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バックオフィス組織にも「チームトポロジー」の考えが使えるかもしれない!!
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モブエンジニア(Masaki Okuda)
May 25, 2025
Education
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バックオフィス組織にも「チームトポロジー」の考えが使えるかもしれない!!
2025.05.26(月)に登壇した「読書シェア会 vol.5」の登壇資料です。
connpassページ:
https://yumemi.connpass.com/event/353441/
モブエンジニア(Masaki Okuda)
May 25, 2025
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Transcript
バックオフィス組織にも「チームトポロジー」 の考えが使えるかもしれない!! 2025.05.26(月) モブエンジニア(@mob_engineer) 読書シェア会 vol.5 1
LTのねらい・対象者 •LTのねらい • 紹介する書籍の概要についてざっくり理解する • バックオフィスで使えるポイントをざっくり理解する •対象者 • チームトポロジーナンモワカランな方 •
バックオフィス関連で組織開発に悩んでいる方 読書シェア会 vol.5 2
お話しすること・お話ししないこと •お話しすること • 本書に関する紹介 • バックオフィスへ活用できるポイント •お話ししないこと • プラットフォームエンジニアリングの周辺知識 •
開発組織で利用する場合のユースケース • その他 読書シェア会 vol.5 3
自己紹介 • ペンネーム:モブエンジニア • 職業:某ソフトハウスのインフラエンジニア • Xで(時々)書評をUpする活動を 行っています(最近は行えていないので 復活させます。。。) 4
プロファイル 読書シェア会 vol.5
お品書き •今回紹介する本について •なぜ、バックオフィスに着目したか •バックオフィスへの活用ポイント •まとめ 読書シェア会 vol.5 5
今回紹介する本について 読書シェア会 vol.5 6
今回紹介する本 • チームトポロジー 価値ある ソフトウェアをすばやく届け る適応型組織設計 • ざっくり言えば、DevOps組 織を作るためのポイントにつ いてまとめている書籍です。
読書シェア会 vol.5 7
そもそも、DevOpsって? 読書シェア会 vol.5 8
書籍を知ったきっかけ • 2025年04月25日(木)に参加した「UV Study: Platform Engineeringの始め方」で紹介されたことがきっかけ です。 https://speakerdeck.com/jacopen/jin-ri-karahazimerupuratutohuomuenziniaringu 読書シェア会 vol.5
9
書籍を読んでみて・・・ •DevOpsを実現するためのケーススタディがまと められているので実践しやすい。 •そのうえで、開発者以外でも本書の内容を理 解することで「価値のあるチーム作り」を行える のではないかと考えています。 読書シェア会 vol.5 10
なぜ、バックオフィスに着目したか 読書シェア会 vol.5 11
今でこそエンジニアとして活動しているが・・・ •実は、2022年~2024年までは人事担当として 社内教育担当を担っていました。 •人事以外にもバックオフィス業務(情シス・労務な ど)のフォローも行っておりました。 読書シェア会 vol.5 12
バックオフィスとしての悩み •バックオフィスを経験するなかで抱えていた悩みとし て、次のような悩みを抱えていました。 1. 社員から何をしている人か認知されない 2. コスト削減を目的とした人員削減の影響を受ける 3. 組織づくりのナレッジを持っている方が少ない •特に1に関して大きな課題を持っていました。
読書シェア会 vol.5 13
本書を読んでみて •チームトポロジーの考え方を活用する ことで、バックオフィスが抱えている課題 解決をできるんじゃないか!! 読書シェア会 vol.5 14
バックオフィスへの活用ポイント 読書シェア会 vol.5 15
(1)情報発信を行う場を作っていく •「Slackなどのコミュニケーションツールを活用し て、バックオフィスが持っているお役立ち情報な どを発信していくこと」もチームトポロジーを醸成 していくことにつながります。 読書シェア会 vol.5 16
(2)チーム内での業務フロー整理の材料として •バックオフィス業務の業務フローは皆さんが思っ ている以上に多岐にわたっています。 •業務フローを整理する観点として、本書で示さ れているコンウェイの法則・コミュニケーションの 考えを活用してみると良いと思います。 読書シェア会 vol.5 17
(3)バックオフィス組織づくりのパターンとしても •プラットフォームエンジニアリングの役割とバックオフィ スの役割を見ていくと、属性の違いはあるものの「基 盤づくり」といった共通項はあると考えています。 •そのため、本書でまとめられているチーム作りの方法 を「取捨選択」して実践することでより良いチーム作 りができると考えています。 読書シェア会 vol.5 18
まとめ 読書シェア会 vol.5 19
まとめ • 技術者向け(特にプラットフォームエンジニアリングに関 わっている方)向けの書籍ですが、バックオフィスでも活用 できる場面は多数あります。 • 本書に取り上げられている内容をすべて取り入れるので はなく、「所属している組織に適した方法」を取捨選択し ながら取り入れていくことをおススメします。 •
チームインタラクションの考えはバックオフィスで特に活用で きると思います。 読書シェア会 vol.5 20
参考サイト • チームトポロジーを簡単にまとめてみた #チーム開発 – Qiita • 【資料公開】30分で分かった気になるチームトポロジー | Ryuzee.com
• やさしいチームトポロジー - Speaker Deck • 今日からはじめるプラットフォームエンジニアリング - Speaker Deck • 「実践チームトポロジー:プラットフォーム性とイネーブリング性の戦略」 - Findy Engineer Lab 読書シェア会 vol.5 21
FIN 22 読書シェア会 vol.5