Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AIと共同執筆してより質の高い記事を書こう
Search
Riya Amemiya
April 27, 2025
Technology
1
260
AIと共同執筆してより質の高い記事を書こう
Riya Amemiya
April 27, 2025
Tweet
Share
More Decks by Riya Amemiya
See All by Riya Amemiya
社内で発信し続けてたら19歳なのに技術リード的なポジションになっちゃった話
riyaamemiya
0
62
いつか使うかも貯金してたらめちゃめちゃ機能が増えてた話
riyaamemiya
0
880
TypeScriptの型で2進数計算
riyaamemiya
0
200
AIの力でテストのガバレッジ100%にした話
riyaamemiya
0
810
RailsからReactを剥がした話
riyaamemiya
0
660
Other Decks in Technology
See All in Technology
Part1 GitHubってなんだろう?その2
tomokusaba
2
700
[新卒向け研修資料] テスト文字列に「うんこ」と入れるな(2025年版)
infiniteloop_inc
2
11k
非root化Androidスマホでも動く仮想マシンアプリを試してみた
arkw
0
120
グループ ポリシー再確認 (2)
murachiakira
0
230
Aspire をカスタマイズしよう & Aspire 9.2
nenonaninu
0
380
2025年8月から始まるAWS Lambda INITフェーズ課金/AWS Lambda INIT phase billing changes
quiver
1
920
Next.jsと状態管理のプラクティス
uhyo
2
430
C++26アップデート 2025-03
faithandbrave
0
1.2k
地味にいろいろあった! 2025春のAmazon Bedrockアップデートおさらい
minorun365
PRO
2
570
Ninno LT
kawaguti
PRO
1
110
自動化の第一歩 -インフラ環境構築の自動化について-
smt7174
1
120
OPENLOGI Company Profile for engineer
hr01
1
26k
Featured
See All Featured
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
71
10k
Speed Design
sergeychernyshev
29
930
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
52
2.5k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
49
7.8k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
357
30k
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
34
2.2k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.3k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.2k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.7k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
5
600
Transcript
AIと共同執筆して より質の高い記事を書こう 西悠太(GMOメディア)
自己紹介 名前: 西悠太(20歳) 所属: GMOメディア フロントエンドエンジニア(自称) X: Riya31377928 https://riya-amemiya-links.oshaburikitchin.com/ Zennで記事書いてます
せいそくち フロントエンドクラブ GMOメディア TSKaigi(会場&チケットチーム) Twitter: Riya31377928 mixi2: riya_amemiya
この記事の話をします https://zenn.dev/gmomedia/articles/6ed3718b4c6bc1
はじめに 前提としてAIで記事を書くことを推奨も否定もしま せん。 AI活用は個人の自由であり、それを記事執筆にも使 うかは使用者の判断に委ねられると考えています。 私のトークはAIを利用することでより質の高い記事 を書けるかもしれないよ、こういう書き方どうです か?という紹介です。
本編 さて、AIで記事を書くと言っても全てを書かせるわ けではありません。 タイトルにもありますが、AIとの共同執筆です。 どのように共同執筆するのかというと、 先ほど紹介した記事を書いたときの流れを紹介しま す。
共同執筆の大まかな流れ 🧑は私、 🤖はAIが担当した工程です 1. 🧑記事のテーマを決める 2. 🧑& 🤖下調べ 3. 🧑目次を作成する
4. 🤖目次を添削 5. 🧑各見出しの内容を書く 6. 🤖各見出しの内容を添削
共同執筆の大まかな流れ 🧑は私、 🤖はAIが担当した工程です 7. 🧑記事修正 8. 🤖記事を添削 9. 🧑サンプルコードの指示出し 10.
🤖サンプルコードを作成 11. 🧑コード検証 12. 7~11を何回か繰り返す
共同執筆の大まかな流れ 🧑は私、 🤖はAIが担当した工程です 13. 🧑内容確認 14. 🤖AIで内容確認 15. 🧑記事を公開する
関わったAI(AIツール含む) - Claude 3.7 sonnet 目次作成、添削、内容確認、サンプルコード作成 - ChatGPT: o3-mini-high 記事をより面白く豊かな表現にするために添削
- NotebookLM 大量のソースを登録して記事のファクトチェック - Cline: Claude 3.7 sonnet サンプルコードの検証コード作成
各項目をざっくり紹介していきます 1. 🧑記事のテーマを決める 2. 🧑& 🤖下調べ ここはまあ書いてある通りですね。 書きたいテーマを決めてAIと一緒に下調べします。 1.Deep Researchで大まかな内容を収集
2.MDNを見て構文や仕様を学ぶ 3.面白そうな機能をメモる
各項目をざっくり紹介していきます 3. 🧑目次を作成する 4. 🤖目次を添削 ここからずっとAIとレスバします。 「こういうタイトルの記事考えてるんだよね。目 次はこんな感じ」とAIに送ります AIから提案された目次をレスバしてブラッシュアッ プします。
レベル感とかを伝えるといい感じのが出てきます
各項目をざっくり紹介していきます 5. 🧑各見出しの内容を書く 6. 🤖各見出しの内容を添削 ひたすら書いて、それをAIに添削してもらいます。 校正などもここで行います この段階ではとりあえず前後のつながりは一旦無 視して、各章を一個の記事を書くぐらいの気持ち で書き込みます
各項目をざっくり紹介していきます 5. 🧑各見出しの内容を書く 6. 🤖各見出しの内容を添削 ひたすら書いて、それをAIに添削してもらいます。 この段階ではとりあえず前後のつながりは一旦無 視して、各章を一個の記事を書くぐらいの気持ち で書き込みます。 無視してもいい理由は次の工程でわかります
各項目をざっくり紹介していきます 7. 🧑記事修正 8. 🤖記事を添削 先ほど書いた前後のつながりを無視した文章を多 少人の手で繋げます。 繋げたら全文をAIに渡して、読みやすさや文章の流 れを意識してリライトしてもらいます この時にたまに暴走して勝手に内容を変えたり付
け加えてくるので油断禁物です
各項目をざっくり紹介していきます 9. 🧑サンプルコードの指示出し 10. 🤖サンプルコードを作成 サンプルコードを入れてもらいます。 記事によってほしいコードは違うと思いますが、 今回の場合だと補足的なサンプルコードが欲しか ったので、あくまでも文章を主体にしつつ、コー ドでしか伝わらない部分を補完したいと伝えてAIに
頑張ってもらいました
各項目をざっくり紹介していきます 11. 🧑コード検証 12. 7~11を何回か繰り返す 人との手で確認しつつ、誤りや読みにくいコードを AIに指摘して直してもらいます 7~11を何度も繰り返して各章の質を上げていきます
各項目をざっくり紹介していきます 13. 🧑内容確認 14. 🤖AIで内容確認 15. 🧑記事を公開する NotebookLMとClaudeを使ってひたすらファクト チェックをします。 (NotebookLMの詳しい説明は省きます)
今回はCSSだったので基本的にはMDNをソースと してファクトチェックしてます
まとめ 以上がAIとの共同執筆でした。 あの記事は約2.2万字ですが、構想含めて1日で書 き上げています。 AIとの共同執筆は、単に労力削減のためではなく、 より質の高いコンテンツを生み出すための手段だ と思ってます。 AIの強みを活かすことで、読者により価値ある情報 を届けられることでしょう。
色んなアカウントへのリンク集
None