貢献量 ‧CO2排出量∕エネルギー使⽤量 ‧提供⾷数∕会員数∕出品企業数 ‧⾃治体との連携協定件数∕ クラダシ基⾦の活動 関連SDGs 関連SDGs 関連SDGs All Rights Reserved. 29
  19. B — FOCUS∕挑む社会課題 価値創造を⽀える基盤の取り組み‧指標 ④ ⼈材と組織 ⑤ ガバナンスと透明性 取り組みの内容 取り組みの内容

    ‧多様な⼈材が活躍しつづけられる環境づくり └DE&I‧Well-being ‧AXの推進 └AIを前提とした業務設計、⼈にしかできない仕事への移⾏ ‧B Corp基準に沿った運営(新基準 Year 0/3/5) ‧情報セキュリティ∕⾷の安全∕AI利⽤のガバナンス KPI∕指標 KPI∕指標 ‧⼀⼈当たり売上⾼∕AI活⽤率 ‧⼥性⽐率∕男⼥間賃⾦差異∕育休取得率∕eNPS ‧リスク管理体制∕B Corpスコア ‧AI利⽤ガイドラインの整備∕算定⽅法の開⽰ 関連SDGs 関連SDGs All Rights Reserved. 30
  20. B — FOCUS∕挑む社会課題 マテリアリティに対する実績(インパクト指標) フードロス削減量 CO2削減量 35,287 93,545 トン 前年

    29,627トン 経済効果 171.7 t-CO₂ 66.2 億円 前年 78,541 t-CO₂ +5,660トン ユーザー数(会員数) 前年 144億円 +15,004 t-CO₂ 万⼈ 前年 59万⼈ +27.7億円 +7.2万⼈ テーマ KPI∕指標 2025年6⽉期 2026年6⽉期 増減 ① 電⼒ロス削減量 ― FY26より開⽰ 新規 ③ 出品企業数 2,100社 2,200社 +100社 ①③ ⽀援⾦額(累計) 1.6億円 1.9億円 +0.3億円 ※④⼈材と組織、⑤ガバナンスと透明性の指標は、グループ各社の集計⽅法を統⼀のうえ確定値を開⽰します。 算定⽅法‧対象範囲はP32の注記をご参照ください。 All Rights Reserved. 31
  21. B — FOCUS∕挑む社会課題 注記(インパクト指標の算定⽅法と対象範囲) 本資料に記載の指標について、対象範囲‧算定の前提‧将来情報の取扱いを以下に記載します 対象範囲 算定の前提 将来情報に関する注意事項 ‧本資料に記載のインパクト指標は、株式会社クラダシおよび連結⼦会社を対象としています。 ‧測定‧開⽰の対象は

    Kuradashi Food∕Kuradashi Energy の2事業です。 Kuradashi Estate は、セグメント情報を開⽰していないため対象に含めていません。 ‧電⼒ロス削減量および事業別のCO2削減量は、算定⽅法と対象範囲(⾃社保有‧ジョイントベンチャー‧匿名 組合出資の持分の取扱い)を確定のうえ、FY26より開⽰する予定です。 ‧フードロス削減量は、当社を通じて流通しなかった場合に廃棄されたと想定される⾷品の重量に基づき算定し ています。 ‧CO2削減量は、上記の削減量に公的機関が公表する原単位を適⽤して算定した「削減貢献量」であり、当社グ ループ⾃⾝の排出量(Scope 1‧2‧3)とは別の概念です。両者を合算していません。 ‧経済効果は、消費者の購⼊価格差およびパートナー企業の廃棄コスト削減額等に基づく当社試算です。 ‧記載の数値は2026年6⽉30⽇時点の累計値です(⼀部、2025年6⽉期との⽐較を併記しています)。 ‧本資料に記載の将来に関する記述は、本資料作成時点で⼊⼿可能な情報に基づく当社の判断および仮定による ものであり、実際の結果は様々な要因により異なる可能性があります。 株式会社クラダシ(東京証券取引所グロース市場:5884) ※FYnn=20nn年7⽉〜翌年6⽉(当社は6⽉決算) All Rights Reserved. 32
  22. B — FOCUS∕挑む社会課題 B Corp認証 クラダシは、2022年6⽉に公益性の⾼い 「良い」企業への認証であるB Corp認証を取得 そして、2026年6⽉には再認証 ガバナンス

    B Corp認証とは 「B Corporation」の略称で、⽶国ペンシルベニア州 に拠点をおく⾮営利団体B Lab (Bラボ)が運営す る、社会や環境に配慮した公益性の⾼い企業に対す る国際的な認証制度です。ガバナンス、従業員、コ ミュニティ、環境、カスタマーの5つの分野から構成 される評価を受けることが認証条件となっていま す。株主に限らない、すべてのステークホルダーに 対する利益へのコミットメントが求められます。 従業員 クラダシは 86.9ptを獲得 コミュニティ B Corporation:https://www.bcorporation.net/ 環境 カスタマー All Rights Reserved. 33
  23. C — ACTION∕事業による解決 クラダシのビジネスモデル 3つの「よし」を、同時に実現 売り⼿よし 買い⼿よし 社会に眠る「もったいない」の提供元 クラダシを通じて笑顔になる⼈ Food

