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AI導入で変わる PdMとエンジニアの関係性

AI導入で変わる PdMとエンジニアの関係性

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Toru Nishiyama

June 03, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 西山 徹 PdM @ primeNumber CAREER データエンジニア → PdM

    2024年3月 primeNumber 入社。一貫して TROCCO を担当 HOBBY code バイブコーディング liquor ウイスキー child_ca 育児 SKILL 娘のヘアアレンジ (フィッシュボーン編み込みがお気に入り) commit エンジニア出身で、自身でコードを書くこともあるタイプのPdM 3 / 16
  2. 本日のテーマ close 今日話さないこと remove Claude Code / Codex での業務高速化テクニック remove

    AIツールの使い方・プロンプト集 remove 効率化の数値・Before / After AIを使うテクニックの話はしません check 今日話すこと chevron_right スクラムチームとの関係性が どう変化したか chevron_right その変化を どう生み出したか、その心構えと仕掛け PdMなら必ず向き合う問いです。 テクニックではなく 「人と関係性」 の話をします。 4 / 16
  3. 前提 「生成AIで業務効率化」は一通り楽しみつつ実践 descript PRD作成 社内テンプレートを作成し、足りない観点 を対話的に補いつつ、定量分析や デスクトップリサーチまで query_stats 仮説検証・現状把握の分析業務 定量的な裏付けを取るための分析業務を

    生成AIが補助 rocket_l プロトタイピング プロトタイプを雑に作成し イメージ合わせ・仮説検証(Claude Code 等) trending_up アウトプット速度は確実に上がった ここまではみなさんもおそらくやっていると思いますが… 5 / 16
  4. 気づいた落とし穴 よくあること error AIで生成したドキュメントをレビューしたら、内容がボロボロ error チームメンバーから細かい質問が止まらない error 「伝わっていない」がプロジェクト後半になって発覚した 気づいたこと speed

    AIは個人の「作業」を速くする remove でも… forum それをどう速く、効果的に伝えるかは引き続き課題 問い 一人で速く行けるようになった、でも、一人でできることには限界がある。 チームで「遠くへ行く」にはどうすればよいか? 6 / 16
  5. 「ムーブメントの起こし方」に学ぼう 参照:TED — HOW TO START A MOVEMENT (DEREK SIVERS,

    2010) 最初のフォロワーをいかに孤立させないかが、 運動の分岐点 1 リーダーだけでは不十分。 「最初のフォロワー」が ムーブメントを生む 2 フォロワーが「どう参加するか」を 周囲に見せることで、 次の参加者が増える 3 肝心なのは自分ではなく運動。 必ずしもリーダーになる必要はない 8 / 16
  6. 転機:最初のフォロワー チームで起きたこと design_s スクラムチームとよく協業するデザイナー 同じプロジェクトで協業していた。AIプロトタイピングに傾倒し、 「最初のフォロワー」になった。 arrow_downward お互いのプロトを見せ合い、プロトタイピングで キャッチボールしながら熱狂していた arrow_downward

    そのデザイナーが企画プロセスにも染み出しながら活動する様子が 周囲に見えていた 「AIをうまく使えば、 自分もPdM業務ができるのかも」 — 周囲のエンジニアに気づきが生まれた フォロワーを孤立させず、一緒に熱狂することが次の参加者を 生んだ 引用: TED — How to Start a Movement (Derek Sivers, 2010) 9 / 16
  7. PdMのスキルを再利用可能に 暗黙知をスキルとして形式知化 descript PRD作成スキル PRDの作成フローをAIスキルとしてリポジトリに格納。チームの誰でも 同じ品質でPRDを書き始められる query_stats 定量分析補助スキル 仮説の裏付けをする分析クエリを作成し、定量的な意思決定を補助 manage_search

    フィードバックトリアージスキル カスタマーフィードバックから類似issueのグルーピング・実装方針・ 工数の簡易見積もりを実施し、初動調査工数を削減 Gitリポジトリ PdMスキル プロダクトコード arrow_forward エンジニア / デザイナー PRD作成スキルを 呼ぶだけ → PRD生成フローが起動 定量分析・ フィードバック調査 特別な準備なくPdM業務を始められる。あとは心構えだけ .claude/skills/ 10 / 16
  8. ムーブメントが起きた build PdMが PRD作成スキルを追加 draw スキル追加の直後 エンジニアが自発的に手を挙げた 「自分でPRDを書いてみます」— 企画まとめのタイミングで 自発的に

    group_ad その後 複数のエンジニアが同じように動き始めた スキルを使ってPRDをPRとして提出。チームの標準動作に auto_awe 現在 明確な指示はなかったが、自然発生的に起きた変化で チームが進化した VPoE 山口さん「AIで変わること、変わらないこと」— 組織方針の背景 11 / 16
  9. PdMの役割の変化 これまでのPdM 企画を作り、アウトカムを出し、 プロダクトや事業を前に進める arrow_right PRDで要求・要件を詳細に定義しドキュメント化 arrow_right 定量分析で裏付けを取る arrow_right エンジニアへ渡す

    AI時代に起きていること smart_to PdM業務の一部はAIに代替される group チームメンバーもAIを使い、PdM業務の一部をこなせるようになる では、PdMに残る役割とは? 「企画を書いて実行する人」から 「プロダクトへの向き合い方を自ら示し、広げる人」へ プロダクトが向かう方向性やアウトカムについて、自分の言葉で語れる人を増やすこと。 その結果として、各メンバーが自律的に動き、プロダクトを成功に導けるチームとしてのムーブメントを起こすこと ——これがAI時代のPdMの役割ではないか 12 / 16
  10. 振り返ると:3つのことをやっていた handshak 最初のフォロワーを 孤立させなかった 同じ方向を向く人と、 キャッチボールし続けた folder_s 暗黙知を リポジトリに置いた PdMスキルをGitに置くことで、

    参加コストをゼロにした groups ビジョンとコンテキストを チームの共同財産へ 一方的な伝達をやめ、 チームが自分の言葉で プロダクトを語れるようにした 14 / 16