Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「海外登壇」という 選択肢を与えるために 〜Gophers EX
Search
Takuto Nagami
February 14, 2025
Technology
1
3.7k
「海外登壇」という 選択肢を与えるために 〜Gophers EX
2024/2/14 Developers Summit 2025にて登壇した際の資料です。
Takuto Nagami
February 14, 2025
Tweet
Share
More Decks by Takuto Nagami
See All by Takuto Nagami
Fundamentals of Memory Management in Go: Learning Through the History
logica0419
0
77
GopherCon Tourのつくりかた
logica0419
1
63
Go言語はstack overflowの夢を見るか?
logica0419
1
690
あなたの言葉に力を与える、演繹的なアプローチ
logica0419
1
220
GC25 Recap+: Advancing Go Garbage Collection with Green Tea
logica0419
1
690
GopherCon Tour 概略
logica0419
2
390
言葉の壁を越えて ~Gophers EXと歩む海外登壇への道~
logica0419
1
58
Maintainer Meetupで「生の声」を聞く ~講演だけじゃないKubeCon
logica0419
1
580
理想の英語力に一直線!最高効率な英語学習のすゝめ
logica0419
6
450
Other Decks in Technology
See All in Technology
Snowflakeとdbtで加速する 「TVCMデータで価値を生む組織」への進化論 / Evolving TVCM Data Value in TELECY with Snowflake and dbt
carta_engineering
1
170
どうなる Remix 3
tanakahisateru
1
280
よくわからない人向けの IAM Identity Center とちょっとした落とし穴
kazzpapa3
2
340
ubuntu-latest から ubuntu-slim へ移行しよう!コスト削減うれしい~!
asumikam
0
300
Databricks Free Editionで始めるMLflow
taka_aki
0
800
CLIPでマルチモーダル画像検索 →とても良い
wm3
2
810
어떤 개발자가 되고 싶은가?
arawn
1
450
これからアウトプットする人たちへ - アウトプットを支える技術 / that support output
soudai
PRO
1
480
Kotlinで型安全にバイテンポラルデータを扱いたい! ReladomoラッパーをAIと実装してみた話
itohiro73
3
280
Playwrightで始めるUI自動テスト入門
devops_vtj
0
190
なぜ新機能リリース翌日にモニタリング可能なのか? 〜リードタイム短縮とリソース問題を「自走」で改善した話〜 / data_summit_findy_Session_2
sansan_randd
1
130
激動の2025年、Modern Data Stackの最新技術動向
sagara
0
980
Featured
See All Featured
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.3k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3.1k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
15k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
60
9.6k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.1k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.5k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
72
4.9k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
11k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Transcript
永見 拓人 X: @logica0419 GitHub: @logica0419 「海外登壇」という 選択肢を与えるために 〜Gophers EX
自己紹介 • 永見 拓人 (logica) • 千葉工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科 3年
• ネットワークコンテンツ研究会 所属 ◦ 数人の自宅サーバーをVPNで繋いでクラウド基盤 作ろうとしてます • 最近はArgo CDのとある部分にコントリ ビューションしようとしたり、KubeCon EUにプロポーザルを出したり…
僕の今までの コミュニティ活動は、 ほぼ登壇のみで 成り立っている
なぜブログや運営ではなく、登壇なのか • 単純に向いていた ◦ 昔から人前に出て何かをやる事に物怖じしなかった ◦ アウトラインの書いたスライドさえ用意すればその 場で話を組み立てられる話術があった ▪ 文章書く時はそう上手く行かない
• 上記のような理由で、必要な労力に対する見返りが一番 大きいのは登壇 (人による)
自分の登壇歴
自分の登壇歴 • まずはサークル内LTから (× 3回くらい) • サークル主催のイベントで長尺セッション (× 2回) •
大学横断LT会に参加 (× 1回) • 外部の勉強会に先着 / 抽選枠で登壇!(× 20回くらい) • カンファレンスのプロポーザルに挑戦 (× 10回くらい) ◦ 落ちてもアンカンファレンスや前夜祭などで発表 • セキュリティ・ミニキャンプで2時間半講義 (× 1回)
海外カンファレンスでの登壇 • イタリアで行われた、GoLab 2024で英語登壇を果たす ◦ コミュニティ活動の1つのゴールだと思っている
「海外登壇を経験した」 という立場を活かした コミュニティ活動がしたい! こうして、Gophers EXの活動がスタート
Gophers EX プロジェクト
Gophers EXとは? • 日本Goコミュニティの海外進出を手助けする取り組み • Gopher = Go言語ユーザーの呼び名 • EXに込められた意味
◦ Overseas EXpansion (海外進出) ◦ EXpress (急行 = 最速で挑戦できる足掛かりを作る) ◦ EXperiment (実験的な取り組み)
Gophers EXの目標 • 最終目標 ◦ 日本Goコミュニティにおける海外カンファレンス 登壇者を増やす • 中間目標 ◦
日本Goコミュニティにおける海外カンファレンス 参加者を増やす ◦ 日本Goコミュニティから海外に挑戦するプロポーザ ルの量・質を共に高める
何が海外から 日本人を遠ざけるのか
単純に言うと「英語の壁」 だがその壁には様々な 種類が存在する ちゃんと具体的にすれば、その対策は見えてきます
海外カンファレンス参加の壁 • セッションが理解できるかわからない ◦ セッションが理解できなきゃ楽しめない • 会話できるかわからない ◦ 英会話に自信のない日本人は多い ◦
英会話ができても、知らない人しかいない状況に 飛び込むのは尻込みしてしまう • こういう漠然とした不安で、結局英語を勉強しない
海外カンファレンス登壇の壁 • プロポーザルが通らない ◦ そもそも出している人が少なすぎる ◦ 英語プロポーザルは、普段の使用言語ではないので どうしても文章の質が落ちる • 英語発表が怖い
◦ そもそも英語で発表する経験が無さすぎる ◦ 日本語で経験があっても、感覚的な違いはやって みないとわからない
僕が講じた対策
GoLabでの登壇までに、色んな事をした • 過去のGoの海外カンファレンスのセッション動画を 英語で聞きまくった • プロポーザルを出すとき、Goの国際コミュニティで お願いして英語話者にレビューしてもらった • 独自にセッションの練習会を開いて、日本コミュニティ の人たちの前で発表してみた
これらのノウハウを還元すれば良い!と考えた
Gophers EXが提供するもの (構想段階)
参加の壁を埋める • 日本国内で、英語主体のトークイベント ◦ 前半は英語、後半は日本語と同じ人が2回登壇 ◦ 英語が苦手な人でも「答え合わせ」ができる ◦ 英語勉強のモチベーションに繋げる •
海外カンファレンスツアー ◦ 海外カンファレンスに日本人が固まって行く ◦ 確実に日本人がいる安心感で参入障壁を低くする ◦ 毎晩ディスカッションタイム等も用意
登壇の壁を埋める • Proposal Challengers (実施中) ◦ GopherConというGo言語最大のカンファレンスの プロポーザルに、チームとして挑戦する ◦ プロポーザルの心得輪読会
/ 英語話者のレビュー / ピアレビュー会 などを実施し、質を上げる • 日本国内で、英語主体のトークイベント ◦ 登壇者として出てもらうことで練習になる
Gophers EXは まだ始まったばかり! これから頑張っていきます! 特にGoユーザーの皆さんは応援よろしくお願いします
ありがとう ございました 海外登壇、挑戦しよう!