    廃棄コストの削減とブランド保護 Energy 再⽣可能エネルギーの余剰を活⽤ Food 「もったいない」 を価値へ おトクに購⼊し、社会にも貢献 3つの事業で価値に転換 安定した電⼒供給と電気コスト削減 Energy Estate Estate 空き家の管理負担を解消 空き家の収益化とコスト削減 社会よし Food フードロス削減と ⽀援先への還元 Energy 再⽣可能エネルギーの 普及とCO2削減 Estate 活気あふれる 豊かな地域社会の創造 All Rights Reserved. 35
  24. C — ACTION∕事業による解決 Kuradashi Food フードロス削減の⼤きな輪をつくる。 ⽇本のフードロスをもっと削減し、最適化する仕組みをつくれないか。 そのために私たちはより濃く関わっていく。⾷品の開発‧⽣産‧販売‧流通‧⾷シーン。 ⾷にまつわるあらゆる企業の課題解決を通じてフードロス削減が循環する善い⾷産業をつくっていく。 01

    03 商品買取‧商品販売 マーケティング 廃棄されうる⾷品を 買い取り、販売する EC運営のノウハウを ⾷品メーカーへ提供 物流代⾏ 商品開発 3温度帯‧賞味期限管理に 強い⾷品EC物流 PB‧冷凍宅配弁当で 上流からロスを断つ 02 04 All Rights Reserved. 36
  25. C — ACTION∕事業による解決 Kuradashi Energy 未来を動かす電⼒。 電⼒の「もったいない」を削減し、もっと最適化できないか。そのために私たちは動きだす。 再⽣可能エネルギーに宿る可能性を模索する。時を超えて未来を動かす善いエネルギー産業をつくっていく。 01 03

    開発‧EPC アグリゲーション ⽤地開発から試運転まで ワンストップで受託 ⾃社‧他社の蓄電池を束ね 系統に調整⼒を提供 アセットマネジメント∕O&M ファンド事業 市場運⽤‧遠隔監視‧ 保守を代⾏ 蓄電所をファンド化し 案件開発を加速 02 04 All Rights Reserved. 37
  26. C — ACTION∕事業による解決 Kuradashi Estate 「古い」から、新しい。 住まいの「もったいない」を削減し、もっと最適化できないか。そのために私たちは可能性を探りにいく。 空き家に宿る意味を⾒つめ直す。⼈と地域を紡ぎ、未来を編む善い不動産産業をつくっていく。 売買事業 01

    放置不動産を仕⼊れ、 賃貸管理事業 02 安価な住まいとして提供 リパーパスし、再度市場に流通させる 03 施設事業 ファンド事業 地域のストーリーや体験をのせて ESG投資家からの資⾦を呼び込み、 カフェや宿泊施設として提供 スケーラブルな成⻑モデルの構築 04 All Rights Reserved. 38
  27. D — GROWTH∕広がる構造 価値連鎖モデル Kuradashi Foodで実証した「善いビジネスの型」は、フードロスという特定の社会課題だけに閉じたものではありません。ク ラダシグループは、この型を電⼒ロス(Energy)‧空き家ロス(Estate)という新しい社会課題へ横展開することで、「点」 の事業から「⾯」で社会課題を解決するグループへと構造を広げています。 Kuradashi Food

    Kuradashi Energy Kuradashi Estate 実証済みモデル 次の種(2025年1⽉〜) 次の種(2026年4⽉〜) 構造的なロス プラットフォーム機能 収益化の仕組み インパクト指標 Kuradashi Food ⾷品の需給ミスマッチ (フードロス) ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」 商品販売‧広告‧物流代⾏収益 フードロス削減量‧CO2削減量 Kuradashi Energy 電⼒の需給ミスマッチ (電⼒ロス) 発電‧蓄電アセットのアグリゲーション 電⼒販売‧ アセットマネジメント収益 未活⽤電⼒の活⽤量(試算) Kuradashi Estate 住宅の需給ミスマッチ (空き家ロス) 空き家の再⽣‧流通プラットフォーム 売買‧賃貸‧ファンド収益 空き家再⽣⼾数(めざす姿) All Rights Reserved. 40
  28. D — GROWTH∕広がる構造 グループ経営体制 2026年8⽉時点 株式会社クラダシ 東証グロース:5884 Kuradashi Food Company

    Kuradashi Energy Company Kuradashi Estate Company CEO 徳⼭ | 直接出資の⼦会社で運営 CEO ⼭⼝| 蓄電池‧電⼒⼩売 管轄 CEO直下 | FY26 新規事業 株式会社クロスエッジ 株式会社中京電⼒ 株式会社Nestia Dr.つるかめキッチン | 100% 電⼒⼩売| 100% 空き家リパーパス| 51% 株式会社L'ATELIER de SHIORI クラダシ‧インベストメント オンライン料理教室 | 100% 合同会社∕合弁 | 匿名組合出資 51% 株式会社中村商事 クラダシ‧インベストメント2号 酒類‧飲料⼩売 | 100% 合同会社∕合弁 | 匿名組合出資 50% 株式会社みとわ ギフト企画‧製造 | 70% 出資形態の凡例 直接出資(株式取得) TK出資(匿名組合出資) 各カードの左の線が出資形態を⽰す All Rights Reserved. 41
  29. E — TRUST∕裏付けと信頼 環境 フードロス削減‧環境への貢献 クラダシのサービスによる環境への効果 クラダシは創⽴以来、サプライチェーンで発⽣する資源ロスの削減と いう、地球上の貴重な資源‧梱包資材の有効活⽤や廃棄物の削減に寄 与してきました。特にフードロスの削減は、⾷品を⽣産‧製造する過 程及び廃棄による温室効果ガスの排出を低減し、気候変動への対応を

