「あの回はまさに神回だった!」
そういった自分にとって転機になるイベントに参加したことがあるかもしれません。何度も思い返し、自分の日々の判断に大きな影響を与えるような経験です。たとえ自分が未経験でも、人から体験談を聞いたことがあるでしょう。
私がはじめてオンラインコミュニティを立ち上げて運営したのは1999年でした。その後、数十のコミュニティに参加しました。有志の方が2008年にはじめたIT勉強会カレンダーを知ってからはIT系コミュニティに、オープンなオフラインイベントは800回以上、オンラインを含めれば2000回以上コミュニティの場に参加してきました。
これらの活動の中で、私自身が劇的と感じる体験が何度もあり、自分の考えやふるまいを見直す結果に繋がりました。この体験は問題解決の書籍を学ぶことよりも、自分にとって大きな衝撃となり、強く興味を持つようになりました。それ以後、自主開催も行い、当事者にとって劇的なアウトカムを再現する試みを行ってきました。
本セッションではコミュニティやカンファレンスにおいて、より劇的なアウトカムを起こすためにはどうしたらいいのかと悩んでいるオーガナイザーと参加者に向けて、神回のメカニズムと再現方法を解説します。
■スライドの利用
スライドには、全ての登壇スクリプトを掲載していますので、スライドのみを読んでいただいても理解できるようにしています。スライドは社内などでご自由にご利用ください。
■公開者
https://twitter.com/_N_A_
https://note.com/mryy
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■参考資料
『今あえてのスクラム』Miho Nagase
https://www.youtube.com/watch?v=Nl7X-xAVzQw
『アジャイルな見積りと計画づくり 陰の巻 』角谷信太郎
https://www.nicovideo.jp/watch/sm6570700
『XPは何を伝えたかったんだと思う?』角征典 角谷信太郎
https://www.youtube.com/watch?v=YRFWWS_2Epo
『都市はツリーではない』クリストファー・アレグザンダー
一般計画理論におけるジレンマ
Rittel, H. W., & Webber, M. M. (1973). Dilemmas in a general theory of planning. Policy sciences, 4(2), 155-169.
未来の再設計: 社会問題群へのシステムアプローチ
Ackoff, R. L. (1974). Redesigning the future; a systems approach to societal problems.
オペレーションズ・リサーチの未来は過ぎ去った
Ackoff, R. L. (1979). The future of operational research is past. Journal of the operational research society, 30(2), 93-104.
『問題解決のアート』The Art of Problem Solving
『ライト、ついてますか 本当の問題の見つけ方』ARE YOUR LIGHTS ON? How to figure out what the problem really is.
『省察的実践とは何か』The Reflective Practitioner: How Professionals Think in Action
『Wicked problems, righteous solutions』未邦訳
■更新
V1.01 公開