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ADR運用におけるデータ利活用の考え方

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 ADR運用におけるデータ利活用の考え方

ADR運用におけるデータ利活用の考え方

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Aja9tochin

July 25, 2025
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  1. ADRの構成要素 1. タイトル:決定の内容を簡潔に、かつ明確に表す。ADRの名前意図重要!! 2. ステータス: ADRの現在の状態(承認済み)を示す。決定のライフサイクルを追跡するために重要な項目。 3. コンテキスト:決定を行うに至った背景、状況、問題点、関連する制約、考慮すべき事項などを説明します。  なぜこの決定が必要になったのかを明確にする最も重要な部分

     解決した結果、どんな状況になりたいのか?も定義推奨 4. 決定:どのような方針、手法、技術、ツールを選択したのかを明確にします。  各重み付けした評価軸での、検討した代替案とその⾧所・短所を述べ、なぜその決定を選んだのかの理由を説明 5. 予測結果/影響:決定を適用した後に予測される、または実際に発生したアーキテクチャやシステム、運用、開発 プロセスなどへの影響を演繹法を使って記述します。 ※決定がなされた日付や作成者/承認者などのログも残した方が後々良い。 2025/8/2
  2. データ Data 概要:未加工の事実、数値、記号の集まりで、これ単体では直接的な意味や文脈を持たない。 事例:  Webサイトのアクセスログの1行「2025-07-24 23:25:10 /product/123」  あるセンサーが計測した「25.0℃

    」という数値  データベースに記録された「山田太郎」 「30歳」、「東京都」という単なる意味をなさない文字列や数値  ADRの各構成要素である、タイトル名とか、ステータス単体のこと 2025/8/2
  3. 知識 Knowledge 概要:複数の情報が関連付けられパターン、傾向、規則性、因果関係などが発見され、どの ように?なぜ?といった問いに答えられるようになった状態 情報との違い:情報に推論思考(主に帰納法)を施したもの 事例:パターン、原則、ノウハウ、アンチパターン、デザインパターンなどが該当する  情報1: 「7月25日、東京の気温は30度だった。」 

    情報2: 「過去5年間、東京の7月下旬の平均気温は30度を超えてる。」  情報3: 「30度を超える日は、熱中症患者が増加する傾向にある。」 上記から「東京の7月下旬は⿁暑く、熱中症リスクが高い」という一般的な傾向や知識が導き出されます。 複数のADRから帰納法を使って導出したパターンとかが知識になる!! 2025/8/2