    はじめとした環境課題の解決にもつながっています。 まだ消費可能であるにもかかわらず従来廃棄されていた商品の販売 を通じて、フードロス削減とCO2削減に貢献します。 フードロス削減量 35,287 ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」というサーキュラー型ビ ジネスを成⻑させ、価値を拡⼤することによって、今後もより⼀層、 地球環境に貢献していくことを⽬指します。 また、同時に、クラダシの事業は、紙などの資材やエネルギーを消費 します。効率的なオペレーションなど、環境に配慮した事業‧仕組み をデザインし、クラダシの事業活動によって発⽣する環境負荷の低減 に努めます。 CO2削減量 トン 93,545 t-CO2 ※2026年6⽉30⽇時点 累計 環境効果の算出について クラダシは、2022年に環境省から委託を受けたみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社と連携し、 「デジタル技術を活⽤した脱炭素型2Rビジネスの効果実証」を実施。 Kuradashiによるフードロス削減と温室効果ガス排出削減の効果検証を⾏いました。 その結果に基づいて、四半期毎に削減量数値を算出‧更新しています。 All Rights Reserved. 43
  30. E — TRUST∕裏付けと信頼 環境 環境負荷の低減 オフィスでの取り組み フードロス削減という環境へのポジティブなインパクトを最⼤化し ていくだけではなく、事業活動が環境に悪影響を与えることのない ようにしなければならないと考えています。⾃社の事業による環境 負荷の低減に向け、まずは⾃社の環境負荷を把握するところから始

    めています。環境負荷の低減に向けて、省エネルギー‧資源の効率 的な使⽤、排出物の削減、リサイクル‧リユースなど、環境に配慮 した活動を積極的に推進します。 また、環境配慮の前提として、環境に関する法令‧規制を遵守し、 社会的責任を果たします。 オフィスでも省エネルギーや紙などの資源の有効活⽤、ゴミの削減 に取り組んでいます。空調の管理や使⽤していない電気‧電源はオ フにするよう呼びかけ、オフィスルールにも組み込んでいます。紙 資源の使⽤削減や管理のため、契約書などの書類についても、原則 電⼦締結とし、ペーパーレス化を進めています。 2024年 6⽉期 2025年 6⽉期 2026年 6⽉期 Scope1 (kg-CO2) 0 0 0 Scope2 (kg-CO2) 15,662 16,949 18,267 Scope1,2 合計 15,662 16,949 18,267 電気使⽤量(kwh) 39,351 41,541 43,700 ⼀⽅で、2026年6⽉期のオフィスでの電気使⽤量は43,700kWhとな り、⼈員増加に伴って前期から増加しました。今後も従業員1⼈あた りの使⽤量の把握などを通じて使⽤状況を管理し、削減に取り組ん でいきます。 また、プラスチックゴミ削減のため、メンバーにも、マイボトルの 持参を推奨しています。気軽に楽しみながら、環境に配慮したオ フィスでの活動ができるよう促進しています。 All Rights Reserved. 44
  31. E — TRUST∕裏付けと信頼 地⽅⾃治体との連携‧地⽅拠点活動 ⽇本国内のフードロス削減を下⽀えし、推進する33の⾃治体と連携協定を締結。2019年に制定された「⾷品ロス削減推進 法」に基づく各⾃治体の出⼝戦略を担うとともに、クラダシチャレンジなどを通じ、関係⼈⼝拡⼤や地域活性化といった地 域の課題解決も⽀援しています。 【連携協定締結⾃治体】 【パートナー‧認定企業】 茨城県

    愛媛県松⼭市 埼⽟県さいたま市 新潟県 愛媛県⼋幡浜市 東京都品川区 ⼤阪府 愛媛県宇和島市 愛知県豊⽥市 ⾹川県 愛媛県伊予市 ⿅児島県 ⿅児島県⻄之表市 東京都⼤⽥区 沖縄県⽯垣市 東京商⼯会議所 北海道三笠市 北海道仁⽊町 ⼤垣商⼯会議所 群⾺県富岡市 ⻘森県南部町 千葉県千葉市 三重県御浜町 神奈川県横浜市 京都府京丹波町 新潟県新潟市 和歌⼭県すさみ町 ⻑野県松本市 ⾹川県⼩⾖島町 静岡県静岡市 愛媛県上島町 京都府京丹後市 ⾼知県北川村 ⼤阪府茨⽊市 ⿅児島県喜界町 ⼤阪府豊中市 ⿅児島県和泊町 【連携協定締結商⼯会議所】 徳島県徳島市 All Rights Reserved. 45
  32. E — TRUST∕裏付けと信頼 クラダシ基⾦ 地⽅創⽣「クラダシチャレンジ」 販売 ⽀援⾦ インターンシップ 2026年6⽉期 クラチャレ

    開催 34 名 11 回 参加 学⽣数 収穫産品 りんご / ぶどう / 栗 / サトウキビ etc. フードロス問題や地⽅創⽣に 興味関⼼のある学⽣が⽇本全 国の地域を訪れ、作業⽀援や 現地での交流を通して⼀次産 業や地域経済の活性化につい て考える社会貢献型インター ンシップ「クラダシチャレン ジ」(クラチャレ)を実 施。 クラチャレを通じて、地域の 関係⼈⼝の創出‧拡⼤、地域 の魅⼒発信、学⽣への実体験 を通しての学びの場の提供を ⽬指しています。 フードバンク⽀援 フードバンク 福祉施設 福祉施設 こども⾷堂 その他 その他 提供企業 ⾷品メーカーなど 2026年6⽉期 寄贈企業数 (延べ) 8 団体 フードバンクとは、企 業など から⾷品の寄付を受け⽣活困 窮者などに配給する活動およ びその活動を⾏う団体をいい ます。 クラダシは、フードバンク ⽀ 援において⽣じる「公平性」 「安 全 性」「安 定 性」の3つ の課題を解決することを⽬指 し、 ⾷ 品 を 必 要 としている フードバンク団体と寄贈した い事業者のマッチングを⾏っ ています。 3 社/拠点 寄贈先フード バンク数 (延べ) 支援レポート https://kuradashi.jp/pages/fund フードバンク マッチングシステム 登録団体 70 団体 約 All Rights Reserved. 48
  33. E — TRUST∕裏付けと信頼 クラダシ基⾦ SDGs教育 ⾷のサステナビリティ研究会 ⾷品関連企業 将来のターゲット ⾷品関連企業 フードロス削減対応‧今後取り組み

