Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

ふりかえり実践ワークショップ~守破離~

 ふりかえり実践ワークショップ~守破離~

ふりかえり実践ワークショップ(180分版)です。
以下の内容について体験を通じて学ぶワークショップとなっています。
・ふりかえりの守
 ・3つの目的と3Step
 ・手法
 ・種類
・ふりかえりの破
 ・場作り
 ・流れ
 ・大切な7つの考え方
 ・8つの型
・ふりかえりの実践
 ・YWT
 ・Good & New
 ・DPA
 ・Timeline
 ・KPT
 ・ドット投票
 ・SMART Goals
 ・+/Δ
 ・Fun/Done/Learn
 ・Action Planの作成
 ・ゴールの確認

各種ワークショップについては以下をご参照ください。
・90分版(KPTによるふりかえり体験)
 https://speakerdeck.com/viva_tweet_x/hurikaeriwakusiyotupu-timufalsekaizenfalsehazimekata

・110分版(ふりかえりを2周体験)
 https://speakerdeck.com/viva_tweet_x/hurikaerishi-jian-wakusiyotupu-110fen-ban

・150分版(ふりかえりを2周体験 + 座学しっかり)
 https://speakerdeck.com/viva_tweet_x/hurikaeriwakusiyotupu-shi-jian-shi-jian

・180分版(ふりかえりを3周実施 + 座学しっかり)
 こちらのスライド

各種ワークショップ&研修のご依頼は @viva_tweet_x まで気軽にご相談ください。

本スライドを使って社内等でワークショップを是非行ってみてください。
※使う場合や引用する場合は、出典をご明示ください
※使ってみたよ!という報告や感想をtwitterまでご連絡いただけますと嬉しいです

2019/10/11 ver1.0公開
2019/10/15 ver1.1

viva_tweet_x

October 10, 2019
Tweet

More Decks by viva_tweet_x

Other Decks in Technology

Transcript

  1. いろんなタイプのふりかえりがあります 個人 チーム プロジェクト 成功・失敗を分析して次に繋げる グループ・組織 活動結果を分析して今後の方向性を決める 期間 タイプ やること

    1日~1週間 時間 5分~30分 1週間~1ヶ月 90分~120分 1ヶ月~3ヶ月 120分~240分 1ヶ月~1年 120分~480分 仕事の仕方・プロセスをカイゼンする 学び・経験を最大化し、成長を加速させる
  2. いろんなタイプのふりかえりがあります 個人 チーム プロジェクト グループ・組織 期間 タイプ やること 1日~1週間 時間

    5分~30分 1週間~1ヶ月 90分~120分 1ヶ月~3ヶ月 120分~240分 1ヶ月~1年 120分~480分 成功・失敗を分析して次に繋げる 活動結果を分析して今後の方向性を決める 仕事の仕方・プロセスをカイゼンする 学び・経験を最大化し、成長を加速させる
  3. 部分最適と全体最適 通常時 A 30個/h B C 20個/h 10個/h 失敗時 受け渡し

    受け渡し 最終成果 10個/h 25個/h 20個/h 10個/h 受け渡し 受け渡し 最終成果 10個/h ミスが原因で 生産性ダウン
  4. 部分最適と全体最適 通常時 A 30個/h B C 20個/h 10個/h 失敗時 受け渡し

    受け渡し 最終成果 10個/h 30個/h 20個/h 10個/h 受け渡し 受け渡し 最終成果 10個/h ミスが原因で 生産性ダウン ミスが起こらないように マニュアルを徹底しました
  5. 部分最適と全体最適 通常時 A 30個/h B C 20個/h 10個/h 失敗時 受け渡し

    受け渡し 最終成果 10個/h 30個/h 20個/h 10個/h 受け渡し 受け渡し 最終成果 10個/h ミスが原因で 生産性ダウン ミスが起こらないように マニュアルを徹底しました チーム全体の成果には つながらない
  6. 部分最適と全体最適 真の改善案 20個/h 20個/h 15個/h 受け渡し 受け渡し 最終成果 15個/h 最終成果は

    5アップする Aの生産性を10犠牲にし てでも、Cを助ける AとCが一緒に実施 5アップ A B A+C
  7. 部分最適と全体最適 真の改善案 20個/h 20個/h 15個/h 受け渡し 受け渡し 最終成果 15個/h 最終成果は

    5アップする Aの生産性を10犠牲にし てでも、Cを助ける AとCが一緒に実施 5アップ • 実際はこう単純ではないが… • 実際の現場でも起こりがちな部分最適なアクション • 全体最適に向かうように関係の質を高めましょう A B A+C
  8. ふりかえりの3つの目的・3ステップ 立ち止まる チームを成長させる プロセスをカイゼンする  視野を広げる  みんなで止まる  部分最適と全体最適

     関係の質を高める  コミュニケーション  コラボレーション  改善とカイゼン  問題をすべて解消する必要はない  よいところを伸ばす  自己防衛本能に逆らう  自己承認と他己承認
  9. ふりかえりには様々な手法があります KPT(けぷと) YWT Keep, ProblemからTry(改善)を考える やったこと, わかったこと, つぎやることを考える Timeline 時系列に事実・感情をふりかえり改善案を出す

    PDCA Plan, Do, Check, Actionの順で改善を回す なぜなぜ分析 5回なぜをくりかえし、問題の根本原因を是正する VSM 工程間のつながりに着目してボトルネックを探す
  10. ここまでをふりかえりましょう 個人 チーム プロジェクト グループ・組織 期間 タイプ やること 1日~1週間 時間

