Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Hello kubernetes
Search
ryosukes
April 27, 2018
Programming
0
1.6k
Hello kubernetes
「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの月一の社内勉強会、Monthly Hyggeで発表した資料です。
ryosukes
April 27, 2018
Tweet
Share
More Decks by ryosukes
See All by ryosukes
北欧、暮らしの道具店を支えるAWSマルチアカウント運用 / hokuohkurashi aws multi account
ryosukes
0
15k
フィットする暮らしを支えるSRE 2021
ryosukes
1
3.5k
EKSではなくECSを採用する理由
ryosukes
0
2.6k
RegExp Error caused by PHP upgrade 5.6 to 7.2
ryosukes
0
2.9k
コマンド履歴にタグを つけるCLIツールを作った
ryosukes
0
2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
外部システム連携先が10を超えるシステムでのアーキテクチャ設計・実装事例
kiwasaki
1
290
카카오페이는 어떻게 수천만 결제를 처리할까? 우아한 결제 분산락 노하우
kakao
PRO
0
110
EventSourcingの理想と現実
wenas
6
2.3k
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
350
C++でシェーダを書く
fadis
6
4.1k
Hotwire or React? ~アフタートーク・本編に含めなかった話~ / Hotwire or React? after talk
harunatsujita
1
120
as(型アサーション)を書く前にできること
marokanatani
7
2.3k
JavaでLチカしたい! / JJUG CCC 2024 Fall LT
nhayato
0
130
ActiveSupport::Notifications supporting instrumentation of Rails apps with OpenTelemetry
ymtdzzz
1
210
Amazon Qを使ってIaCを触ろう!
maruto
0
390
Compose 1.7のTextFieldはPOBox Plusで日本語変換できない
tomoya0x00
0
170
シェーダーで魅せるMapLibreの動的ラスタータイル
satoshi7190
1
470
Featured
See All Featured
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.5k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
28
8.2k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
156
23k
Happy Clients
brianwarren
98
6.7k
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.1k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
65
4.4k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
7
630
Navigating Team Friction
lara
183
14k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
20k
Transcript
Hello Monthly Hygge ver. 3 2018/04/26 @ryosukes
Profile @ryosukes - 佐々木 亮祐 - 33歳 - 最近よく本を読む -
筋肉に目覚め始めてる - Nintendo Switchを手に 入れました 2
Today’s Theme 3
4
読んだ おもしろかった 5
Agenda 1. Kubernetesとは何か 2. 何が嬉しいのか 3. アーキテクチャをざっくり 6
Agenda 1. Kubernetesとは何か 2. 何が嬉しいのか 3. アーキテクチャをざっくり 7
Kubernetesとは何か コンテナ化されたアプリケーションを 自動デプロイ、スケーリング、自動運用 するためのオーケストレーションツール “k8s” と表記されることもある 8
Kubernetesとは何か 元々Googleが開発していたものがOSS化 現在はマイクロソフトやレッドハットも 開発に参加している 9
Kubernetesとは何か サポートしているパブリッククラウドは Google Cloud Platform、Azureなど AWSはEKSというサービスで対応予定 現在プレビュー版となっている 10
Agenda 1. Kubernetesとは何か 2. 何が嬉しいのか 3. アーキテクチャをざっくり 11
何が嬉しいのか 大きく分けてこの4つ - ベロシティ - スケーラビリティ - インフラの抽象化 - ハードウェアの効率性
12
ベロシティ 下記3つの特性によりベロシティ・可用性を 保つことができる - イミュータブル - 作成した成果物は変更されない - 宣言的設定(yaml) -
状態を宣言的に定義 ⇔ 命令的(コマンドと か) - 自己回復 - 障害やゆらぎがあってもシステムが自動回復 する 13
スケーラビリティ 下記の点でスケールできる - サービス・アプリケーション - イミュータブルかつ宣言的設定から、レ プリカが容易に作れる - チーム -
マイクロサービス化が容易になる - コンウェイの法則 14
インフラの抽象化 クラウドサービスを変更した場合でも、 宣言的設定があることでポータビリティは保たれ たまま。新しいクラスタに宣言的設定を送れば いいだけ。 15
ハードウェアの効率性 - マシンのことを考えなくて良くなる - テスト環境作成のコストダウン - マシンリソースを余すことなく使える など 16
Agenda 1. Kubernetesとは何か 2. 何が嬉しいのか 3. アーキテクチャをざっくり 17
アーキテクチャ Kubernetesの登場人物 - Cluster - Node - Pod - Service
- Kubelet - …他たくさん 18
PodとNodeをメインに ざっくり説明します 19
アーキテクチャ - Cluster - Kubernetes Engineの基盤 - Pod - 複数コンテナのグループの事
- Node - コンテナのホストとなる物理的も しくは仮想的マシン 20
アーキテクチャ - Service - コンテナ間や外部とのやり取り の通信を担う - Kubelet - Podを起動したり再起動したりを
担うエージェント - Volume - データの格納先 21
PodとNode 22
アーキテクチャ Kubernetesの他の登場人物 - Label - Annotation - ReplicaSet - DaemonSet
- Job - ConfigMap - Secret 23
量が多すぎるので 今回はここまで 24
まとめ 1. k8sを使うことでコンテナ化された アプリケーションが運用しやすくな る 2. ベロシティ、スケーラビリティ、イン フラの抽象化、ハードの効率性の 点で幸せになれる 3.
ただし、学習コストは高め 25
ありがとうございました 26