    啓発 啓発 ⾷品関連企業 フードロス削減に熱⼼ 登壇 / 後援 協賛 省庁/⾃治体 省庁/ 企業 企業 ⾃治体 2026年6⽉期 勉強会開催 1回 14 社 及び団体 会員企業 社会の持続的な発展に⽋かせない SDGs No.4「質の⾼い教育をみん なに」。将来世代がさまざまな社 会 課 題 を 解 決 していくために、 ソーシャルアントレプレナーを 増 やしていけるよう、SDGs 教 育 事 業を⾏っています。 ⼤ 学 ⽣‧中 学 ⽣‧⾼ 校 ⽣ 向けの フードロスについての講 座を開 催 するとともに、2024‧2025 年 は クラダシのマテリアリティに 沿 っ たテーマで⼤学のゼミや研究室と の共同研究を実施しました。 気 候 変 動 問 題や⾷ 料サプライ チェーンリスクといった「⾷」 や「農」に関わるさまざまなサ ステナビリティ課題。クラダシ は、「⾷のサステナビリティ研 究会」を発⾜し、フードロス削 減を軸に、世界の、⽇本の⼈々 が、将来にわたって、健康でお いしい ⾷ にアクセスできるよ う、情報の収集や発信、交流機 会の提供を通じて、⾷に関わる 企業のサステナビリティ推進や 共創に取り組んでいます。 2026年6⽉期 講座実施数 8回 ⼤学との 3 校 共同研究 All Rights Reserved. 49
  34. E — TRUST∕裏付けと信頼 地⽅⾃治体との連携 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の開催をきっかけに、クラダシが連携するレストランなどで、地域の もったいない⾷材を活⽤したメニューが展開されています。 地⽅の⽣産者さんの収⼊向上につながるだけでなく、地域の魅⼒ある⾷材を知ってもらう機会にもなっています。 ①愛媛県⼋幡浜市 柑橘「まどんな」 2023年6⽉にオープンした、千葉県

    ∕KISARAZU CONCEPT STOREにあるTHE OPEN CAFEで、愛媛県⼋幡浜市の柑橘である 「まどんな」を使ったスムージーを展開。豊作 で余ってしまったものを廃棄せずに、旬の時期 に冷凍保存しスムージーとして活⽤されていま す。 ②和歌⼭県すさみ町 未利⽤⿂ 2023年から株式会社スープストックトー キョーが運営するファミリーレストラン「100 本のスプーン」全店舗で年間を通じて、すさみ 町の未利⽤⿂であるオキザワラやシイラを活⽤ したメニューが提供されています。 ③京都府京丹波町 京丹波栗の渋⽪ 2026年6⽉から、社会貢献型インターンシップ 「クラダシチャレンジ」の参加学⽣のアイデア から⽣まれた、京丹波町の栗ペーストと加⼯時 に廃棄される「渋⽪」を活⽤したマドレーヌが Kuradashiで販売されています。 All Rights Reserved. 50
  35. E — TRUST∕裏付けと信頼 多様な⼈材のチャレンジと成⻑を引き出す機会の創出 MVV(ミッション‧ビジョン‧バリュー)を採⽤基準や評価‧育 成制度にも反映させ、共感度の⾼い⼈材の採⽤‧育成を進めてい ます。ほとんどのメンバーが中途採⽤者であり、⼊社時のオン ボーディング研修の実施によるクラダシ事業や各事業部の理解、 基礎的なビジネススキル習得を通して、多様なキャリアを活かし ながら、即戦⼒として活躍できる環境を整えています。

    また、定期的な1on1や組織サーベイの実施などにより、チームで 成果を出すためのコミュニケーション機会を充実させています。 事業成⻑を加速させていくことで、各⾃がチャレンジできる機会 を提供していきます。同時に、働き⽅に対する価値観の多様化や ライフステージの変化にあわせて、⻑く柔軟に働くことのできる 制度の設計にも取り組んでいます。ベンチャー企業という⾃社の 特性も踏まえ、社会環境の変化や事業‧組織の状況に応じて、⼈ 事制度をアップデートしています。 社内新規事業コンテスト「Kuradashi Labo 2026」 全メンバーが経営⽬線での事業提案に挑戦できる社内コンテスト 「Kuradashi Labo」を継続的に開催しています。普段の担当業務を 超えてアイディアを形にし、社外の専⾨家やメンバーからフィード バックを受ける経験を通じて、メンバーの成⻑実感とエンゲージメ ント向上を⽬指しています。実際に最優秀案は事業化調査へと進 み、"提案したら本当に動く"という⼿応えが次の挑戦を後押しして います。 社内外の多⾓的な視点を取り⼊れるため、「⾷のサステナビリティ 研究会」と連携し、専⾨家審査員に加えて研究会に参加される皆さ まからの「オーディエンス投票」も実施いたしました。 マネジメントコース、エンジニアコース、業務限定コースといっ た⼈事コースを設け、事業全体への貢献と個⼈としてのライフス タイルが共存し、ともに成⻑できる場所を⽬指しています。 All Rights Reserved. 52
  36. E — TRUST∕裏付けと信頼 ⼈材と組織 クラダシにとって、従業員は最も⼤切なステークホルダーの1つであり、ソーシャルグッドな事業を創っていく原動⼒です。 クラダシで働くことで、成⻑でき、充実した時間を過ごせるよう、また多様なバックグラウンド‧価値観を持つ従業員が 活躍しつづけられるよう、⼈材育成‧DE&I促進‧Well-beingの実現に注⼒していきます。 ⼈事データ (2026年6⽉30⽇時点) 従業員数

