Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
PWA x firebase x Auth0 での認証
Search
Kenta TSUNEMI
October 21, 2020
Programming
1
530
PWA x firebase x Auth0 での認証
2020/10/21 PWA Night vol.21 ~認証~
Kenta TSUNEMI
October 21, 2020
Tweet
Share
More Decks by Kenta TSUNEMI
See All by Kenta TSUNEMI
配列にまつわる型検査をしたら思ったより大変だった話
tocomi
0
70
型チェック 速度改善 奮闘記⌛
tocomi
4
970
CSSセレクタを戦わせてみた⚔️
tocomi
0
33
フロントエンド一年生がテストを考える
tocomi
1
360
Other Decks in Programming
See All in Programming
GPUを計算資源として使おう!
primenumber
1
220
LT 2025-06-30: プロダクトエンジニアの役割
yamamotok
0
860
dbt民主化とLLMによる開発ブースト ~ AI Readyな分析サイクルを目指して ~
yoshyum
3
1.1k
“いい感じ“な定量評価を求めて - Four Keysとアウトカムの間の探求 -
nealle
2
12k
[SRE NEXT] 複雑なシステムにおけるUser Journey SLOの導入
yakenji
0
140
MDN Web Docs に日本語翻訳でコントリビュートしたくなる
ohmori_yusuke
1
130
ISUCON研修おかわり会 講義スライド
arfes0e2b3c
1
460
猫と暮らす Google Nest Cam生活🐈 / WebRTC with Google Nest Cam
yutailang0119
0
170
テストから始めるAgentic Coding 〜Claude Codeと共に行うTDD〜 / Agentic Coding starts with testing
rkaga
15
5.5k
The Evolution of Enterprise Java with Jakarta EE 11 and Beyond
ivargrimstad
0
240
オンコール⼊⾨〜ページャーが鳴る前に、あなたが備えられること〜 / Before The Pager Rings
yktakaha4
2
960
ソフトウェア設計とAI技術の活用
masuda220
PRO
5
260
Featured
See All Featured
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
430
65k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.7k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
750
Side Projects
sachag
455
42k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
72
4.9k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.7k
Embracing the Ebb and Flow
colly
86
4.8k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
96
6.1k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.7k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
340
Transcript
PWA x firebase x Auth0 での認証 2020/10/21 PWA Night vol.21
~認証~
自己紹介 Kenta TSUNEMI tocomi0112 tocomi 2015年に新卒でERPベンダーに入社。 2019年にWebエンジニアに転身。 新規サービスを複数開発する部署で コミュニティサービスを開発中。 趣味は野球観戦、競馬、ゲーム。
Agenda 1. はじめに 2. Auth0 3. Firebase 4. PWA
はじめに
はじめに PWA x Firebase x Auth0での認証について、 実際に作成しているアプリケーションを例に挙げてお話します。
認証認可 アプリ
登録 認証フロー メールアドレス、パスワード 認証メール メールの認証アドレスをクリック
ログイン 認証フロー メールアドレス、パスワード アクセストークン (+リフレッシュトークン) アクセストークン カスタムトークン カスタムトークンでサインイン firebaseアクセストークン
トークンリフレッシュ 認証フロー リフレッシュトークン アクセストークン (+リフレッシュトークン) アクセストークン カスタムトークン カスタムトークンでサインイン firebaseアクセストークン
Auth0
Auth0を併用する理由 FirebaseにもAuthenticationの機能はある。 Auth0を併用している理由とは
Auth0を併用する理由 ソーシャルログインの対応範囲 ソーシャルログイン対応を見据えている。実装はこれからの予定。 firebaseで対応しているのは、メジャーどころはGoogle, Facebook, Twitter あたり。 Auth0ではそれに加えてLINEも利用することができる。
Auth0を併用する理由 マネージドな領域の広さ 本人確認やパスワードリセットなど認証にまつわる部分をマネージドな機能と して提供してくれる。 アプリへの組み込みが容易であり、実装・運用コストを削減できる。
Firebase
firebaseとの連携 カスタムトークンを使った連携 カスタムトークンを利用することでAuth0と連携した認証が可能。 カスタムトークンの生成にAuth0のuidを用いることで、 firebaseのユーザーuidがAuth0と同一になる。 カスタムトークン発行後、それを利用してサインインすることで firebaseの各サービスで利用できるアクセストークンが発行される。
firebaseとの連携 カスタムトークンを使った連携 アクセストークン Auth0アクセストークン firebaseカスタムトークン Auth0から受け取ったアクセストークン を使ってカスタムトークンを作成。 カスタムトークン生成に最低限必要なのは ユーザーを一意に識別できるuidのみ。 カスタムトークンの生成にはサーバーサイ
ドでAdminSDKを利用する必要がある。
firebaseとの連携 カスタムトークンを使った連携 firebaseカスタムトークン firebaseカスタムトークン firebaseアクセストークン 受け取ったカスタムトークンを使って firebaseにサインインする。 サインインしたときにfirebaseにユーザー が作成される。 返却されたトークンを使って、以後は
firebaseのサービスにアクセスできる。
PWA
PWAでの工夫 永久ログイン コミュニティサービスという特性上、一度ログインしたら再度ログインを挟ま ずにサービスを利用してもらいたい。 リフレッシュトークンを利用することで一度ログインしたらログイン状態を維 持するようトークンのライフサイクルを管理。
PWAでの工夫 永久ログイン firebaseカスタムトークン firebaseカスタムトークン firebaseアクセストークン Auth0アクセストークン アクセストークン (+リフレッシュトークン) リフレッシュトー クン
Auth0のアクセストークンの期限が切れ ていればリフレッシュトークンを使ってア クセストークンを更新。 Auth0のアクセストークン期限は1時間 (変更可) トークンを更新したあとはログインしたと きのフローと一緒。
PWAでの工夫 永久ログイン firebaseのトークンを直接リフレッシュできないのか?
PWAでの工夫 永久ログイン firebaseリフレッシュトークン firebaseアクセストークン (+リフレッシュトークン) firebaseにもリフレッシュトークンがある ので、それを使ってアクセストークンの更 新が可能。 firebaseのアクセストークンの期限は1時 間(変更不可)
firebaseカスタムトークン firebaseアクセストークン リフレッシュトークン
おわり