Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Dynamic Feature Modules 入門
Search
punchdrunker
June 07, 2018
Technology
2
2.5k
Dynamic Feature Modules 入門
umeda.apk #4 で発表した、Dynamic Feature Modulesについての資料です
punchdrunker
June 07, 2018
Tweet
Share
More Decks by punchdrunker
See All by punchdrunker
what's new in Material Design で気になったトピック
punchdrunker
1
560
7カ国語に対応したサービスでの翻訳管理システムの改善事例
punchdrunker
1
1k
Java Bytecode Vertical Tasting
punchdrunker
2
1.2k
getting started with dark theme
punchdrunker
2
1k
Practical Activity Transition in Android
punchdrunker
0
1.2k
今時のProgress indicator / Replacing ProgressDialog with ProgressBar
punchdrunker
0
600
レビュー評価4.7の秘密 / The Secret To A Better Reputation
punchdrunker
2
2k
how to get started in developing Android app
punchdrunker
5
4.1k
droidcon-overview.pdf
punchdrunker
0
430
Other Decks in Technology
See All in Technology
開発生産性向上! 育成を「改善」と捉えるエンジニア育成戦略
shoota
2
400
PHPerのための計算量入門/Complexity101 for PHPer
hanhan1978
5
210
5分でわかるDuckDB
chanyou0311
10
3.2k
サービスでLLMを採用したばっかりに振り回され続けたこの一年のあれやこれや
segavvy
2
500
DevFest 2024 Incheon / Songdo - Compose UI 조합 심화
wisemuji
0
120
ガバメントクラウドのセキュリティ対策事例について
fujisawaryohei
0
560
大幅アップデートされたRagas v0.2をキャッチアップ
os1ma
2
540
20241214_WACATE2024冬_テスト設計技法をチョット俯瞰してみよう
kzsuzuki
3
590
終了の危機にあった15年続くWebサービスを全力で存続させる - phpcon2024
yositosi
19
18k
1等無人航空機操縦士一発試験 合格までの道のり ドローンミートアップ@大阪 2024/12/18
excdinc
0
170
新機能VPCリソースエンドポイント機能検証から得られた考察
duelist2020jp
0
230
小学3年生夏休みの自由研究「夏休みに Copilot で遊んでみた」
taichinakamura
0
170
Featured
See All Featured
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
45
7k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
33
1.5k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9.1k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
28
8.3k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
17
2.3k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
335
57k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
181
21k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
169
14k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
Transcript
Dynamic Feature Module を使ってみた @punchdrunker
自己紹介 • @punchdrunker / 七尾 貴史 • 普段は、Android > iOS
> Rails • 株式会社ミクシィで、 みてねというアプリを作っています • DroidKaigiでも働いてます • shibuya.apkではライブ配信係
今日話すこと Android App Bundleの中の目玉機能の1つである、Dynamic Feature Modulesを 使ったアプリを実際にリリースして、どのような使い心地になるかを体験してみようという お話しです。 aabの作り方とか、その他の詳しい話は割愛します。 前回の里山さんの資料に色々まとまっています。
https://www.slideshare.net/nsface/app-bundle
Android App Bundle概要 アプリをいままでよりスマートに配信する事が出来る機能群の総称 • Multiple APKの代替(何らかの理由で端末別にapkを用意できる仕組み) • APKサイズの最適化(aab) •
必要になった時に追加でモジュールをインストールできる ◦ Dynamic Feature Moduleとしてベータ公開中 • アプリをインストールしていなくてもモジュール単位で利用可能になる ◦ instant enableとして近日公開予定 (AndroidStudio 3.2 RC14以降でしか使えない)
aabの構造
今日のテーマ
Dynamic Feature Module? アプリのインストール後に、必要になった時に機能やリソースを事後的にインストール (Dynamic Delivery)する事ができる仕組みのこと。 一部の端末やユーザー向けのものはアプリインストール後に必要になったときにインス トールできるようにする事で、その機能が必要の無いユーザーに対してはストレージ使 用量を抑えられる。 また回線速度に依存するが、モジュールのインストールには数秒以上かかると思った方
がよい。 必要なくなったらuninstallすることも出来る。
Dynamic Feature Moduleの使い道 - 有料コンテンツやプレミアム機能 - 有料登録時にインストールできれば良い - ゲームのステージ情報 -
ステージが進んだ時にインストールすれば良い - とにかく大きな画像などのリソースをたまに使う - 必要だとわかったらインストールすれば良い - 利用者が少なく、ある程度分離された機能 - 他サービスとの連携する機能など (あくまで自分の妄想です)
どんな対応が必要か • play coreライブラリを利用 ◦ com.google.android.play.core.splitinstall.* • SplitInstallManager を使って、利用可能なモジュールの確認やインストールを行う ◦
確認: SplitInstallManager.getInstalledModules() ◦ 追加: SplitInstallManager.startInstall(module) ◦ 削除: SplitInstallManager.deferredUninstall(modules) • インストール完了したら(SplitInstallStateUpdatedListener)、使うだけ ◦ パッケージ名を指定して、startActivity()やcreatePackageContext()するだけ
デモ 1. 設定アプリでhochoアプリのストレージ使用量を確認 2. hochoアプリを起動 3. メニューからDynamic Feature Moduleを選択 4.
写真一覧が表示されるまで待機 5. 写真一覧が表示されたら再度設定アプリでhochoのストレージ使用量を確認 サンプルアプリ インストールURL →
aab的にはどうなるのか(時間があれば) bundletoolでどんなapkが生成されるか手元で確認できます https://github.com/google/bundletool/releases 具体的な手順はcodelabがわかりやすいです https://codelabs.developers.google.com/codelabs/your-first-dynamic-app/index.ht ml?index=..%2F..%2Fio2018#4
ハマりどころ(1) Modules 'base' and 'gallery' contain entry 'res/layout/activity_main.xml' with different
content. → 別モジュールでも同じリソース名は不可 オンデマンド モジュールのタイトルのリソース ID には、ベース モジュールで定義された文字列を指 定する必要があります。無効なモジュールは「 gallery」です →ベースとなるアプリ側でリソースIDを定義しておく必要がある(feature_names.xml) implementationで利用するライブラリを定義すると、 dynamic feature module側から使えない → apiでロードするようにしたら使えた
ハマりどころ(2) ベータ機能なので、申請フォームに記入が必要 →半日くらい待つと使えるようになっていた aabでリリースしたらminSdkVersion21なのに、hdpi端末でベクターがぼやけた(伝聞) →VectorDrawableCompatのissueが上がっているので、その内直りそう
参考資料 • codelab ◦ https://goo.gl/h17V6Y • sample app ◦ https://github.com/googlesamples/android-dynamic-features
• hochoでの実装 ◦ https://github.com/punchdrunker/hocho/pull/33/files