    *1 49名 正社員数(%) 37名(71.15%) ⾮正社員数(%) 12名(23.08%) ⼥性⽐率(全体) 平均年齢(正社員) 35.5歳 年齢構成(正社員) 20代:13名 30代:14名 40代:7名 50代:3名 53.85% 年間総労働時間(平均) 2,156時間 役員 ⼥性⽐率 28.5% 有休取得⽇数(平均) 10⽇ 管理職 ⼥性⽐率 16.67% *3 育児休業取得率(男性) 100% 平均勤続年数(正社員) 2.5年 育児休業取得率(⼥性) 100% 離職率 *2 33% 育休取得後復職率 100% *1 取締役、監査役を含まない全従業員数 *2 2026年6月期(2025年7月1日時点の在籍者の2026年6月末時点での離職率) *3 2026年6月30日時点 All Rights Reserved. 53
  37. E — TRUST∕裏付けと信頼 従業員エンゲージメント( eNPS ) 定期的にeNPS℠(Employee Net Promoter Score)調査を⾏っています。

    また、その結果を踏まえて、組織開発の課題を分析し、1on1や研修などの施策を実施し、改善に取り組んでいます。 *eNPS℠ はベイン‧アンド‧カンパニー、フレッド‧ライクヘルド、NICE Systems, Inc. の役務商標です。 Q. クラダシで働くことを親しい友⼈や知⼈にどの程度勧めたいですか? エンゲージメントスコア 従業員理念‧戦略 3.89 仕事‧役割 3.68 ⼈‧⽂化 3.86 制度‧環境 3.26 2026年8⽉時点 eNPS℠ -0.52 主な施策 ‧オンボーディング研修内容の更新 ‧Team Learning ‧1on1 ‧社員全員参加のMonthly Meeting ‧メンター制度 ‧社内新規事業コンテスト All Rights Reserved. 54
  38. E — TRUST∕裏付けと信頼 WORKERS|育児と仕事、クラダシの「働き⼿よし」 「善いビジネスは、善い働き⽅から」 ――働き⽅は、インパクト戦略の⼀部である クラダシは、育児休業取得率100%。社員を⼤切にするカルチャーを⼟ 台に、⼀⼈ひとりのライフステージに寄り添う制度を整えています。 フードロス削減をはじめとする「善いビジネス」を⽣み出すのは、結局 のところ「⼈」。本記事では、CI刷新を主導した櫻井が、クラダシで育

    休を取得した経験をもつ宮本と、現在⼦育てをしながら働く松本に、働 き⽅とインパクトの関係について話を聞きました。 櫻井:今年1⽉にCIを刷新し、“クラダシは世の中に善いビジネスを広く展開する企 業である”ということを、改めて外にも内にも伝わる⾔葉にしました。ただ、その インパクトを実際に⽣み出しているのは、結局“⼈”ですよね。だから、働く⼈への 投資は、インパクトへの再投資だと思っています。今⽇はそれを踏まえて、実際に ⼦育てをしながら働いているお⼆⼈に話を聞きたくて集まってもらいました。まず 簡単に⾃⼰紹介からお願いできますか? 宮本:クラダシではMD部に所属していて、ECサイトで販売する商品の調達をメイ ンに担当しています。クラダシには約3年前に⼊社し、⽇々フードロス削減に向けて メーカーの⽅とやり取りをしています。 櫻井 啓介 Kuradashi Food 店舗開発担当 CI刷新プロジェクトリーダー 松本:私は物流‧CS‧商品掲載のオペレーションを担当する部署に所属していて、 実務としてはCSがメインです。 櫻井:宮本さんはメーカーさん側、松本さんはお客さま側と、それぞれ違う⽴場で “⼈”と向き合っている。今⽇はそんなお⼆⼈に、働き⽅の実感を聞いていきたいと 思います。 ――制度だけじゃない。育休を後押しするクラダシのカルチャー 松本 映理 Kuradashi Food CS担当 フルタイム勤務‧1児の⺟ 櫻井:まず宮本さんから伺いたいのですが、育休を取得したのはいつ頃でしたか。 宮本 侑⽣ Kuradashi Food MD担当 2年前育休取得‧1児の⽗ 宮本:2024年8⽉末から9⽉中旬にかけて、2週間から3週間ほどです。ちょうど⼊社 して試⽤期間が明けるかどうかというタイミングだったので、最初は取得するつも りはあまりなくて。ただ、社内のコーポレート部⾨の⽅から「こういう制度がある から、ぜひ使ってみないか」と提案してもらい、それならと思って取得を決めまし た。 All Rights Reserved. 55
  39. E — TRUST∕裏付けと信頼 WORKERS|クラダシで働く理由とやりがい 櫻井:迷いもありつつ、実際に取ろうと思った決め⼿は何だったのでしょうか。 ――それぞれの働き⽅を尊重し、信頼し合える組織へ 宮本:正直、業務のことや給与体系への影響もあって、ギリギリまで悩みまし た。でも、家庭を持ったタイミングで取得しておいた⽅が、プライベートでの⼼ 理的な負担も少ないだろうと思い、それが決め⼿になりました。チームに共有し たときも、上⻑から「ぜひ取ったらいいんじゃないか」と背中を押してもらえま

