Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
GitHub Actionsのキャッシュと手を挙げることの大切さとそれに必要なこと
Search
Satoshi Kaneyasu
October 29, 2024
Programming
5
490
GitHub Actionsのキャッシュと手を挙げることの大切さとそれに必要なこと
Satoshi Kaneyasu
October 29, 2024
Tweet
Share
More Decks by Satoshi Kaneyasu
See All by Satoshi Kaneyasu
変化の激しい時代における、こだわりのないエンジニアの強さ
satoshi256kbyte
1
900
密集、ドキュメントのコロケーション with AWS Lambda
satoshi256kbyte
1
230
【PHP】破壊的バージョンアップと戦った話〜決断と説得
satoshi256kbyte
0
160
今更聞けないセキュリティ用語の基礎知識 2025新春
satoshi256kbyte
0
130
AWS re:Invent 2024個人的まとめ
satoshi256kbyte
0
240
今年一番支援させていただいたのは認証系サービスでした
satoshi256kbyte
1
310
おもにクラウドの話してます#4 OPスライド
satoshi256kbyte
0
66
AWS認定資格を勉強した先に何があったか
satoshi256kbyte
2
270
Amazon Aurora Serverless v2のアプデと、Amazon Aurora PostgreSQL Limitless DatabaseのGAについて
satoshi256kbyte
0
180
Other Decks in Programming
See All in Programming
DevNexus - Create AI Infused Java Apps with LangChain4j
kdubois
0
150
技術好きなエンジニアが "リーダーへの進化" によって得たものと失ったもの
pospome
4
640
Boost Your Web Performance with Hyperdrive
chimame
1
170
読もう! Android build ドキュメント
andpad
1
110
OUPC2024 Day 1 解説
kowerkoint
0
250
Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた
akihisaikeda
1
190
SwiftUI移行のためのインプレッショントラッキング基盤の構築
kokihirokawa
0
200
Better Code Design in PHP
afilina
0
190
JAWS Days 2025のインフラ
komakichi
1
370
CIBMTR振り返り+敗北から学ぶコンペの取り組み方反省
takanao
1
300
高セキュリティ・高耐障害性・サブシステム化。そして2億円
tasukulab280
2
440
RecSys2024 参加報告
unonao
1
120
Featured
See All Featured
Music & Morning Musume
bryan
46
6.4k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
30
2.3k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
511
110k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
115
51k
The Invisible Side of Design
smashingmag
299
50k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
11
1.3k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
429
65k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
12k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
Transcript
GitHub Actionsのキャッシュと 手を挙げることの大切さと それに必要なこと 2024.10.30 SATOSHI KANEYASU
自己紹介 氏名:兼安 聡 所属:株式会社サーバーワークス アプリケーションサービス部 在住:広島(フルリモート) 担当:DevOps、PM、SM 2024 Japan AWS
Top Engineers (Database) 2024 Japan AWS All Certifications Engineers 認定スクラムマスター X:@satoshi256kbyte 去年よく触ってたDBはAmazon Timestream 今年はAmazon Neptuneをよく触ってます
今日のお話 • GitHub Actionsでビルド処理してたけど微妙に遅かったのでチューニン グしてみました。 • やってたらちょっと思うところが出たのでその話もさせていただきます。 • プロジェクトの一員として日々業務に当たられているプログラマーをイ メージして書いてみました。
GitHub Actions、使ってますか? • GitHub Actionsは、リポジトリ内にYAMLファイルを置くと、GitHubへ の操作をトリガーに、YAMLに書いた処理を自動で行うものです。 • いわゆるCI/CDでよく使います。 • https://github.co.jp/features/actions
GitHub Actionsのサンプル ビルド用コンテナのOSの指定 ソースのチェックアウト Pythonの準備 pipenvのインストール 依存ライブラリのインストール ※ここに数十秒かかる 自動テストの実行
この中でチューニングを試みる ここがチューニングができそう なのでやってみます
actions/cache@v4でキャッシュを効かせる PIPENV_VENV_IN_PROJECT: “true”とした場合、 pipenvでインストールしたライブラリは、 プロジェクトフォルダの.venvに溜まるのでここをキャッシュ対象とする Pipfile.lockが変わってない=必要なライブラ リが変わってないとみなせるので、 Pipefile.lockをハッシュ化したものをキーの 一部とする キャッシュがヒットしない場合のみ、
ライブラリをインストールするように変更
理屈はわかるけど、これを誰がやるのか? • アプリエンジニアの方がやるのがベターだと思いますが、ライブラリ管 理ツールの動きをしっかり把握してる人って案外少ないので、手を挙げ る人は少ないかも • パイプラインを作ってくれる人が外部にいる場合もあるでしょうが、 その方にチューニングまで求めるのはちょっと微妙な気がします • (余談)プラットフォームエンジニアという役割の人は、そうそう
現れないと思います • リーダーが明確に指示を出す/誰かが手を挙げる しないとこの辺の改 善はおざなりになるかも
<まとめ> 手を挙げることの大切さと、それに必要なこと • 今回述べたようなあんまり皆がやりたがらないことに手を挙げる人が リーダーとかアーキテクトになってくのだと思います • やったことないことに挑戦するのは勇気がいります • 何がどうなって動いていると、やったことなくてもあたりをつけること ができるので、それが勇気の源泉になることがあります
• 目の前の機能の実装で忙しいでしょうか、たまには手を止めて自分の目 の前のコードは何がどうなって動いているか目を向けると将来的に仕事 の幅を広げることにつながるかもしれません
以上です。