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デザイン組織が社内下請けから脱却するためにやったこと/20230208_kobayashi

Rakus_Dev
March 08, 2023

 デザイン組織が社内下請けから脱却するためにやったこと/20230208_kobayashi

デザイナーが少なく、開発プロセスの中でデザイナーの役割の定義が曖昧で、デザイナーって何をしてくれる人なのか、プロダクト開発においてデザイナーがいるとどんなメリットがあるのかがちゃんと認識されていませんでした。キレイなUIを作ってくれるということは認知されていても、そのためにはどのようにデザイナーがプロダクト開発に関わるべきか不明瞭なために、下請け的な仕事になっていました。
課題解決をミッションとするデザイナーが、プロダクト開発チームの一員になるために、どのようにして役割を認識してもらい、役割を広げていっているのかを説明します。

Rakus_Dev

March 08, 2023
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Transcript

  1. #RAKUSTechCon ラクスのプロダクト • BtoB SaaS • Best Of Breed戦略で仕様もUIも個別に最適化 •

    難解なドメイン知識が必要 ◦ 経理業務、帳票発行、勤怠管理、メールサポート、販売管理、メール配信、チャットボット • リリースからの経過年数はさまざま • UIはモダンなものからレガシーなものまでさまざま
  2. #RAKUSTechCon 手探り期 (デザイナー 1 → 3名) • UIのルールを少しずつ整備 • プロダクトの数に対してデザイナーはまだまだ不足

    • 細々としたUIの依頼の対応に追われる • 依頼されるUI設計の規模も少しずつ大きくなる
  3. #RAKUSTechCon 拡大期 (デザイナー 3 → 7名) • デザイナーの数は充足 • 表面的な依頼にとどまり手が余る

    戦略 要件 構造 骨格 表層 ← 表層の依頼が増える
 ← 本来やりたいのはココ