    したし、バディを組んでいたメンバーに相談しながら引き継ぎを進め、周りのサ ポートを受けながら休みに⼊ることができました。 櫻井:松本さんは今、お⼦さんを育てながら働いていますが、実際どのよう な1⽇を過ごされていますか。 櫻井:実際に取ってみて、良かったことと⼤変だったことを教えてください。 宮本:⼀番⼤きかったのは、精神的な負担が軽くなったことです。新しい⽣活の リズムに慣れない部分もあったのですが、仕事を離れて⽣活に集中できたのは⼤ きかったです。⼀⽅で、2週間という期間だと、正直まだ物⾜りなかったなという 気持ちもあります。 松本:産後すぐは両親の⼿伝いがない限り、やっぱり夫に休んでもらわないと厳 しいですよね。でも、⽣後1か⽉を過ぎたあたりからは、1⽇中家にいてくれるよ りも、朝や夜に早く帰ってきてくれる⽅が実は助かったりする。⼦育ては2週間で 終わるものじゃなくて、ずっと続いていくものなので、短期の制度だけじゃなく て、⻑期的に関与できる仕組みがあるといいのかもしれないですね。 松本:今年の4⽉に⼦どもが⼩学⽣になって、いわゆる「⼩1の壁」に直⾯し ています。保育園の頃はリズムが整っていたんですが、⼩学校に⼊ってから は⾏きしぶりがあったり、習い事が増えたりして、1⽇のスケジュールが⽇に よってかなり変動します。習い事が早い⽇は朝6時、7時くらいから仕事を始 めて、途中で学校に送り、また仕事に戻って4時か4時半くらいにお迎えに⾏ き、習い事の送迎をして……という感じです。同居している義⺟にご飯を 作ってもらっている間に残りの仕事を⽚付ける、といった⽇もあります。 櫻井:その中で、働き続けられている理由を教えてください。 松本:働き続けられている理由は、柔軟な働き⽅ができる環境があるからで す。オフィスへの出社を原則としていますが、体調や⼦育てなど、⼀⼈ひと りのプライベートにあわせてリモートワークを選択できるのはとてもありが たいですね。この柔軟性がなかったら、⼦育てとの両⽴は無理だったと思い ます。 櫻井:逆に、こうだったらいいなと思う部分はありますか。 宮本:本当にそうですね。⼦どもにとっての1⽇は、僕らが思っている以上に⻑く て、⼤きな成⻑がある⽇だったりする。そこにどれだけ寄り添えるか、⼤事にし てあげられる環境を、会社として提供できたら素晴らしいなと、育休を通して感 じました。 松本:CSの仕事は忙しさに波があるので、1カ⽉の中で柔軟に働けるフレッ クスタイム制があるといいなと思っています。また、1時間単位で取得できる 有給休暇があるとすごく助かります。半休を取るほどではないけれど、「1時 間だけ休みたい」という場⾯が結構あるので、誰にとっても仕事とプライ ベートの波に合わせて柔軟に時間を調整できると、⽣産性も上がるのではな いかと思っています。 All Rights Reserved. 56
  40. E — TRUST∕裏付けと信頼 WORKERS|クラダシで働く理由とやりがい 宮本:⼀⽅で、フレックスやリモートを⼊れると、どうしてもパフォーマン スに波が出てしまう可能性もゼロではないと思います。今はみんな「やろう ぜ」というスタンスが強いですが、それぞれの業務や⽣産性がちゃんと⾒え る形になっているといいなと思います。 櫻井:ミッション‧ビジョンからブレイクダウンして、それぞれが何をアウト プットすべきかという定義が明確になっていれば、達成できているかどうかは

    ⾃然とクリアになっていくはずです。だからこそ、業務のデザインをより精密 にしていく必要があるのだと思います。 櫻井:それはすごく⼤事な視点ですね。ただ、もしその可能性が起こってし まったとしても、それは個⼈のせいというより、業務の設計がうまくいってい ない可能性の⽅が⾼いと思っています。 櫻井:あわせて、もうひとつ感じているのは、今、フレックスやリモートの申 請がオープンなチャンネルで、みんなに⾒える形で⾏われていることです。そ れが、⼈によっては⼼理的なハードルになっている場合もあると思っていま す。負担に感じる⼈もいるはずなので、その⼼理的なハードルを軽減できるや り⽅も、これから考えていっていいのではないかと思っています。 松本:私は結構リモートやフレックスを使わせてもらっている側なので、逆に 「ちゃんとやっているところを⾒せなきゃ」という気持ちになることがありま す。そう思えば思うほど、仕事に使える時間が削られていく、というジレンマ もあったりします。とはいえ、私⾃⾝は出社してみんなと顔を合わせて話すこ とも⼤事だと思っていて、全部リモートでいいとは思わないです。顔を合わせ た⽅が話が早いこともあるし、状況やテンションも共有しやすい。だから、そ れぞれの働き⽅や考え⽅をどのように尊重し合うかは、すごく難しい課題だな と感じています。 櫻井:そうですね。0か100かの話じゃなくて、リモートを使えることと、絶対 にリモートじゃなきゃいけないことの間には⼤きな差がある。どのような働き ⽅をしていても、お互いのことを信頼できている、という状態をつくっていく ことが、本質的に⼤事なのだと思います。 「顔を合わせたいと思えるような仲間がいるからオフィスに出社する」という ように、お互いに会いたいと思える環境をつくっていくことが、これから先、 クラダシのミッション‧ビジョン‧バリューの達成に向けても、すごく⼤事な ポイントなのだろうと思います。 All Rights Reserved. 57
  41. E — TRUST∕裏付けと信頼 WORKERS|クラダシで働く理由とやりがい ――三⽅よしの内側にある「働き⼿よし」 櫻井:松本さんは以前、チームへの感謝の話もしてくれていましたよね。 松本:はい。⼀緒に働いているメンバーには、本当に感謝しかないです。仕事が やりづらい、休みづらい、早く帰りづらいといった空気を全く感じさせず、いつ も快く「家族優先で」と送り出してもらえています。 櫻井:働く⼈への投資はインパクトへの再投資であり、サプライヤーよし‧消

