Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
UiPath StudioからOpenAI(ファインチューニング)を触ってみた!
Search
UiPath Friends
November 18, 2023
Technology
0
29
UiPath StudioからOpenAI(ファインチューニング)を触ってみた!
UiPath Friends
November 18, 2023
Tweet
Share
More Decks by UiPath Friends
See All by UiPath Friends
Orchestrator Manager使ってみた
uipathfriends
0
230
市民開発&社内コミュニティ推進トーク
uipathfriends
0
150
グローバルハッカソン体験談
uipathfriends
0
52
UiPathの副業市場
uipathfriends
0
68
UiPathは世界を笑顔にする
uipathfriends
0
40
Autopilotやってみた
uipathfriends
0
580
AI at Workが切り拓くオートメーションの未来とカスタマーストーリー
uipathfriends
0
37
UiPathの教育的効果の再考_がっきー
uipathfriends
0
20
IT未経験からITエンジニアへ_田口凌雅
uipathfriends
0
70
Other Decks in Technology
See All in Technology
SRE×AIOpsを始めよう!GuardDutyによるお手軽脅威検出
amixedcolor
0
170
iOS/Androidで同じUI体験をネ イティブで作成する際に気をつ けたい落とし穴
fumiyasac0921
1
110
ドメインの本質を掴む / Get the essence of the domain
sinsoku
2
160
Introduction to Works of ML Engineer in LY Corporation
lycorp_recruit_jp
0
140
【Pycon mini 東海 2024】Google Colaboratoryで試すVLM
kazuhitotakahashi
2
540
DynamoDB でスロットリングが発生したとき_大盛りver/when_throttling_occurs_in_dynamodb_long
emiki
1
430
Terraform Stacks入門 #HashiTalks
msato
0
360
アプリエンジニアのためのGraphQL入門.pdf
spycwolf
0
100
インフラとバックエンドとフロントエンドをくまなく調べて遅いアプリを早くした件
tubone24
1
430
Making your applications cross-environment - OSCG 2024 NA
salaboy
0
190
iOSチームとAndroidチームでブランチ運用が違ったので整理してます
sansantech
PRO
0
150
Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D) UI スクリーン・キャプチャ集
oracle4engineer
PRO
2
3.2k
Featured
See All Featured
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
159
15k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.5k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
520
39k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
52
4.9k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
20k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.8k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
136
6.6k
Docker and Python
trallard
40
3.1k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
327
21k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
43
13k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Transcript
自動化シナリオ:気になるニュースのピックアップ UiPathロボットから OpenAI(ファインチューニング)を触ってみた!!
2 スピーカーについて 朴
3 スピーカーについて 【名前】朴 亨根(パク ヒョンクン) 【所属会社】(株)ぜろばこ 【メール】
[email protected]
【UiPath関連経歴】 ・2017年UiPath OC/UR/STのインストール/設定、実装、教育実施。 ・2018年は主に都内で導入初期のUiPath教育実施。
・2018年6月UiPath専門の韓国法人設立(ソウルに単身赴任)。導入初期/ 持続可能なRPA向けセミナーや開発トレーニング(約1千人)、導入コンサル、 導入PJT受託。2022年韓国法人をUiPath Diamond Partnerレベルに育て売却。 ・日本に戻り、2023年(株)ぜろばこで一人の民(^^)として業界への貢献を希望。 ※UiPath RPAデベロッパー上級資格(UiARD)有 【強み】 ・RPAにおける、ICT視点以外のアプローチ方法支援(組織文化、戦略、方向性など) ・UiPathデベロッパー養成、内製化支援 ・RPA導入先の経営陣から現場担当まで幅広く支援できる知見
4 記事を検索する キーワードを入力 毎日 Google ニュース検索 各記事内の HTMLタグ クリーニング エラー
発生 終了処理 (メール送信) 終了 (結果確認) (例:会社名/商品名) 各記事別 OpenAI モデレーショ ン 判定② OpenAI FineTune モデルからの 判定③ 最終 結果 Excel OpenAI API Y N ※ 毎日自社又は自社製品に対する、気になるニュースをピックアップ! 学習データの作成や、それを 使ったファインチューニング 後のモデルを使用 各記事内の センシティブ ワード有無 判定① ニュー ス一覧 Excel OpenAI API
5 事前作業:OpenAI側 【アカウント登録】 ・https://openai.com 【支払い情報などの設定】 ・ログイン後、クレジットカード番号の登録 ※API使用により使われたトークン数で課金 【API
Key作成】 ・該当画面上で作成(Create)ボタンの押下で生成 ※API使用時の認証用 ※ここでは、UiPathとの連携時に、Integration Serviceのコネクターは不使用
6 事前作業:UiPath側 【Orchestratorへの設定】 ・ニュース検索用のキーワード(例:会社名、商品名)、OpenAIのAPI Key、OpenAI のFinetuneモデル名など外部で設定を必要とする情報をAssetに登録 【Studio上での準備】 ・Attended用開発Framework ※遊び心で使ってみただけです。
※規定のアクティビティパッケージ以外には、HttpRequest使用の為に WebAPIアクティビティパッケージをインポート
7 実装ステップ 【実装ステップ1】 ①OpenAIのFinetuneモデルを生成する為に、学習用データを作成(対象文字列を読み込み、 Studio内で学習用データが自動に作成できるように実装) ②作成した学習用データを事前検証する為の実装 (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、OpenAI側提供のPythonコード使用) ③検証済みの学習用データをアップロードと同時にFinetuneモデルを作成 (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、OpenAI側提供のPythonコード使用) 【実装ステップ2】
①OC Assetから取得した情報をもとに、Googleニュースの検索結果から該当一覧作成 ②気になるワードが含まれているニュースなのかをStudio上のロジックで実装 ③OpenAIのモデレーション判定機能使用の為の実装 (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、 OpenAI側提供のPythonコード使用) ④事前生成済みのOpenAI Finetuneモデルから判定をもらう為の実装 (Http Requestアクティビティ使用) ⑤全ての判定結果(Excelファイル)を担当メールに送信
8 デモ Studio上に実装した、一部のワークフローファイルと プロセスの実行結果については、事前に録画しておいた動画で説 明させて頂きます。
9 デモ
個人的には、2017年からオートメーション業界に関わってきた以来、ずっと RPA+AIを実現する為には、技術力を含め相当な手間や費用を覚悟の上、味わ えるものかと思っていました。 単純に、UiPathからOpenAIを触ってみたこのデモでは、AIの機能を呼び出し て使ってみた程度に過ぎないですが、 最近リリースされているUiPath製品群では、まさにAI機能が、RPAをコントロー ルするオートメーション世界を実現していくようなので、もっともっと楽しくなりま した。 2023年
11月 18日 朴 亨根
[email protected]