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Amazon Qを使ってIaCを触ろう!

Maruto
November 06, 2024

Amazon Qを使ってIaCを触ろう!

「JAWS-UG初心者支部#62 オンラインLT大会」で発表したLT資料です。
https://jawsug-bgnr.connpass.com/event/334459/

Maruto

November 06, 2024
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 2 • 名前 ◦ まると • 所属 ◦ クラスメソッド

    AWS事業本部コンサルティング部 (2024/9 〜) • AWS歴 ◦ 個⼈で1年+、業務で1ヶ⽉+ • SNS ◦ X/Twitter: @MaruDevG • 趣味 ◦ ソフトダーツ ◦ ⾃宅サーバー
  2. 本プレゼンテーションのアジェンダ 3 1. IaC、Amazon Q について 2. Amazon Q を利⽤した

    IaC コードの作り⽅ 3. 公式ドキュメントを読むコツ 4. 終わりに
  3. Amazon Q でできること(抜粋) 8 Amazon Q Developer Amazon Q Business

    上記以外にも、Amazon QuickSight、Amazon Connect、AWS Supply Chain などに特化したサービスがございます。 コード⽣成 技術的なトラブルシューティング AI エージェント コードのアップグレード インフラストラクチャの最適化 操作を IaC 化 (Console-to-Code) データソースに基づく Q&A AI エージェント 出典や参考⽂献の提⽰ 外部アプリケーションとの接続 ユーザ情報に基づく回答 ユースケースに基づく回答
  4. AWS で IaC を⾏うには? 9 ※その他、Terraform by HashiCorp 等のツールもございますが、本プレゼンテーションでは AWS

    CloudFormation を中⼼にお話しします。 AWS CloudFormation AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) 今⽇はこっち
  5. 2サービスのざっくりとした違い 10 AWS CloudFormation AWS CDK 定義⽅法 YAML または JSON

    TypeScript, JavaScript, Python, Java, C#, Go 抽象化レベル 低(リソースを直接定義) ⾼(コンストラクトなどによるリソースの抽象化) デプロイ⽅法 CloudFormation スタックを直接デプロイ CloudFormation テンプレートを⽣成しデプロイ 記述例 コードは2024/4/25に発表した「IaC触ってみた」より https://www.docswell.com/s/morikapu/KM1MWG-letsstartIaC#p14
  6. (⾃⾝の感想)IaC、初記述は結構⼤変だった。 11 1. 公式ドキュメントをひたすら確認しながら⼟台の作成 2. ⼟台を作成後、各種プロパティの指定 3. デプロイできるように調整 ⽣成 AI

    が出てくるまで 1. 公式ドキュメントをひたすら確認しながら⼟台の作成 2. ⼟台を作成後、各種プロパティの指定 3. デプロイできるように調整 ⽣成 AI の活⽤により... より⾼速かつ効率良く 書けるようになった
  7. Amazon Q を使⽤していい感じに IaC コードを⽣成するまで 13 1. 構成を定める 2. 構成の分解し⼿順の作成

    3. お気に⼊りのエディタにプラグインをインストール、有効化 4. Amazon Q にいい感じにコードを⽣成してもらう 5. ⽣成されたコードの確認、デプロイできるように調整 本プレゼンテーションでは、Visual Studio Codeを利⽤します。また、プラグインのインストール、有効化は完了しているものとします。
  8. 分解して⼿順にしてみる 15 リソース 個数 VPC 1 Internet Gateway 1 サブネット

    1 セキュリティグループ 1 Amazon EC2 1 1. VPC を作る 2. Internet Gateway を作る 3. Internet Gateway を VPC にアタッチ 4. VPC にサブネットの作成 5. サブネットにルートテーブルを作成 6. ルートの定義、ルートテーブルに割当 7. 作成したルートテーブルをサブネットにアタッチ 8. セキュリティグループを作成 9. EC2 の作成
  9. ちなみに...どこまで提案された? 17 1. VPC を作る 2. Internet Gateway を作る 3.

    Internet Gateway を VPC にアタッチ 4. VPC にサブネットの作成 5. サブネットにルートテーブルを作成 6. ルートの定義、ルートテーブルに割当 7. 作成したルートテーブルをサブネットにアタッチ 8. セキュリティグループを作成 9. EC2 の作成 (調整は置いておいて)ほとんどの⼿順が完了している! ⼊⼒が同じであっても、図のように必ず同⼀の提案が⾏われるわけではありません。(VPC のみが提案されるなど) 確定後、InternetGateway: など関連するキーワードを⼊⼒することでリソースに関する提案を受け取れます。
  10. ⽣成されたものを公式ドキュメントで確認、調整する 18 ⽣成されたプロパティやパラメータの意味、参照されている値が本当に存在するか? VPC の CIDR 範囲は CidrBlock というパラメータを参照しているけど実在しない Name

    パラメータを参照しているけど、Internet Gateway でも同じ値を参照している 実在しないパラメータ Name タグの割り当てが不適切なパターン その他、よくあるもの... • セキュリティグループの設定(SSH を全開放したら怖いよね) • ⼀緒に使えないプロパティが使われている(特にセキュリティグループ周り) • 互換性観点から残している⾮推奨のプロパティを使⽤している ⽣成 AI は便利ですが、100% 正しい答えを出してくれるわけではありません。 ⼟台を作ってくれるものという認識で、プロパティを1つ1つ⾒直してみると更に理解が深めることができます。
  11. (個⼈的な)公式ドキュメントを読むコツ 19 前提として、IaC コードを書くことに焦点を当てます。 1. IaC 化したい構成図を考える(なるべくシンプルな構成図がベスト) 2. まずはAWS マネジメントコンソールを介してリソースを作る

    3. 作りたい各リソースについて、どんなプロパティがあるのかドキュメントを確認する a. AWS マネジメントコンソールで設定しているプロパティが何に該当するのか⾒てみよう b. 各ページの最下部にサンプルがあるので⾒てみよう 4. 複数リソースが存在する場合は、まずは1つだけ IaC 化をやってみる すごく要約すると • 最初はシンプルに考える • AWS マネジメントコンソールで設定したプロパティ、サンプルをまずは読んでみよう!