    費者よし‧社会よしを実現する組織⾃⾝が、健全で公平な働き⽅を体現してい ないといけないと思いました。そして、それは完成された制度ではなく、今⽇ 出てきたフレックスタイムや時間単位の有給休暇のように、社員の声によって これからも育てていくものなのだと思います。 お⼆⼈とも、今⽇はありがとうございました。 宮本‧松本:ありがとうございました。 松本:ただ、その分、⼦育てしている⼈が優遇されすぎて、フォローしてくれて いる⼈が我慢を強いられていないか、というのはすごく気になっています。 だから、フォローしてくれる⼈への感謝は絶対に忘れてはいけないし、⼦育て中 の⼈以外にも、それぞれのライフステージで⼤変なことがあるはずなので、みん なが尊重される環境であってほしいと思っています。 櫻井:それこそ「働き⼿よし」ですよね。制度だけじゃなくて、どのようなチー ムで在るかということがとても⼤事ですよね。 松本:⼦育てだけじゃなくて、介護もそうですし、“推し活”のような個⼈的に⼤ 事なイベントのときも、みんな⾃分ごとのように共感して、明るく送り出してく れます。この共感性の⾼さは、クラダシならではだとすごく思います。 宮本:前職では個⼈で完結する仕事が多かったので、横のつながりはあまりあり ませんでした。それに⽐べると、クラダシは制度があることはもちろん、まずみ んなが明るくて、その雰囲気があるからこそ、育休や⼦育て、プライベートの事 情についても相談しやすく、休みを取りやすい空気があると感じますね。 櫻井:今⽇お⼆⼈と話して改めて思ったのは、クラダシが⽬指すインパクトを⽣ み出しているのは、結局“⼈”なのだということです。 All Rights Reserved. 58
  42. E — TRUST∕裏付けと信頼 情報セキュリティ 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証 クラダシは、Kuradashiのサービス提供に当たって、お客さまの⼤ 切な情報をお預かりしており、Kuradashiを安⼼してご利⽤いただ くために、情報セキュリティ管理体制の強化に取り組んでいます。 2021年7⽉には、情報セキュリティの国際規格であるISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得し、現在は2022年版(ISO/IEC

    27001:2022) へ移⾏済みです。より多くの⽅にフードロス削減、社会貢献活動に 参加していただくためにも、今後も情報セキュリティマネジメント システムの運⽤‧継続的な改善に取り組み、お客さまに信頼される サービスの提供に努めてまいります。 ▪ISMSについて ISMS(Information Security Management System)とは、情報セキュリ ティ管理体制が国際認証規格である「ISO 27001」に即しているこ とを第三者機関により認定する制度です。 情報セキュリティ基本⽅針 株式会社クラダシは、当社に関わる情報を適切に管理し、当社の事業に 関わる全ての⼈々の満⾜を得ることを⽬標として、信頼‧安⼼される会 社を⽬指します。 ⾏動指針 1. 情報資産の機密性、完全性、可⽤性を確実に保護するために組 織的、技術的に適切な対策を講じ、変化する情報技術や新たな 脅威に対応します。 2. 全社員に情報セキュリティ教育の実施と⽅針の周知徹底をはか り、意識の向上‧維持に努めます。 3. マネジメントシステム及び、情報セキュリティに関する⽬的を 設定し、定期的にレビューし、継続的に改善を実施し、維持し ます。 4. マネジメントシステムを実⾏‧維持‧改善するために管理責任 者に責任と権限を委譲します。 制定⽇ 2021年3⽉1⽇ 株式会社クラダシ 代表取締役社⻑CEO 河村 晃平 All Rights Reserved. 59
  43. E — TRUST∕裏付けと信頼 役員スキルマトリクス 経営‧ サステナ ビリティ 取 締 役

    監 査 役 執 ⾏ 役 員 財務会計 法務‧ コンプラ イアンス ⼈材‧ 組織開発 営業‧ マーケ ティング 新規事業‧ イノベー ション • • • • • M&A ⾷品 サプライ チェーン 再⽣可能 エネルギー 分野 関藤 ⻯也 • 河村 晃平 • 髙杉 慧 • • 柏⽊ 彩 • • ⽥上 沙織 • • • 公認会計⼠ ⼩川 敬介 • • • ⽶国会計⼠(NY州) 堀⼝ 拓也 • 徳⼭ 耕平 • ⼤沢 亮 • • • 出⾝‧資格 • • 商社 • • • 公認会計⼠ • • 情報‧通信 • • 商社 弁護⼠ • • • • • • • 商社/広告 ⼭⼝ 達也 • • • • • 商社/電⼒ 岡村 薫 • • • スタートアップ • 公認会計⼠ All Rights Reserved. 61
  44. E — TRUST∕裏付けと信頼 ステークホルダーとのエンゲージメント クラダシは、すべてのステークホルダーとの誠実なコミュニケーションを重視しています。透明性と信頼性を確保し、双⽅向 のコミュニケーションを通じて、さまざまな社会課題の解決という共通の⽬標に向かって、社会にポジティブなインパクトを 創出していくことを⽬指します。 エンゲージメント⽅針 実施内容 お客さま

