Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
gitのブランチ戦略
Search
takashabe
February 26, 2015
Programming
8
5.7k
gitのブランチ戦略
社内LT大会で話した資料です。
takashabe
February 26, 2015
Tweet
Share
More Decks by takashabe
See All by takashabe
より良いターミナルでの生活を求めて
takashabe
0
21
OpenCensusでcustom context propagationとexporterを書いた話 / OpenCensus with custom context propagation and exporter
takashabe
0
1.5k
pubsub with concurrent
takashabe
1
840
社内ISUCONを開催した話
takashabe
0
1.5k
ISUCON大反省会
takashabe
0
1.8k
サルでもわかるgit
takashabe
0
1.3k
playで複数DBする
takashabe
0
1.6k
MySQLで高トラフィックに立ち向かう
takashabe
0
1.7k
GitHubの良さ
takashabe
2
2.2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
What’s New in Compose Multiplatform - A Live Tour (droidcon London 2024)
zsmb
1
330
Why Spring Matters to Jakarta EE - and Vice Versa
ivargrimstad
0
930
2万ページのSSG運用における工夫と注意点 / Vue Fes Japan 2024
chinen
3
1.3k
go.mod、DockerfileやCI設定に分散しがちなGoのバージョンをまとめて管理する / Go Connect #3
arthur1
10
2.3k
Re:ProS_案内資料
rect
0
380
Honoの来た道とこれから
yusukebe
19
3k
のびしろを広げる巻き込まれ力:偶然を活かすキャリアの作り方/oso2024
takahashiikki
1
400
生成 AI を活用した toitta 切片分類機能の裏側 / Inside toitta's AI-Based Factoid Clustering
pokutuna
0
560
Macとオーディオ再生 2024/11/02
yusukeito
0
140
プロジェクト新規参入者のリードタイム短縮の観点から見る、品質の高いコードとアーキテクチャを保つメリット
d_endo
1
1k
Modern Angular: Renovation for Your Applications
manfredsteyer
PRO
0
200
Kotlin2でdataクラスの copyメソッドを禁止する/Data class copy function to have the same visibility as constructor
eichisanden
1
110
Featured
See All Featured
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
93
13k
Building an army of robots
kneath
302
42k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.4k
Visualization
eitanlees
144
15k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
32
1.8k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
51
4.8k
Making Projects Easy
brettharned
115
5.9k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
654
59k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
BBQ
matthewcrist
85
9.3k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
19
1.1k
Transcript
gitのブランチ戦略 Takashi Abe Mynet Inc. 24/02 2015
git初心者あるある
ブランチの子供が出来過ぎ てマージ困難
いつの間にかmasterに取り 込まれるコミット
None
ブランチ戦略決めましょう
ブランチ戦略とは 新機能開発やリリースなど、各用途専用のブランチを用 意する 各ブランチに明確な意図を持たせて混ざらないように することで複数人での開発をやりやすくする
メジャーなブランチ戦略 git-flow 5種類のブランチを使って機能開発、リリース、hotfix などの役割を明確に分けている 堅牢なモデルだが慣れないうちは煩雑 github flow masterと機能開発ブランチのみを持つ masterはすぐデプロイするワイルドなモデル
git-flow
使用するブランチ develop 開発安定版ブランチ。featureブランチなどはここにマージされる feature 機能開発用ブランチ。機能開発やバグフィックスなどの開発を機能ごとに開発する ためのブランチ。最終的にdevelopにマージされる release リリース用ブランチ。リリース時にdevelopから作成される。リリース作業中でも developに対する変更を行えるようになる。 master
安定版ブランチ。リリースを終えたreleaseブランチからmasterにマージされる。 hotfix 緊急のバグ修正ブランチ。masterから作成され、releaseブランチを介さずにそのま まmasterにマージされる。
None
feature
release
hotfix
git-flowの特徴 releaseやhotfixのための手順が明確に定められていて プロダクションに上げるコードを堅牢に保つことが出来 る 使用するブランチが多いため手順が煩雑
github flow
使用するブランチ master 安定版、リリース用ブランチ。featureブランチは全て masterにマージされ、即座にデプロイ対象になる。 feature 機能開発用ブランチ。masterから作成され、そのまま masterにマージされる。
None
github flowの特徴 使用するブランチが最小限で理解しやすい masterを常にデプロイ可能な状態にしないといけない コードレビュー CI
弊チームのブランチ戦略
やりたいこと
やりたいこと 規模の大きい新機能など、複数人で1つの機能を作りた い リリースする機能は絞る場合がある リリース前にQA環境でQAしたい
git-flowのアレンジ
featureブランチの亜種を2 つ追加した
追加したfeatureブランチ feature-develop 1つの大きな機能における開発安定版。developから 作成され、feature-developから更にfeatureブランチ を作成する。featureブランチはfeature-developブラ ンチにマージされる。 QA QA用ブランチ。developから作成され、次回リリースに 盛り込むブランチを全てマージする。ここにはfeature- developブランチが含まれる。
機能開発フロー developブランチからfeature-developブランチを作成 feature-developブランチからfeatureブランチを作成 featureブランチをfeature-developブランチにマージ
リリースフロー feature-developブランチをQAブランチにマージ QA中の修正は全てQAブランチにマージ QAが完了したらreleaseブランチにマージ
None
tips
ブランチを作るとき ブランチ作成時は常にリモートブランチから作成するこ とを意識する git checkout -b feature/a origin/develop GitHubなどのGUIフロントエンドが使えればそれでも 古いローカルブランチから作成することによってリモート
の最新コミットが取り込まれない コンフリクトの原因になる
CUIでやる SourceTreeなど優秀なGUIツールを使うのもいいが、git の構造を知るにはCUIでやると捗る ローカル/リモートリポジトリの違い working copy,index,ローカルリポジトリの違い 慣れるとGUIでやるよりも捗る(と思う)