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Agile Testing Condensedの読書会を開発チームを巻き込んでやってみたの

icchii
October 19, 2021

Agile Testing Condensedの読書会を開発チームを巻き込んでやってみたの

JaSST nano vol.5 での発表資料です。
https://jasst-nano.connpass.com/event/226547/

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atama plusについてはこちらから

▼3分でわかるatama plus
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https://recruiting.atama.plus/career/interview/job_product_ichikawa/
https://recruiting.atama.plus/career/interview/product_group01/

icchii

October 19, 2021
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Transcript

  1. A g i l e T e s t i

    n g C o n d e n s e d の 読 書 会 を 、 開 発 チ ー ム を 巻 き 込 ん で や っ て み た の 市 川 幸 ⼀ ( @ R S _ D e s s i n ) JaSST nano vol.5 10/19
  2. ⓒ 2021 atama plus Inc. アジェンダ 1. ⾃⼰紹介 2. Agile

    Testing Condensedとは 3. QAチーム内での読書会 4. 開発チームを巻き込んだ読書会 5. まとめ 2
  3. ⾃⼰紹介 • おしごと経歴 • SIer • 第3社検証 • atama plus株式会社

    • オンライン模試プロダクトのQAをしています • 趣味はオンラインゲームです 3 市 川 幸 ⼀ ( い っ ち ー ) @ R S _ D e s s i n
  4. ⓒ 2021 atama plus Inc. Agile Testing Condensedの紹介 • Agile

    Testing Condensed Japanese Edition • 「アジャイルにおいてどのような考えでテストを ⾏うべきなのか簡潔に書かれています!」 • 「本書は、テストエンジニア、ソフトウェアデリバ リーチームのメンバー、プロダクトチームのメンバー、 ビジネスの利害関係者、管理者、経営者にとって必携 の⼀冊です。」 6 Agile Testing Condensedとは
  5. ⓒ 2021 atama plus Inc. QAチーム内で読書会を実施 • 書籍をもとにAgile Testingの認識合わせを実施(1時間×5回) •

    QAチーム内で認識を合わせることができた • アジャイル開発でのQAの⽴ち位置 • チーム全員を巻き込んでいくことの重要性 • もともと持っていた「QAチームのなりたい姿」にAgile Testing Condensedの エッセンスを加えて、atama plusのQAチームとしてめざすべき⽅向性が⾒え てきた • 「当たり前品質だけでなく魅⼒的品質にコミットしたい」 • →「いいものを早く安定的にユーザーに届ける」をめざす 8 QAチーム内での読書会
  6. ⓒ 2021 atama plus Inc. ⾒えてきた課題 • QAだけが取り組んでも、めざす世界に近づくことは難しい • 開発チームにもこの考えを広げていく必要がある

    • 都度細かい改善をするよりは、1度、⼤きな⽬線を共有できたほうが良い • 当時、開発チームも品質向上への意識はあるが、動き⽅が分からない状態 • 具体的なイメージができれば動けるようになる! • Dev組織を⾒ているメンバーと協⼒して、「開発プロセスにおける品質向上に 向けた取り組み」の⼀環として、Agile Testing Condensedの読書会を企画 9 QAチーム内での読書会
  7. ⓒ 2021 atama plus Inc. 読書会の進め⽅ • 事前に本を読み、Miro(オンラインホワイトボード)上に付箋を書く • 付箋はセクションごとに以下の内容を記載

    • できていること • できていないこと • 新しく学んだこと • わからなかったこと、疑問に思ったこと • つぶやき・感想 • 当⽇は、チームごとにわかれて2時間のワークショップを実施 • 事前に書いた付箋をもとに、チームで気づきを共有して理解を深める 18 開発チームを巻き込んだ読書会
  8. ⓒ 2021 atama plus Inc. 読書会で出た気づき ⼀部抜粋 • 「”Speak up.”のカルチャーもあるので、コミュニケーションはもともとでき

    ているよね」by Dev/UX • 「品質はチームで⾒るものという認識が揃った」 by Dev/UX • 「探索的テストの内容と必要性について理解できていなかった」 by Dev • 「仕様の誤解などの確認は主に設計したUXメンバーがやると思っていたが、テ ストというプロセスがこの点を重視することで、仕様が正しく伝わるというこ とにチーム全体が能動的になることができて⾮常に良いなと思った」by PO • 「みんなの品質に対する意識が⾼いことが分かって嬉しかった」 by QA 20 開発チームを巻き込んだ読書会
  9. ⓒ 2021 atama plus Inc. 読書会の効果 • QAがスクラムチームの中により⼊りこんで活動するようになった • Agile

    Testingへの理解が深まり、開発チームがテストを意識するようになった • ふるまい駆動開発のエッセンスを取り⼊れた開発の中で、実例(SbE)の記述 を通して、チームで具体的な会話ができるようになった • 課題整理、仕様を詰める段階からQAが積極的に関与してFBできるようになっ た • 読書会で出てきたポイントを未実施の他チームにも共有できた 22 まとめ
  10. © atama plus Inc. atama plusは、Mission driven company. ミッションの実現に向けて、常識にとらわれずに考え、議論し、 互いを尊重しながら楽しむ集団です。

    ⼈が全てなので、採⽤にはとてもとてもこだわってきました。 開発チームはもとより、ビジネスチームもコーポレートチームも、 全員で良いプロダクトを創る。 ⼀つの⼤きなチームとして意⾒をぶつけあいながら ⽣徒が熱狂する学びを創っていく。 そんな想いの船に⼀緒に乗って、 新しい教育を創り、社会を変えていく仲間を募集しています。 We are hiring ! 参考リンク 3 分 で わ か る a t a m a p l u s 求 ⼈ ⼀ 覧