    お得なお買い物がフードロス削減や社会貢献につながり、かつ、安⼼‧安全 にご利⽤いただけるサービスを提供し、顧客満⾜度の向上を追求します。 サイトや各種メディアでの情報発信 カスタマーサポートへのお問い合わせ対応 ユーザー意識調査 など パートナー企業 (取引先) フードロスの削減やサステナブルな取り組みに貢献し、公平‧公正な取引を 通じて、社会価値の共創に取り組みます。 定期⾯談 意識調査‧アンケート実施 ⾷のサステナビリティに関する勉強会 など 従業員 「共に成⻑できる場所」を⽬指し、多様な⼈材が活躍し、 働きつづけられるよう対話し、組織づくりを⾏います。 意識調査(eNPS℠) 内部通報窓⼝ 定期的な全社ミーティング など 株主‧投資家 積極的‧定期的かつ透明性の⾼い情報開⽰を⾏い、信頼関係を構築し、⻑期 的な企業価値の向上を図ります。 株主総会 決算説明会 投資家向けセミナー 機関投資家MTG など 省庁‧⾃治体 フードロス削減に向けた取り組みを連携し、法令遵守とともに社会的責任を 果たします。 ⾃治体との地域包括連携協定 フードロス削減に向けた協働 NPO(⽀援先)・地域社会 売り上げの⼀部を活⽤し、透明性を以て、NPOや地域社会への⽀援を⾏いま す。 寄付 年次スクリーニング ⾯談 活動発信の協働 など など All Rights Reserved. 62
  45. E — TRUST∕裏付けと信頼 外部評価‧表彰、加盟団体 主な受賞歴 2018 年 環境省主催「第 6 回グッドライフアワード」環境⼤⾂賞

    2020 年 第 3 回「⽇本サービス⼤賞」農林⽔産⼤⾂賞 主な認証∕加盟団体 ISMS(Information Security Management System) ISO/IEC27001:2022 令和 2 年度「気候変動アクション環境⼤⾂表彰」 第 21 回「グリーン購⼊⼤賞」農林⽔産⼤⾂賞 「⾷品ロス削減推進⼤賞」消費者庁⻑官賞 2021 年 「EY アントレプレナー‧オブ‧ザ‧イヤー 2021 ジャパン」関東地区代表選出 B Corp認証 「令和 3 年度消費者志向経営優良事例表彰」消費者庁⻑官表彰(特別枠) 2022 年 「第 6 回⾷育活動表彰」消費‧安全局⻑賞 「令和4年度⾷品ロス削減推進表彰」環境⼤⾂賞 2023年 2023年度グッドデザイン賞「グッドデザイン⾦賞」「グッドデザイン‧ベスト100」 CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型⼈材」創出企業〜 2024年 「令和5年度 消費者志向経営優良事例表彰」特別表彰 All Rights Reserved. 63
  46. E — TRUST∕裏付けと信頼 沿⾰ • 2014年7⽉:創業(旧社名:グラウクス株式会社、2019年6⽉に株式会社クラダシへ社名変更) • 2015年2⽉:「KURADASHI」サービスローンチ • 2022年6⽉:B

    Corp認証取得(⽇本13番⽬)∕同年7⽉:ブランドリニューアル、資⾦調達6.5億円 • 2023年6⽉:東京証券取引所グロース市場上場(証券コード:5884) • 2024年7⽉:サクセッションプラン(社⻑交代)‧カンパニー制へ移⾏ 8⽉:中期経営計画公表、つるかめキッチン事業取得 • 2025年1⽉:物流サービスリリース‧再⽣可能エネルギー事業へ参⼊ 6⽉:L'ATELIER de SHIORI事業取得 8⽉:⽇本郵便株式会社と資本業務提携締結 • 2026年1⽉:コーポレートアイデンティティ(CI)刷新 4⽉:株式会社Integrityとの合弁会社「株式会社Nestia」設⽴(Kuradashi Estate、空き家再⽣事業へ参⼊) 6⽉:B Corp再認証、電⼒⼩売の株式会社中京電⼒を完全⼦会社化 7⽉:グループ経営体制移⾏、酒類‧飲料⼩売の株式会社中村商事を完全⼦会社化 8⽉:オリジナルギフト製造‧卸売の株式会社みとわを⼦会社化 All Rights Reserved. 64
  47. E — TRUST∕裏付けと信頼 会社概要 会社名 株式会社クラダシ 代表者 関藤 ⻯也(代表取締役会⻑) 河村

    晃平(代表取締役社⻑CEO) 創⽴ 2014年7⽉7⽇ 所在地 本社 営業所 資本⾦ 10,337千円(2026年9⽉29⽇時点) 事業内容 Kuradashi Food ∕ Kuradashi Energy 東京都品川区上⼤崎3-2-1 ⽬黒センタービル5階 岩⼿県⼀関市駅前38番地1 テラス⽯橋2階 All Rights Reserved. 65