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Reckoner の Scala プロジェクトにおける オブザーバビリティの取り組み / Ob...

Reckoner の Scala プロジェクトにおける オブザーバビリティの取り組み / Observability Initiatives in Reckoner's Scala Project

2024/02/27 Scalaわいわい勉強会 #2
https://scala-tokyo.connpass.com/event/307069/

KADOWAKI Takumi

February 27, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 門脇 拓巳 (KADOWAKI Takumi) 株式会社スリーシェイク Incubation 事業部 Reckoner 開発チーム

    RDAP と呼ばれる Scala 製バッチアプリケーションの 開発・運用に携わる X (Twitter): @nomadblacky GitHub: NomadBlacky
  2. アジェンダ この発表の目的: - 誰に? - Scala アプリケーションを運用している人に - 何を? -

    オブザーバビリティの概念を導入したら色々な良いことがあったよ オブザーバビリティの概要から、実際に Reckoner に適用していった事例をお 話します。
  3. オブザーバビリティの構成要素 オブザーバビリティの基礎となる構成要素は 「任意の要素を持つ構造化イベント」 例えば、Web サーバへのリクエストでは… 実行コンテキスト - エンドポイント - HTTPヘッダー

    - URLパラメータ - ユーザID ランタイム情報 - OS - JVM バージョン - コンテナID - リージョン ビルド情報 - アプリバージョン - コミットハッシュ - リポジトリURL … これらの要素が多ければ多いほど 要素をかけ合わせるパターンが増えて、 柔軟なデバッグが可能になる!
  4. Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. Scala プロジェクト (RDAP2)

    に オブザーバビリティを導入する 03 14
  5. RDAP2 におけるオブザーバビリティのアーキテクチャ - dd-java-agent - 監視 SaaS である Datadog が公式に提供している

    Java Agent - 起動時に java コマンドのオプションとして組み込む - HTTP リクエストや DB へのクエリなど、 一般的なライブラリやフレームワークの処理を自動で 計装することができる - OpenTelemetry - メトリクス、トレース、ログなどのテレメトリーデータを収集・転送する仕組みは監視ベンダごとに異な る実装になっていた - この仕組みを統一化し、ベンダロックインされない仕組みを作ろうと生まれたプロジェクト - ベンダに依存しないテレメトリーデータを様々なプログラミング言語で扱うことができる RDAP2 では主に、 IO 処理を dd-java-agent、ビジネスロジックを OpenTelemetry で計装 アプリケーションに テレメトリーデータを 組み込むこと
  6. まとめ Reckoner とは - 直感的な UI でデータ連携を実現する、クラウド型の ETL SaaS オブザーバビリティとは

    - アプリケーションの状態を把握して、デバッグできるかの尺度 Scala プロジェクトにオブザーバビリティを導入することで - アプリケーションの実行内容を詳細に確認することができるようになった! - 非効率な処理を見つけて修正できるようになった! - エラーを収集して品質改善に活かせるようになった!
  7. 最後に Reckoner では Scala エンジニアを募集しています! - https://jobs-3-shake.com/ - https://hrmos.co/pages/threeshake/jobs/E_0220 連携先の追加、既存連携先の機能強化、

    Java アップデート、Scala3 対応、Akka 移行、 オブザーバビリティの強化… やること盛りだくさんで人手が足りません 😭