Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
GitlabとIstioでつくるコンテナネイティブCICD
Search
Shunsuke Miyoshi
December 03, 2018
Technology
1
1.2k
GitlabとIstioでつくるコンテナネイティブCICD
Japan Container Days 201812 Meetup(
https://eventregist.com/e/containerdays1812meetup)での発表資料です
Shunsuke Miyoshi
December 03, 2018
Tweet
Share
More Decks by Shunsuke Miyoshi
See All by Shunsuke Miyoshi
RFCの歩き方
smiyoshi
1
220
クラウドネイティブ時代のセキュリティの考え方とIstioによる実装 / cloud native security and istio
smiyoshi
13
3.7k
Istio RBAC入門
smiyoshi
0
310
A STORY OF USELESS CRYPTOGRAPHY
smiyoshi
0
150
Advanced Security on Kubernetes with Istio
smiyoshi
0
380
Other Decks in Technology
See All in Technology
rootlessコンテナのすゝめ - 研究室サーバーでもできる安全なコンテナ管理
kitsuya0828
3
390
OCI 運用監視サービス 概要
oracle4engineer
PRO
0
4.8k
アジャイルチームがらしさを発揮するための目標づくり / Making the goal and enabling the team
kakehashi
3
140
ノーコードデータ分析ツールで体験する時系列データ分析超入門
negi111111
0
420
CDCL による厳密解法を採用した MILP ソルバー
imai448
3
150
Shopifyアプリ開発における Shopifyの機能活用
sonatard
4
250
リンクアンドモチベーション ソフトウェアエンジニア向け紹介資料 / Introduction to Link and Motivation for Software Engineers
lmi
4
300k
iOSチームとAndroidチームでブランチ運用が違ったので整理してます
sansantech
PRO
0
150
テストコード品質を高めるためにMutation Testingライブラリ・Strykerを実戦導入してみた話
ysknsid25
7
2.7k
ドメインの本質を掴む / Get the essence of the domain
sinsoku
2
160
AWS Lambda のトラブルシュートをしていて思うこと
kazzpapa3
2
180
EventHub Startup CTO of the year 2024 ピッチ資料
eventhub
0
120
Featured
See All Featured
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.5k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.8k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
49
11k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
54
9.1k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
8.9k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Making Projects Easy
brettharned
115
5.9k
Navigating Team Friction
lara
183
14k
Transcript
2018年12月3日 三好 俊介 (
[email protected]
) 富士通株式会社 GitLabとIstioで作る コンテナネイティブCICD Copyright 2018 FUJITSU
LIMITED 0
Who am I ? Kubernetesやってる人 コミュニティ開発だったり普及活動だったり・・・ Certified Kubernetes Administrator •
たぶん日本最速?(2017年9月 β版時に取得) 休日もコード書いてます(・ω・)b GitHub(https://github.com/sh-miyoshi) 1 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED
発表の対象者 & お伝えしたいこと 開発と運用チームがわかれている 2 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED 開発チーム
運用チーム 友好的な コミュニケーション どういったCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー) のpipelineを書けばいいか
GitLabとは? GitLab GitLab Inc.が開発しているGitリポジトリマネージャー → GitHubみたいなもの 無償コミュニティ版(GitLab-CE)と エンタープライズ版(GitLab-EE)がある → オンプレ上に無料で立てられる
CI(継続的インテグレーション)のための機能が標準装備 3 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED
Istioとは? Istio サービスメッシュ技術の一つ → マイクロサービスをやる上で大変なことを インフラレイヤーで解決するためのもの Istioでできること サービス間のトラフィック制御 • 通信量制御、カナリアリリース、ロードバランシングなど
セキュアなマイクロサービスの構築 • サービス間通信の暗号化 綿密な測定とレポート 4 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED アプリケーションコードの 変更なしに実現
Why Istio? CD(継続的デリバリー)ならSpinnaker(※)でも・・・ Istioはネットワークを制御できる CDだけをやりたいなら別ツールのほうが楽 運用を考えるなら個人的にはIstioがおすすめ 5 Copyright 2018 FUJITSU
LIMITED ※Netflix社製OSS版のCDツール • どのサービスとどのサービスが つながっているんだっけ? • どれくらいアクセスされているんだっけ? • レイテンシは?
(1)コード 開発 (2)コード品質 確保 (3)コード 統合 (5)成果物 テスト (6)デプロイ 開発チームのタスクの流れ
運用チームのタスクの流れ 開発ブランチ作成 コーディング (場合により) ローカルレビュー Unit Test Code Analysis Reviewer のアサイン Pull Req 発行. 開発ブランチを masterにマージ マージされるごとに 自動バージョニング テスト環境に デプロイ テスト結果を 確認 リリース可否 判断 本番にデプロイ (Canary release) 状態確認 現用系 切り替え(BG) 失敗 リポジトリにpush (場合により) 自己レビュー (手動) 手動Review (コードとReview 用環境でチェック) 失敗 Review用 環境の準備 自動ビルド Docker registry に保存 registryから 手動(?)で取得 監視用のSidecar とかを追加 どこかで失敗したら開発チームへフィードバック (4)本番用 Appビルド ※アンダーラインが引いてある項目は自動で実行 CICDのpipelineの例(今日の本題) Copyright 2018 FUJITSU LIMITED 9 Gitlabの出番 Istioの出番
デモ 今日は一部だけデモします! やること 運用者向けCICD 全体が知りたい方はGitHubを見てください https://github.com/sh-miyoshi/jkd201812meetup 7 Copyright 2018 FUJITSU
LIMITED
8 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
(参考) Auto DevOps機能 Auto DevOps機能 Gitlabの機能の一つ Kubernetesと連携したいい感じのCICDパイプラインを ボタン一つで自動で生成 もちろん手動で修正も可能 注意点
プロキシ環境だとはまり点満載 (pipelineを自作するときの参考になります) 9 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED
Istioのイメージ図 10 Copyright 2018 FUJITSU LIMITED サービス A サービス B
サービス C サービス D サービス E Istio Control Plane Envoy(Istio Data Plane) エッジプロキシ 各サービス間の通信を肩代わり Envoy間通信の監視と制御