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Claude Code本は、どのように執筆チームで書かれたか

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October 09, 2026

Claude Code本は、どのように執筆チームで書かれたか

AI駆動開発勉強会 名古屋支部#2
https://aid.connpass.com/event/404553/

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October 09, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 Oikon @oikon48 ― Software Engineer / 個人開発 ― Claude

    Code歴: 2025年3月〜 ― XとブログでClaude Codeについて発信 ― Software Design 2026年2月号 寄稿 ― 『Claude Code実践入門』共著 共著者: 前川蒼さん(@MaekawaAo)
  2. 出版までの流れ 〜 月 02/13 04 05 リポジトリ作成・企画 07/12 執筆とレビュー(PR) 月

    03 目次を固めて執筆開始 08/14 発売 再校 06/05 初校が届く 06/10 外部レビュアーに 配付 07/21 最後の原稿更新
  3. 執筆チームの顔ぶれ 著者 編集者・レビュアー Oikon @oikon48 リードオーサー 前川 蒼 @MaekawaAo KDDIアジャイル

    開発センター 名 2 編集者 Claude Code レビュアー Devin SBクリエイティブ 企画会議、 PRへのコメント、 ゲラの返却 〜 KAG社内+外部識者 名 初校PDFを 13 16 AI 2週間でレビュー AIエージェント① 調査・整理・成形、 原稿レビュー、 校正の差分チェック Devin AIエージェント② サンドボックスで ターミナルを操作し、 スクショも撮る
  4. GitHubのMarkdownで原稿を管理 claude-code-book/ CLAUDE.md .md .md article/NN/manuscript.md figures/ proofs/NN/v1/ PDF handson/

    .claude/rules/ .claude/skills/ .github/workflows/ prh.yml tests/ ├── ├── 目次案 ・ 執筆分担 ├── ← 原稿 │ └── ├── ← ゲラ ・赤字 ├── ├── ├── ├── └── ・ 原稿は Markdown、レビューは Pull Request。書籍の執筆を開発と同じ形にした
  5. Claude Codeの書籍を書くなら、Claude Codeを活用しよう (原文の抜粋) CLAUDE.md Claude Code は文章の調査・整理・成形を 担い、書きたい内容は著者がコントロール する

    ― 著者が思ってもいない内容を勝手に生成しない ― 原稿を書く前に、まず著者と壁打ち・すり合わせ を行う ― 著者の指示なく、節の追加・削除・大幅な構成変 更を行わない の役割 = 執筆サポーター 著者が書きたい内容をコントロールし、Claude Code は 文章 の調査・整理・成形を担う 立場。 - 著者が思ってもいない内容を勝手に生成しない - 原稿を書く前に、まず著者と十分に 壁打ち・すり合わせ を 行う - すり合わせた内容を、既存の文体に合わせて仕上げる - 判断に迷う箇所(技術的な解釈、表現の選択など)は必ず著 者に確認する - 著者の指示なく、節の追加・削除・大幅な構成変更を行わな い ## Claude Code
  6. 文体ルールをリポジトリに置く 出版社の執筆ルール authoring-style.md anti-ai-writing.md 全角/半角の区切り、 和欧間スペース、「カ月」 など 装飾、DTPの制約、 memo/point/Column 修辞構文・長文・抽象表現・

    NGフレーズ集 SBクリエイティブの 編集方針も同じ場所に です・ます調、 表記・用語の統一 エージェントに判断してもらう文体ルールを設定する エージェントの原稿PRレビューの際に使用され、 執筆方針をある程度チームで揃える AIくさい文体を 避けるルール
  7. 修正作業①:機械判定 機械判定でできる作業は、わざわざAIエージェントに任せなくて良い $ npm run lint → GitHub → VS

    Code 全て → すべて Github VSCode $ npm test ルール自体の回帰テスト 検出されること 誤検知ゼロ should-detect.md should-skip.md
  8. 修正作業②:文脈判定 PR ごとに自動でレビュー GitHub Actions PR にコメント Pull Request →

    Claude が差分と前後の文脈 → 提案であり、 原稿の変更で起動 を読む manuscript-review.yml merge は止めない 手元で実行:/manuscript-review PARALLEL ×4 ファクトチェック 原稿 → 文体レビュー コンテンツ網羅性 技術的整合性 統合 原稿に埋め込む → rule source → <!-- TODO --> を確認
  9. Pull Request ゲラの返却が Pull Request 編集部の修正が原稿リポジトリに直接届く Issue #23 表記揺れの統一を相談 2段判定(prh

    / Claude)の方針はここで合意 Issue #72 図の補足方法を相談 清書はイラストレーター、指示は著者
  10. 赤字はPDFの注釈 (XFDF)でやり取りする 注釈だけを XML で取り出せるので、git で差分管理で きる XFDF の中身(1件の注釈) <xfdf

    xmlns="http://ns.adobe.com/xfdf/"> <annots> <highlight page="11" title="Oikon"> <contents> </contents> </highlight> </annots> </xfdf> 「下さい」→「ください」に統一
  11. うまくいかなかったこと 01 AIレビューの誤った指摘 ルールにない修正を自動適用。 以降、根拠を示せない指摘は提案止まりに 02 校正の往復で、 03 ハンズオンはAIの出力がブレる 完成コードは置かず、

    入力と期待する出力の方向性を示す 04 細かい点に気づきすぎて、 ゲラと原稿がズレる MDとPDFの同期作業の調整が必要だった 編集部を困らせる AIと一緒だと、瑣末な点も気づいてしまう
  12. 02/13 → 07/21 期間 Commit Pull Request 352 266 Issue

    原稿 初校の赤字 312 約 約 5 か月 32 万字 約 2,000 件