Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
レガシーシステム・技術的負債とは何か Diverseの向き合い方
Search
SAMUKEI
November 22, 2018
Technology
2
2k
レガシーシステム・技術的負債とは何か Diverseの向き合い方
レガシーシステム・技術的負債の分類とDiverseがどう向き合っているか
SAMUKEI
November 22, 2018
Tweet
Share
More Decks by SAMUKEI
See All by SAMUKEI
PWAでここまでできる
samukei
27
17k
老舗マッチングサービスとの付き合い方
samukei
0
1.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
【5分でわかる】セーフィー エンジニア向け会社紹介
safie_recruit
0
20k
技術好きなエンジニアが _リーダーへの進化_ によって得たものと失ったもの / The Gains and Losses of a Tech-Enthusiast Engineer’s “Evolution into Leadership”
kaminashi
0
200
パスキーでのログインを 実装してみよう!
hibiki_cube
0
620
Engineering Managementのグローバルトレンド #emoasis / Engineering Management Global Trend
kyonmm
PRO
6
980
Redefine_Possible
upsider_tech
0
240
React Server Componentは 何を解決し何を解決しないのか / What do React Server Components solve, and what do they not solve?
kaminashi
6
1.2k
製造業の会計システムをDDDで開発した話
caddi_eng
3
930
パスキー導入の課題と ベストプラクティス、今後の展望
ritou
7
1.2k
移行できそうでやりきれなかった 10年超えのシステムを葬るための戦略 / phper-kaigi-2025-ryu
carta_engineering
0
680
数百台のオンプレミスのサーバーをEKSに移行した話
yukiteraoka
0
640
AWS のポリシー言語 Cedar を活用した高速かつスケーラブルな認可技術の探求 #phperkaigi / PHPerKaigi 2025
ytaka23
7
1.5k
DevOps文化を育むQA 〜カルチャーバブルを生み出す戦略〜 / 20250317 Atsushi Funahashi
shift_evolve
1
110
Featured
See All Featured
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
75
5.7k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
22
2.6k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
81
5.2k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
67
11k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
344
40k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
49k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
41
2.6k
Docker and Python
trallard
44
3.3k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9.2k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.5k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
27
5.2k
Transcript
レガシーシステム 技術的負債 とは何か Diverseの関わり方
who? • さむけい(藤田 雄大) • 所属はDiverse Inc. / MAEMO LLC •
youbrideのサーバ・クライアントやってます • DroidKaigi 2019に登壇します!PWAの話します! https://droidkaigi.jp/2019/ • 会社でPodcast配信してます。聴いてください! https://podcast.diverse-inc.com/
オンライン カジュアル シリアス オフライン
レガシーシステム 技術的負債 に悩まされているという方
みなさん悩んでいますね!
では、 レガシーシステム 技術的負債 とはなんでしょうか?
レガシーシステムとは?(wikipedia引用) レガシーシステムとは、主にコンピュータの分野で、代替す べき新しい技術などのために古くなったコンピュータのシス テムや技術などのことである。そのようなデバイスをレガ シーデバイス、そのようなオペレーティングシステムを、レガ シーOSなどともいう。
技術的負債とは?(wikipedia引用) 技術的負債とは、行き当たりばったりなソフトウェアアーキ テクチャと、余裕のないソフトウェア開発が引き起こす結果 のことを指す新しい比喩である。「設計上の負債」とも言う。
ざっくり ・古いシステムなどレガシーシステム ・設計ミス or 設計のないソフトウェアを技術的負債 ということで、悪いっぽいですね。
本当にそうでしょうか?
古いシステムということは枯れている(安定している)というこ とではないの?
当時は設計が適切であっても時代の流れに取り残されたら 技術負債になるよね?
モヤモヤしてきましたか?
モヤモヤしてきましたね?
でも、 レガシーシステム 技術的負債 にはみなさん悩まされていますよね?
では、 レガシーシステム 技術的負債 を”課題”と捉えてみるとどうでしょうか?
みなさん”課題”を”解決”することは 好き(面白い)ですよね?
じゃあ、 レガシーシステム 技術的負債 という”課題”を”解決”することは、 面白いことじゃないですか!?
