Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
平成元年度に卒業した高専生が、令和元年の高専生に伝えたいこと
Search
Satoru MIYAZAKI
August 17, 2019
Education
2
230
平成元年度に卒業した高専生が、令和元年の高専生に伝えたいこと
Satoru MIYAZAKI
August 17, 2019
Tweet
Share
More Decks by Satoru MIYAZAKI
See All by Satoru MIYAZAKI
どこのご家庭にもあるOpenSolarisを、ZFSで有効活用
smiyaza
0
170
How to secure container environment
smiyaza
0
480
コンテナ環境をセキュアに運用する方法 #osc20on
smiyaza
0
930
コンテナのセキュリティについて考えよう osc2020tk
smiyaza
6
950
コンテナのセキュリティについて考えよう osc2019tk
smiyaza
1
140
コンテナのセキュリティについて考えよう
smiyaza
0
810
コンテナセキュリティってどうなってるの?
smiyaza
2
590
如何にPHP7.3.3のDockerイメージを作るか
smiyaza
0
790
KUSANAGI RoDの紹介
smiyaza
0
940
Other Decks in Education
See All in Education
1113
cbtlibrary
0
260
TP5_-_UV.pdf
bernhardsvt
0
100
セキュリティ・キャンプ全国大会2024 S17 探査機自作ゼミ 事前学習・当日資料
sksat
3
850
Qualtricsで相互作用実験する「SMARTRIQS」入門編
kscscr
0
320
オープンソース防災教育ARアプリの開発と地域防災での活用
nro2daisuke
0
170
技術を楽しもう/enjoy_engineering
studio_graph
1
420
Flip-videochat
matleenalaakso
0
14k
寺沢拓敬 2024. 09. 「言語政策研究と教育政策研究の狭間で英語教育政策を考える」
terasawat
0
200
Lisätty todellisuus opetuksessa
matleenalaakso
1
2.3k
ACT FAST 20240830
japanstrokeassociation
0
320
Ch2_-_Partie_3.pdf
bernhardsvt
0
100
Algo de fontes de alimentación
irocho
1
370
Featured
See All Featured
BBQ
matthewcrist
85
9.3k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
27
5.3k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
8.9k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
5 minutes of I Can Smell Your CMS
philhawksworth
202
19k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
93
16k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
52
4.9k
Being A Developer After 40
akosma
87
590k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
131
33k
Transcript
平成元年度に卒業した 高専生が、令和元年の 高専生に伝えたいこと 社会人になったら必要になること
自己紹介 宮﨑悟 みやざきさとる s_miyaza satoru.miyazaki.31 • 平成元年度: • NEC系SI子会社: •
雇われSIer: • Prime Strategy: • 令和元年: 函館高専機械工学科卒業 UNIX/Windowsアプリ開発→SI→ISP用Linuxのお守り 金融系システムのセキュリティ設計 超高速WordPress仮想化マシンKUSANAGIの開発 フリーランス(函館在住) • コラム執筆 • KUSANAGIの開発(Prime Strategy社) • コンテナセキュリティの調査(Creationline社)
社会人になったら必要になること Documentation Communication Learning
Documentation 文章を書くこと
高専生は長文を書くことに慣れている 文章を書くことに慣れているのは 大きなメリット 高専生は長いレポートに慣れている 最近は、SNSなど短文しか書けない 人もいる
次のステップに進むには(1) 構造化された文書を書く 論理的に文章の構造を考える 目次、見出し、箇条書きのように 文章を構造化する 場合によっては表・グラフを加える
次のステップに進むには(2) ページ数、文字数によって書くことを変える 1ページ以内/1200文字などページ数・ 文字数を指定されることがある 内容を要約する技術 何を伝えるかを考える 優先度を考える
Communication 何かを伝えること
人は一人では何もできない だから人と人は繋がりを持つ →Communication 仕事はチームで行う(普通は) 同僚とのコミュニケーション 上司・部下とのコミュニケーション 顧客とのコミュニケーション プレゼンテーション
チームコミュニケーションに大切なこと 問題が発生したときは時系列にまとめる 5W1H(Who、When、Where、What、Why、How)を考える 論理的に考える 報告・連絡・相談
失敗は誰でもする! 自分で抱え込まない 報告・連絡・相談を受けやすい環境を作る 誰に聞けばいいか 自分が上司のときは、失敗を叱らず改善策を指示する
会議 会社によっていろいろな流儀がある いい会議 予め資料を配布し、読んでいることを前提とする 会議のゴールを決める 何を決めるのか
何を周知するのか 会議の振り返りを行う 時間内に終了する
顧客とのコミュニケーション 議事録を取って、相手に同意を求める 言った、言わないを回避 必要ならば写真撮影、録音する カネを払わない客は、お客ではない 無理な要求は受けない 営業が無理な案件を取ってきたら、 営業に責任取らせる
プレゼンテーション 何を話して何を話さないかを決める 大きい文字を使う 画面ではなく、観客の方をみる 大きい声で、ゆっくり話す
身振り手振り重要 時間を守る
Learning 学ぶこと
技術者は一生勉強 新しい技術の台頭 知識の幅を広げる 知識と知識を結びつける
学び方 Webサイト ググる技術(前提知識がないとググれない) 最新の知識を得ることができる 書籍
体系だった知識を得られる すぐ買わないと無くなる 勉強会 いくつかの勉強会が開かれている 参加することで、同業種、他業種の人脈が増える
最後に 就職はスタートラインに立っただけ 社会人になってからのほうが学習量は増える あとお金は大事なので、自分で勉強しよう