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「批評」を習慣にするための仕組みと場のデザイン/uxdesign202507

 「批評」を習慣にするための仕組みと場のデザイン/uxdesign202507

2025/7/10(木)18:30~スタート『TECH PLAY UX Design Conference #3』に日本経済新聞社の笹山さんが登壇しました。
デザインの活動において批評を習慣にするための仕組みと場の設計について発表しました

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Transcript

  1. 6 “批評は優れた協働の根底に かかわるものであり、 優れた協働はチームを1つにまとめてす ばらしい製品を生み出す” Aaron Irizarry & Adam Connor(2016)

    みんなではじめるデザイン批評 ―目的達成のためのコラボレーション &コミュニケーション改善ガイド
  2. 19 全員が「批評する/される」関係になる場へ 会議ホストが毎週発表者+ファ シリを1名ずつローテで 指名 ホ 発 フ No commentator-only

    roles! マ 指名 指 名 進行 会議参加者は質問やフィード バックをslackで積極的に行う (行動規範として明文化) ファシリはメインの批評者として 進行を担いつつ、参加者の質 問や意見を引き出す役割
  3. 22 「続けられる仕組み」をこう設計した 枠組み 設計 期待する ふるまいの 明文化 リアルタイム での関心可 視化

    発表後の 対話促進 定性+定量 両側面での 振り返り 初期導入 サポート 発表・ファシリ指名 スケジューリング ターム毎のKPI定義 批評の行動規範整備 批評ワークショップ ファシリガイド作成 パイロット版の実施 発表テンプレ・ 批評切り口集作成 運営 改善プラン の策定 実況スレッド用意 専用slack emoji導入 資料活用数計測 アンケート n=1ヒヤリング 立候補枠の新設 開催サイズ調整 発表終盤に「問い」を 入れるルール導入 活用事例の自動通知 Plan Do Review Feedback Loop
  4. 23 - アクセシビリティチェックリスト - ◦◦PJでのダッシュボード機能の要求定義プロセス - 記事閲覧ユーザーの行動パターン類型化と共通言語づくり - 生成AIを被験者にしてユーザーインタビューのロープレをやった話 -

    リサーチ業務のオペレーション型化と、学びを蓄積できる仕組み - ダイアログ内のライティング設計時に意識する観点 - ◦◦案件のUATの進め方 - ユーザーアンケートの自由記述の分析効率化 etc… これまでにチームで「批評」を行ったものの例