ということで、 Diverseがどのように レガシーシステム 技術的負債 という”課題”と向き合っているか を話します!
では、 Diverseにおける レガシーシステム 技術的負債 の”課題”を元に分類してみます
インフラ • オンプレミス • 2013年にリプレースしたままの環境(youbrideの例) ◦ ホスト環境のOSが古い ◦ 仮想環境のOSが古い ◦
仮想環境内のソフトウェアのバージョンが古い アプリケーション
インフラ アプリケーション • サーバサイドの言語がPerl • 開発キャパを超えた仕様変更による改修
分類ができましたね それぞれの課題の詳細とアプローチを考えます
• オンプレミス • 2013年にリプレースしたままの環境(youbrideの例) ◦ ホスト環境のOSが古い ◦ 仮想環境のOSが古い ◦ 仮想環境内のソフトウェアのバージョンが古い
インフラ アプリケーション
オンプレミスの課題 オンプレ = 悪ではありませんが、 • 即時のスケールアップが難しい • 開発環境の増設なども保守会社への問い合わせが必要 といった点がプロダクトの成長にネックになっています。
オンプレミスへのアプローチ 開発を円滑に進めるためにAWSなどのクラウドへの移行を進めています。 オンプレミス環境を一気に全部移行することは出来ません。 そのため、機能単位でクラウド環境に移行を計画しています。 現在は、STFからAWS S3に移行をしています。
• オンプレミス • 2013年にリプレースしたままの環境(youbrideの例) ◦ ホスト環境のOSが古い ◦ 仮想環境のOSが古い ◦ 仮想環境内のソフトウェアのバージョンが古い
インフラ アプリケーション
2013年のままの環境の課題 重大なセキュリティパッチのみ当てる運用になっていたため、 • 重大なセキュリティリスクはないがソフトウェアが構成が古い • なので、メジャーバージョンアップには設定ファイルのマイグレーションも必 要になる • 結果、アップデートが難しい という状況になっています。
2013年のままの環境へのアプローチ 社内の文化と体制に問題があると考え、 • 上長に現状の課題を認識してもらう • 認識してもらった上で、社内にSRE部隊を整備することに同意してもらう という、課題を解消するための組織作りを始めています。
• サーバサイドの言語がPerl • 開発キャパを超えた仕様変更による改修 インフラ アプリケーション
サーバサイドの言語がPerlの課題 Perlは年に1回アップデートされており、メンテナンスされています。 そのため、Perl = レガシーではないと個人的には考えています。 ただし、 • 言語のシェアが減っており、Perlでの求人活動はすごく難しい • 社内に第一言語がPerlの人が少なくなった
という課題を抱えています。
サーバサイドの言語がPerlへのアプローチ (youbrideの例) 求人活動の課題はクリティカルになっているため、積極的にPerlから別の言語に 移行する作業を進めています。 youbrideではWeb/API双方が必要なため、マイクロサービス化は考えずにフル スタックなフレームワークを持つRubyへの移行を現在進めています。 (仲間募集中です!)
• サーバサイドの言語がPerl • 開発キャパを超えた仕様変更による改修 インフラ アプリケーション
開発キャパを超えた仕様変更による改修の課題 設計や実装や単体テストへの対応の時間がないことによって 1. 安易に巨大なBaseクラスが作成される 2. 便利だけど黒魔術的なUtilityが大量に作られる 3. Modelが強すぎて後から単体テストが難しい などの課題が生まれていました。
開発キャパを超えた仕様変更による改修へのアプローチ1 (youbrideの例) • カンバンでのタスクコントロールを行う タスクを見える化し、1スプリントで実施できる タスクを明確にすることでキャパシティを超える 開発をしないように調整しています。
開発キャパを超えた仕様変更による改修へのアプローチ2 (youbrideの例) • 設計方針はチームで認識をあわせてから簡易なドキュメントを作成 巨大なBaseを作らないなどの意識を統一しながら進めています。 ただし、どんなに設計をしても時代が変われば合わなくなっていきます。 放置せず適切な形にメンテナンスし続けることが大事です!!!!
全然語り足りていないので 懇親会でぜひ話しましょう〜
おわり