Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Exploratory:プロダクト活用度の話
Search
tadaken3
May 23, 2024
Programming
0
61
Exploratory:プロダクト活用度の話
tadaken3
May 23, 2024
Tweet
Share
More Decks by tadaken3
See All by tadaken3
戦略と実行を繋ぐ活用ファーストのデータ分析基盤
tadaken3
0
3
プロダクト活用度で見えた真実 ホリゾンタルSaaSでの顧客解像度の高め方
tadaken3
0
920
[我が社のデータエンジニアリング現場]我が社が考える最強のデータ基盤・開発体制!
tadaken3
0
100
はじめてのWatchOSアプリ。はじめてのiOSアプリ
tadaken3
0
65
拡張現実を活用して幸福度をあげる方法
tadaken3
0
1.3k
LINE Notifyで作る健康習慣をサポートする仕組み
tadaken3
0
1.5k
チームづくりにおける成功法則 - LINEにおけるHR Techの取り組み- / people analytics tokyo
tadaken3
1
4.9k
Google Data Studioで イカしたダッシュボード作る
tadaken3
0
1.5k
Google Apps Scriptで三日坊主を克服する
tadaken3
2
1.3k
Other Decks in Programming
See All in Programming
機能追加とリーダー業務の類似性
rinchoku
2
1.3k
詳解!defer panic recover のしくみ / Understanding defer, panic, and recover
convto
0
240
AIコーディングAgentとの向き合い方
eycjur
0
270
モバイルアプリからWebへの横展開を加速した話_Claude_Code_実践術.pdf
kazuyasakamoto
0
330
概念モデル→論理モデルで気をつけていること
sunnyone
2
180
「手軽で便利」に潜む罠。 Popover API を WCAG 2.2の視点で安全に使うには
taitotnk
0
860
私の後悔をAWS DMSで解決した話
hiramax
4
210
知っているようで知らない"rails new"の世界 / The World of "rails new" You Think You Know but Don't
luccafort
PRO
1
160
go test -json そして testing.T.Attr / Kyoto.go #63
utgwkk
3
300
テストカバレッジ100%を10年続けて得られた学びと品質
mottyzzz
2
600
RDoc meets YARD
okuramasafumi
4
170
複雑なドメインに挑む.pdf
yukisakai1225
5
1.2k
Featured
See All Featured
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
33
2.4k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
358
30k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
840
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
431
66k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
139
34k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
330
21k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.2k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
131
19k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
180
9.9k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
31
2.2k
Transcript
© Chatwork ユーザーの活用状況を定量化するために、 プロダクト活用度を設定した話 2024年03月29日 コミュニケーションプラットフォーム本部 田中 賢太 Chatwork株式会社
自己紹介 2 • 田中賢太(たなかけんた) • @tadaken3 • Chatwork ← LINE
← 任天堂 • データアナリスト / アナリティクスエンジニア • データをいい感じに集計・分析して、プロダクトの成長に繋げる • 趣味:レトロゲーム集め • 嫁と子供(3歳👦)と3人ぐらし https://chado.chatwork.com/entry/2024/03/12/100000
「Chatwork」とは 3 ※Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者(
MAU:Monthly Active User)調査。※調査対象は Chatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む44サービスを Chatwork株式会社にて選定。 効率的に情報共有できる グループチャット 仕事の見える化ができる タスク管理 見落としがなくなる ファイル管理 いつでも会議ができる ビデオ/音声通話
今日お話しすること 4 ユーザーのプロダクト活用状況を定量的に可視化する話
What プロダクト活用度?
前提 6 SaaSのビジネスにおいては コンバージョンとリテンションが成長のエンジン
利用開始後28日、月次単位などで継続率をモニタリング 7 企業秘密
8 継続率は後追い指標 プロダクトの利用回数の減少 オンボードの失敗 ユーザーの離脱 継続率の悪化
9 継続率は後追い指標 プロダクトの利用回数の減少 オンボードの失敗 ユーザーの離脱 継続率の悪化 ←ここで検知しても遅い ←ここで検知したい
PLG戦略とプロダクト・エンゲージメント 10 一般的に、ユーザーはプロダクトを徐々に使わなくなるものだ。 毎朝使っていたものが月1回へと減り、 あるときもう全く使っていないことに気がつく。 この時点でユーザーは「チャーン」する。 実際は、その何ヶ月前にも決断がされていたにもかかわらず、である。 (中略) まずはプロダクト・エンゲージメントを測定しよう。 「プロダクト・レッド・グロース」
より引用
なぜ、プロダクト活用度の指標化したいと思ったか? 11 以下の傾向が、データでわかった • 利用頻度や利用日数が多いほど、有料化率も高いし、他の人を招待する割合が高い • 利用日数が多いほうが、翌月の離脱する割合も低い 利用間隔ごとの有料化率・招待率 アクティブ日数別の翌月休眠率 企業秘密
企業秘密
わかりやすさ大事 12 プロダクト・エンゲージメント → プロダクト活用度
プロダクト活用度の算出
チャットワークのアクションを点数化 14 • XXXというアクションは5点 • YYYというアクションは3点 • というように点数を設定 • アクション数
x 点数でプロダクト活用度をユーザー単位で算出
「Chatwork」のアクションを点数化 15 • 各ユーザーが20%ずつになるよう、5等分 ラベル スコア ユーザーイメージ スーパーライト 0-2 ほぼ、閲覧行動しかしてない
ライト 3-15 時々、メッセージやリアクションをし ている ノーマル 16-60 中間層: メッセージ、リアクション換算で、 1日に1-3メッセージぐらいのイメージ ヘビー 61-250 メッセージ、リアクション換算で、 1日に3-12メッセージの利用 スーパーヘビー 251+ メッセージ、リアクション換算で、 1日に12メッセージ以上 企業秘密
Exploratoryならこういったカテゴリー作成も簡単! 16 企業秘密 企業 秘密 企 業 秘 密
活用事例 17 プロダクト活用度を設定することで、 ユーザー・組織単位で活用状況を定量・可視化することができた • プロダクト活用度を元のロイヤル顧客を特定し、ユーザーインタビューを実施 顧客戦略策定の参考材料に! • カスタマーサクセスで、顧客単位でプロダクト活用度をモニタリング ユーザー・組織単位での活用状況をみて活用支援!
まとめ 18 • プロダクト活用度とは、ユーザーの活用状況を可視化するもの • プロダクト活用度を算出することで、ユーザーのカテゴリ分類ができるように • Exploratoryを使えば、プロダクト活用度の算出はとっても簡単! SaaSにとって最も重要なのに誰も見てないKPI:プロダクト・エンゲージメント https://exploratory.io/note/kanaugust/SaaS-KPI-DBR6Qex2ba/note_content/note.html
SaaS アナリティクス ワークショップ #8 - CLV(顧客生涯価値)の計算 https://speakerdeck.com/ikuyam/saas-anariteikusu-wakusiyotupu-number-8-clv-gu-ke-sheng-ya-jia-zhi-falseji-suan 参考資料
最後にお知らせ
プロダクトマネージャー絶賛募集中!! 20 ご入社いただいた方には、もれなくExplratoryのライセンスがついてきます https://hrmos.co/pages/chatwork/jobs?category=1501423959259774976&_ga=2.16354802.579992892.1710491260-152832851.1672887610&_gl=1*jnqi99*_ga*MTUyODMyODUxLjE2NzI4ODc2MTA.*_ga_RQYDTZEQG2*MTcxMDUxNTQzMy42LjAuMTcxMDUxNTQzNC41OS4wLjA.
働くをもっと楽しく、創造的に