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解決策を教えても次期リーダーは育たない ─ 器の発達に伴走するために / Partnering...

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June 19, 2026

解決策を教えても次期リーダーは育たない ─ 器の発達に伴走するために / Partnering with leaders in their vertical development

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June 19, 2026

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Transcript

  1. 実例:この半年のリーダー達の変化  ⼀⼈⽬ Before 正直、マネージャー 向いてないと思う  After 少し⾯⽩くなって きた!

     ⼆⼈⽬ Before チームの⽬標を⽴てる 意味がわからない  After 少し理解できた気 がする、やってみ ます!  三⼈⽬ リーダー定例の場 で、新任リーダーへ のヒントを各⾃が⾃ 分の⾔葉で語れるよ うになった。 
  2. 本発表の⽬的とメッセージ ラーニングアウトカム 伝えたいこと • リーダー⾃⾝が直⾯する「適応 課題」とは何かを理解し説明で きる • 器の発達(捉え⽅を変えるこ と)に伴⾛する⽅法を知り実践

    できる • リーダーが活躍するために器 の発達が重要 発達に伴⾛するために: • リーダーが物事をどう捉えて いるかを知り事前に⾒⽴てる • 器の発達が起きる場と対話を 設計する
  3. 補⾜:垂直⽅向の成⻑ 技術的課題 - ⽔平⽅向の成⻑ 技術的課題とは: 専⾨知識やスキルを渡せば前に進むことが できる。 ⽔平⽅向の成⻑とは: 新しい知識、スキル、情報を獲得し、⾃分 の中の「引き出し」を増やすこと。

    成⻑のためのアプローチ例: 権限移譲のために、ティーチングスキルを 書籍から学ぶ。 適応課題 - 垂直⽅向の成⻑(器の発達※) 適応課題とは: その⼈の「価値観‧信念‧ものの捉え⽅」 そのものが、問題の⼀部になっている。 垂直⽅向の成⻑とは: 「思考の枠組み」そのものが⼀段階深く (⾼く)発達すること。 成⻑のためのアプローチ例: 権限移譲のために、⾃分の価値観が⾏動の 障壁となっていることを⾃ら認知し、少し 考え⽅を変えて⾏動にうつす。 18 2つの課題に対応する「成⻑」には名前がある ※本発表では、垂直⽅向の成⻑を「器の発達」と呼ぶ
  4. 「器の発達」の難しさと、リーダーにとっての重要さ 18 • ⼈は変化を脅威として認識するものであり、安定が⼼地よいようにできている • 成⼈の「過半数」は環境順応型に留まるが、この発達がリーダーにとって重要 知性の三段階 環境順応型 他者の期待‧評価‧ 承認によって⾃⼰が

    構成される。 プレーヤー ⾃⼰主導型 ⾃分⾃⾝の価値観‧ 判断基準をもとに⾏ 動できる。 導き⽅を学ぶ リーダー ⾃⼰変容型 ⾃分のイデオロギー ‧価値体系そのもの を客体化できる。 学ぶことによって 導くリーダー 器の発達(垂直方向の成長)
  5. 補⾜:知性の三段階とリーダー像 18 環境順応型 ⾃⼰主導型 ⾃⼰変容型 ⾃⼰の重⼼ 外側 内側 流動的 判断の基準

    上司‧空気 ⾃分の信念 複数フレーム リーダー像 プレーヤー 導き⽅を学ぶ 学び導く 学びとの関係 承認のため ⾃⼰強化のため 学びで⾃⼰像が更新される 典型場⾯ 顔⾊を読む ⾃分の1on1スタイル を磨く ⾃分のリーダーシップ観 を問い直す 停滞理由 対⽴を恐れる ⾃分の価値観への過信 (稀) 分布感 過半数 少数 ごく稀
  6. リーダー定例の場作り — 横の関係性 ②「とらわれ」を⾒⽴て   場に出す 「Lean Coffee形式」の採⽤ 毎週テーマを持ち寄り、フラットに議論を深 める仕組みを導⼊。 

    ピア‧サポートとしての場 上司には⾔いにくい悩みも、同じ⽴場の仲間 となら共有できる。 「本⾳」の表出 「マネージャーに向いてないかも」という、 深い内省を伴う本⾳が⽣まれる場へ。
  7. リーダー定例の場作り — 前提情報を揃える ②「とらわれ」を⾒⽴て   場に出す チェックイン※をすることにより、 前提情報が揃い、話したいトピックが出てくる   ※マネージャー⽉次ミーティング •

    [15分]各メンバーに1分間で、⾃分が取り組んでいること、わくわくして いること、⼼配していることを共有してもらう。 • … 引⽤元:10章 効果的なエンジニアリン グ組織のためのミーティング より
  8. 「推論のはしご」を⽤いた対話例(1/3) ③「とらわれ」から   器の発達につなげる リーダー:なんか最近、⾃分はマネージャーに向いてないかもって思ってるんだよね。 ⾃分:そっか、そこまで感じてるんだね。少し聞かせてほしいんだけど。向いていないって思ったの は、最近何か具体的な場⾯があった? → 【結論】→【事実】へ降りる問い:どんな出来事から来ているのかを確認する リーダー:先週、Xさんのタスクの対応が遅れてリリースがずれちゃって。⾃分がちゃんとマネジメン トできてたらこうならなかったかなって。

    ⾃分:なるほど、その出来事が引っかかってるんだね。その場⾯で、特にこれがまずかったって気に なった瞬間ってどこだった? → 【事実】→【選択したデータ】へ:いくつかある事実のうち、どこにフォーカスしたかを確認する リーダー:Xさんが進捗を上げてこなくて、⾃分も途中で確認に⾏かなかったんだよね。 ⾃分:なるほど。それを⾒て、どう受け取った?確認に⾏かなかった⾃分が原因だと思った? それと も、もう少し別の⾒え⽅もした? → 【選択したデータ】→【意味づけ】へ:その事実にどんな意味をつけたかを確かめる
  9. 結果:この半年のリーダー達の変化  ⼀⼈⽬ Before 正直、マネージャー 向いてないと思う  After 少し⾯⽩くなって きた!

     ⼆⼈⽬ Before チームの⽬標を⽴てる 意味がわからない  After 少し理解できた気 がする、やってみ ます!  三⼈⽬ リーダー定例の場 で、新任リーダーへ のヒントを各⾃が⾃ 分の⾔葉で語れるよ うになった。 