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「開発優先」の中で取り組む組織的な新技術への挑戦/20230208_horiuchi_suzuki

 「開発優先」の中で取り組む組織的な新技術への挑戦/20230208_horiuchi_suzuki

「機能開発を優先しているためリファクタリングができない」この状態に陥っている方、多いのではないでしょうか。
サービス開発では立ち上げから売れ始めるまでの間、プロダクトマーケットフィットを目指して最短距離を走ることを求められます。
その中で行われる意思決定では必ずしもすべてが最適解を得られるわけではありません。また時を経るにつれて最適解が最適解でなくなることもあるでしょう。
「サービスがある程度軌道に乗り、開発体制も整ってきたらリファクタリングやリアーキテクトしたい」――しかしベテランエンジニアの方はそんなタイミングが訪れないと知っているはずです。
そんな厳しい現実を直視して、ラクスではどのような対応を取ってきたのかをご紹介しようと思います。

本発表では以下のような内容をお話しします。

・ラクスにおける取り組みの概要
・取り組みの立ち上がりから継続していくための仕組みづくり
・取り組み実施のサイクル
・自社で検討することのメリット

Rakus_Dev

March 08, 2023
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Transcript

  1. #RAKUSTechCon • 2017年 プロジェクト初期 ◦ 各チームのベテランエンジニアを集めて複数テーマをまとめて検証 • 2019年 プロジェクト再開期 ◦

    中堅エンジニアを巻き込んでいかないと継続できないという観点から 参加メンバーを若年化 ◦ 人数が多いとマネジメントコストが上がるので、少人数チーム( 3人)に分割 ◦ 1チームごとに1テーマに絞って検証を行い、負担を軽減 • 2020年 組織発足期~ ◦ 2, 3人の少人数チーム、 1チーム1テーマが成り立つとわかったのでスケール ◦ 2020年は6チーム、2021年は7チームで実施 検証チームの構成、規模
  2. #RAKUSTechCon • 人員 ◦ テーマごとに2~3人 ▪ リーダー1人 • ベテランエンジニア ▪

    メンバー1~2人 • 3年目以降くらい • 時間、期間 ◦ 週5時間 ◦ 半期もしくは通年 ▪ 3人 = 約2人月/半期 • 実施 ◦ チームごとに実施日を設定 ◦ 実施日に集まって検証 調査の様子~上期の例 • 4~5月 ◦ 顔合わせ ◦ テーマについて調査 • 6月 ◦ 検証詳細を計画 ◦ 検証環境の構築 • 7~8月 ◦ 検証実施 ◦ 成果発表準備 • 9月 ◦ 成果発表