Ruby on RailsではDB上の生データから導出したデータを定義するためにモデルクラスに新たなメソッドを定義することがあります。しか、多数のレコードを効率よく読み出すためにpreloadを使うと、結局生データのありかを指定する必要があり抽象化が阻害されてしまいます。
computed_modelはこの問題を解決するために、モデルクラスでデータの依存関係を記述するDSLを提供します。この仕組みはActiveRecordなど特定のデータソースに依存せず、複数データソースにも対応しているため、特にマイクロサービス化によって分断されてしまったデータの再集約で効果を発揮します。