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【RESEARCH Conference 2023】地域NPOの政策デザインにResearchを活用

【RESEARCH Conference 2023】地域NPOの政策デザインにResearchを活用

登壇者は宮城県気仙沼市の認定NPO法人の代表理事かつ慶應SFC社会人博士であり、若者が地域暮らしを体験する関係人口創出事業を実施し年間100名受け入れ、子育てしやすいまちづくりに向けた官民連携事業を行ってきた。
関係人口の豊かな地域体験や子育て当事者の切実な声を事業に活かすべく綿密な質的調査を行い、知見の学術論文化も進めている。本発表では地域NPOがResearchに取り組む意義を紹介する。

田中 惇敏
認定NPO法人Cloud JAPAN
代表理事

RESEARCH Conference

June 06, 2023
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Transcript

  1. 自己紹介 田中 惇敏(30) Atsutoshi TANAKA 認定NPO法人Cloud JAPAN 代表理事 慶應義塾大学 政策・メディア研究科

    後期博士課程 平成5年1月13日 福岡県北九州市生まれ 人間環境学修士 よくいる場所:宮城気仙沼、神奈川湘南台 #ResearchConf
  2. 8 現在行われている政策デザイン 事業領域 対象地 事業内容 リサーチ手法 子育て 宮城県気仙沼市 良好な「子育て環境」の規定要因分析評価 グループインタビュー法

    宮城県気仙沼市 コレクティブインパクトモデルの活用意義 CIP事例分析 空き家 近畿圏88自治体 空き家対策条例の地域特性の理解 テキストマイニング 549市町村 空き家バンク実施有無の説明変数の理解 ロジスティック回帰分析 宮城県気仙沼市 子育てシェアスペースが果たした社会的意義 事例分析 ブランディング 宮城県気仙沼市 市民によるイメージ更新の可能性探求 PLを活用した参与観察調査 関係人口 宮城県気仙沼市 関係人口の再訪要因の理解と事業改善 SCAT分析 宮城県気仙沼市 DIYによるふるさと感形成手法 サウナDIY参加者の行動観察 NPO - 本プレゼンテーション内容 理論構築 その他 宮城県気仙沼市 研究版ふるさとワーホリ 研究フィールド提供 #ResearchConf
  3. 気仙沼でともに生きている仲間たち リサーチをともに行う仲間たち 西村 歩 MIMIGURIのリサーチャー 気仙沼によく訪れる常連さん @a_praxisnohito_ 木原 葵 認定NPO法人CloudJAPAN

    NPOリサーチャー @KKHR8_ 田中 惇敏 認定NPO法人CloudJAPAN 代表理事 慶應義塾大学大学院博士課程 @atsutoshiiiii 協働 リ サ ー チ の レ ビ ュ ー 気仙沼市役所 いつも一緒に 活動している 行政職員の皆様 市民の皆様 いつも気にかけて 頂き応援して くださる皆様 活動の仲間 ともにNPOの活動に 取り組んでいる皆様 リサーチに 協力していただく もっと 知ることで もっと 豊かに! レビュアー ※今日は入口の玄関で受付しています。 卒業論文を執筆した 経験が忘れられない 政策デザインの仕組み 自らが生み出したい社会的インパクトを 定義するためのリサーチの方法論 共同で実践 「ただそこにいた」 野生のリサーチャー