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株式会社ヌーラボ
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March 10, 2025
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株式会社ヌーラボ
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March 10, 2025
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Transcript
Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. SnowflakeのSQLワークシートは いいぞという話 株式会社ヌーラボ RevOps部データインテグレーション課
尾上大介(@wonohe)
自己紹介 株式会社ヌーラボ RevOps部データインテグレーション課 尾上 大介 Daisuke Onoe(@wonohe) RevOpsにおけるデータマネジメントと、社内全体のデータ活用推 進活動を担当。社内データ基盤刷新プロジェクトのリーダーとし て、Snowflake
および Tableauの導入を主導。 居住地:神戸 趣味:ドラム
今日お話すること SnowflakeのSQLワークシートは めっちゃいいぞ
なぜヌーラボが Snowflakeを導入したか ところで・・・
ヌーラボのデータ基盤(Snowflake導入後)
続きはFindy Toolsさんで
データを調べるとき どうやってます?
だいたいこんな感じでは 1. テーブル構造を確認する a. 型とかリレーションとか 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4.
統計情報を見る a. 数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える
確認するのそこそこ大変
ヌーラボの データインテグレーション課は SQLマンが多い pandasだったら早いっていう話は横に置いておいて・・・
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 2. サンプルデータを見る → SELECT * FROM hoge_t LIMIT 100;
3. レコード数を見る → SELECT COUNT(*) FROM hoge_t; 4. 統計情報を見る a. 数値の統計データとか → SELECT AVG(revenue) FROM hoge_t; b. 各値の数とか → SELECT fuga, COUNT(revenue) FROM hoge_t GROUP BY fuga; 5. 欠損値を数える → SELECT COUNT(*) FROM hoge_t WHERE coalesce(foo,’’) = ‘’;
SQLでやるのまあまあ面倒くさい(2回目) • いちいちSQL書くの大変 • 対象カラムが複数ある場合、それぞれのカラムに対して書くのも面倒 • SQL実行するたびに結果表示が上書きされるのがストレス • 最初の方に確認したこと忘れる
SQLでやるのまあまあ面倒くさい(3回目) • いちいちSQL書くの大変 • 対象カラムが複数ある場合、それぞれのカラムに対して書くのも面倒 • SQL実行するたびに結果表示が上書きされるのがストレス • 最初の方に確認したこと忘れる 分析業務の速度が落ちてしまうので、
ビジネスへの価値提供が遅れてしまう。
と、ここで Snowflakeワークシート
一発で色々出る!
しかもフィルタまで出来ちゃう!
さらに、任意の文字列で結果全体を探せる!
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える 6. リレーションを確認する この操作の手数が減る!
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える 6. リレーションを確認する この操作の手数が減る! 分析業務が早くなるので ビジネスへの価値提供が進む!
その他のSQL操作便利機能 変数が使えるので、複数のSQLでの条件変更が楽
その他のSQL操作便利機能 結果の列表示もGUI上でできる
その他のSQL操作便利機能 カスタムフィルタで、 動的な期間設定も簡単
Snowflakeさんに期待を込めて・・・・ • SQL結果が1,000,000件を超えると統計データが出なくなる • ワークシートの共有がちょっと難しい ◦ フォルダ単位で設定したらワークシート個別では設定できない ◦ フォルダを二階層以上にできない •
ワークシート名に日本語を使いやすくしてほしい ◦ エンターキー押すとワークシート名が確定しちゃうので変換できない ◦ コピペしたらいける
SnowflakeのSQLワークシートは めっちゃいいぞ 要望はあるけど、
None