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デザイナーのAI活用とチームへの浸透戦略
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Kaori Ueda
June 26, 2025
Design
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デザイナーのAI活用とチームへの浸透戦略
Kaori Ueda
June 26, 2025
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Transcript
0 デザイナーのAI活用と チームへの浸透戦略 植田 香梨 2025.06.26
1 自己紹介 大学で経営学を専攻し、在学中に独学でデザインとプログラミングの技術を習得。 卒業後はITベンチャー企業にてマーケティングオートメーションサービスの立ち上 げに従事し、UIデザイン、フロントエンド、PdMを経験。 その後、ビジョナル株式会社に入社しHRMOSタレントマネジメントの立ち上げを 担当。 株式会社ラクスでは勤怠管理、給与管理、請求管理など複数の新規事業の立ち上 げに加え、評価制度の設計などデザイン組織の構築も推進。 2024年7月より株式会社ログラスに参画。
株式会社ログラス デザインマネージャー 植田 香梨 Kaori Ueda
2 なぜデザイナーにもAI活用を促すのか 対象の性質を知らずに、 デザインはできないから AIを組み込んだアプリケーションが増える中で、 AIの性質・可能性・限界を理解していないと、 適切にデザインできない デザインの対象が 変わっていく可能性がある 個人の効率化と組織のガバナンス、
AIとの協働体験など、 より上位レイヤーのデザインが重要に なぜデザイナーにもAI活用を促すのか
3 なぜデザイナーにもAI活用を促すのか なぜデザイナーにもAI活用を促すのか 対象の性質を知らずに、 デザインはできないから AIを組み込んだアプリケーションが増える中で、 AIの性質・可能性・限界を理解していないと、 適切にデザインできない デザインの対象が 変わっていく可能性がある
個人の効率化と組織のガバナンス、 AIとの協働体験など、 より上位レイヤーのデザインが重要に どうなるか未知数だぜ デザイナーがAIに触れて理解を深めることが重要
4 AI活用を浸透させていくための3つのポイント ① 現場の課題と紐づけること • 具体的な課題に対するソリューションとしてAIを提示する • 「これを使うと課題が解決される」という価値を実感してもらうのが重要 課題 •
ディスカバリーの難易度上昇 • 紙芝居プロトタイプによる検証の限界 • 議論の長期化 • 価値検証フェーズにおけるリソース不 足 解決策 (with AI) • Cursor x デザインシステムによるプロトタ イプ作成 ※ 社内v0をCursorに移行し、デザインの再 現度を高めた • Cursor x playwrightによるユーザービ リティテスト
5 AI活用を浸透させていくための3つのポイント ② 業務フローに馴染ませる • 導入コストをさげる • 普段業務で使っているSlackやFigmaといったツールからアクセスできるようにする Cursorそのものからスタートすると心理的ハードル高い @bot
ユーザービリティテ スト実施して デザインシステムに そってるかレビュー して 普段使ってるツールから利用できるようにする (まだ準備中。エージェント作ろうかなーとは思ってる。やる気はある)
6 AI活用を浸透させていくための3つのポイント ③ 学習コストを下げる • 興味関心が高まってきた人向けにナレッジシェアDBを作成 • Slackのチャットボットから直接検索できる 誰でもAI活用事例を投稿できるDB
7 組織横断でのワークフローの変化に向けて デザイナーのAI活用 職種の境界が曖昧に 新しいワークフロー PdM Engineer Designer 職種混合ハッカソンを やるよ
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