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AI でアップデートする既存テクノロジーと、クラウドエンジニアの生きる道

SORACOM
September 07, 2024

AI でアップデートする既存テクノロジーと、クラウドエンジニアの生きる道

2024年9月7日開催『四国クラウドお遍路 2024 in 高知 & SORACOM UG四国 共催』で、ソラコム松下(max)が発表した資料です。

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September 07, 2024
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  1. 株式会社ソラコム テクノロジー・エバンジェリスト 松下 享平 (まつした こうへい) "Max" • 静岡県民 新幹線通勤族

    • 講演や執筆を中心に活動、登壇数600以上/累計 • 経歴: 東証二部ハードウェアメーカーで情シス、 EC 事業、IoT 事業開発を経て2017年より現職 • 好きな言葉「論よりコード」 • X(旧Twitter): @ma2shita • 好きなサービス: • SORACOM Funnel • AWS IoT Core • Pixel 9 Pro にしました WiJG?, Public domain, via Wikimedia Commons NEW!! NEW!!
  2. 生成 AI (LLM) 【LLM】 入力情報から「次の情報を予測」 これまでの機械学習(ML)や 深層学習(DL)と異なる点 IoT とは、遠くのモノや現場で起こっているコトを デジタル化する技術です。その用途は、

    …その用途は、製造業における 初期入力 出力 = 生成 この文章に続く単語は “この” 確率が高い …その用途は、製造業における機械の監視や、 …その用途は、製造業における機械の監視や、地域防災を さらに入力 《これまで》 ⚫ 学習フェーズと推論フェーズ ⚫ 専門知識が必須 《生成AI》 ✓ 学習フェーズが不要 ― すぐ結果が得られる ✓ 専門知識が不要 ― 誰でも使える
  3. 広がる、生成 AI の可能性 時系列データへの適用 ✓ トレンドの言語化 ✓ 欠落データ発見や補完 ✓ 未来予測

    マルチモーダル情報の認識 ✓ 人以外からのデータ入力 ✓ 物体認識、 OCR、文字起こし マルチモーダル AI 時系列 基盤モデル SLM (小規模言語モデル) ✓ プロンプト最適化 ― クラウド・LLM への前処理 ✓ 独立動作 ― オフラインファーストデバイス オフライン・LLM 協調 UX 物理世界へのフィードバック ✓ 操作アシスト ✓ 機械の動作 デジタルツイン ✓ データ同士、組織内 DB との結合 ✓ 整形、意味づけ、マッピング データ処理の自動化 RAG (検索強化生成)
  4. コンピュータの5大装置と デバイス・サーバーレスアーキテクチャーの比較 制御・演算装置 CPU 記憶 装置 入力 出力 e.g.) キーボード

    e.g.) モニター サーバーレスアーキテクチャー 出力 Amazon API Gateway Amazon DynamoDB AWS Lambda デバイス 入力 出力 入力 出力 入力 API API API API
  5. テクノロジーと社会の変化 IT インター ネット クラウド IoT 1995~ 2005~ 2015~ デジタル化

    インフラ データ活用 デジタル化 2025~ インフラ • 5G、LPWA データ活用 • ML、生成 AI
  6. IoT Devices Cellular Session Mgmt Authentication & Authorization Billing API

    Gateway API Web Console Polaris: Cellular Core Interfaces implemented as distributed system MNO (KDDI/DOCOMO/Global) AWS Direct Connect Dipper: A set of micro services that enable Polaris and external facing API HLR/HSS, SMSC GGSN/PGW GTP SIGTRAN/ Diameter Amazon S3 Device Mgmt VPC VPC VPC Amazon SQS API VPC Hubble: Operating and Monitoring system Soracom’s Core Network Architecture
  7. 手軽なアウトプット「SNS」 出典: 生越昌己. “オープンソースへの参加は難しくない(2)使っていることの表明”. 日経クロステック トップ > ITシステム > 生越昌己のオープンソースGTD.

    2009-09-01. https://xtech.nikkei.com/it/article/Watcher/20090831/336240/, (参照 2024-02-12). 「使っている」ということを積極的に表明しておいた方が, いろいろな人にとってメリットになります。 (中略) 「使っていることの表明」で一番簡単なのは,twitterやblogで 「使った」と書いてみることです。 時には公式アカウントからの返信も