    5分~30分 1週間~1ヶ月 90分~120分 1ヶ月~3ヶ月 120分~240分 1ヶ月~1年 120分~480分 成功・失敗を分析して次に繋げる 活動結果を分析して今後の方向性を決める 仕事の仕方・プロセスをカイゼンする 学び・経験を最大化し、成長を加速させる
  11. ふりかえりの3つの目的・3ステップ 立ち止まる チームを成長させる プロセスをカイゼンする  視野を広げる  みんなで止まる  部分最適と全体最適

     関係の質を高める  コミュニケーション  コラボレーション  改善とカイゼン  問題をすべて解消する必要はない  よいところを伸ばす  自己防衛本能に逆らう  自己承認と他己承認
  12. いろんなタイプのふりかえりがあります 個人 チーム プロジェクト グループ・組織 期間 タイプ やること 1日~1週間 時間

    5分~30分 1週間~1ヶ月 90分~120分 1ヶ月~3ヶ月 120分~240分 1ヶ月~1年 120分~480分 成功・失敗を分析して次に繋げる 活動結果を分析して今後の方向性を決める 仕事の仕方・プロセスをカイゼンする 学び・経験を最大化し、成長を加速させる
  13. ワークショップ どんな雰囲気で 進めたいか? (5分) 付箋の色=黄色 その雰囲気を 作るために 何をするか? (5分) 付箋の色=ピンク

    ルール フリップチャートに付箋で貼る 付箋には大きな文字 全員で合意できるものを決める
  14. アクティビティ:DPA Design the Partnership Alliance ふりかえりの雰囲気をどうするかを全員で決める • 「どんな雰囲気でふりかえりたいか」 • 「その雰囲気を作るために何をするか」

    ルールの例 • 楽しい雰囲気 ⇒いい意見だと思ったら「イイネ!」と言う • 意見を尊重する雰囲気 ⇒発言をさえぎらない ⇒批判・否定しない
  15. データの収集の大切さ Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害

    辛 い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会
  16. データの収集の大切さ Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害

    辛 い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会 KPTに出やすいのは 「印象に残っているも の」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」
  17. データの収集の大切さ Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害

    辛 い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会 KPTに出やすいのは 「印象に残っているも の」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 真にふりかえ るべきものが 出ないことも
  18. アクティビティ:KPT Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと Keepの強化 Problemの解消

    • 必ず K→P→T の順番 + ラウンドロビン • 前回のTryの結果はどうだったかを考える • 他人が出したKeep, Problemに対するTryを書く • 具体的なアクションを描く • 優先順位を決める • 批判しない
  19. 実践してみよう 場の設定 ふりかえりを終わりましょう KPT(KP TA) Fun/Done/ Learn Action Planの 作成

    データの収集 アイデアを出す 目的の確認 アクションを 決める ふりかえりを 終了する
  20. ふりかえりの3つの目的・3ステップ 立ち止まる チームを成長させる プロセスをカイゼンする  視野を広げる  みんなで止まる  部分最適と全体最適

     関係の質を高める  コミュニケーション  コラボレーション  改善とカイゼン  問題をすべて解消する必要はない  よいところを伸ばす  自己防衛本能に逆らう  自己承認と他己承認
  21. いろんなタイプのふりかえりがあります 個人 チーム プロジェクト グループ・組織 期間 タイプ やること 1日~1週間 時間

    5分~30分 1週間~1ヶ月 90分~120分 1ヶ月~3ヶ月 120分~240分 1ヶ月~1年 120分~480分 成功・失敗を分析して次に繋げる 活動結果を分析して今後の方向性を決める 仕事の仕方・プロセスをカイゼンする 学び・経験を最大化し、成長を加速させる
  22. KPTのおさらい Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと Keepの強化 Problemの解消

    • 必ず K→P→T の順番 + ラウンドロビン • 前回のTryの結果はどうだったかを考える • 他人が出したKeep, Problemに対するTryを書く • 具体的なアクションを描く • 優先順位を決める • 批判しない
  23. 書籍 人の話 仕事 インプット 思考の整理 言語化・文字化 他者の 気づき・学び フィードバック ふりかえり

    ふりかえり インプット アウトプット インプット 新しい気づき・学び・示唆 ふりかえりの成長ループ インプット インプット インプット 成長に欠かせない「ふりかえり」
  24. 具体的 経験 内省的 省察 抽象的 概念化 積極的 実践 ふりかえりと経験学習 出典:David

    A. Kolbの経験学習サイクル 意図的に日常的に行うことで 成長を加速させる
  25. 【参考書籍】 これだけ!KPT アジャイルレトロスペクティブズ FUN RETROSPECTIVES ふりかえり読本 場作り編 ふりかえり読本 学び編 ふりかえり読本

    実践編 おつかれさまでした チーム向け、企業向けのチームビルディング/ふりかえりの研修や、 ふりかえりに関する相談・ワークショップ&ファシリテーションの依頼など、 いつでもお気軽にご相談ください。 お問い合わせ先 @viva_tweet_x (びば) https://www.facebook.com/kazuki.mori.12 [email protected] ふりかえりをもっと知りたい、という方はぜひ 「ふりかえり実践会」にご参加ください。 https://retrospective.connpass.com/