Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

3つのFrontier Agentについて

Avatar for WHIsaiyo WHIsaiyo
February 13, 2026

3つのFrontier Agentについて

Avatar for WHIsaiyo

WHIsaiyo

February 13, 2026

More Decks by WHIsaiyo

Other Decks in Technology

Transcript

  1. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 3つのFrontier Agentについて 


    Product Dept, SRE Div, Core Architecture grp
 河原康起
 Linkelight re:Invent 報告会

  2. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. 自己紹介
 Kawahara_k
 
 2017年入社
 SRE Core Archtecture grp
 SRE歴5年目
 AWS資格全冠2025
 AWS Community Builder (2025-)
 好きなAWSサービスはAWS CLI
 好きなもの Specialty Coffee
 
 
 

  3. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. - 現地ではネットワーキング(人との交流)重視でセッションはほぼ 見ていません。

  4. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. - 現地ではネットワーキング(人との交流)重視でセッションはほぼ 見ていません。
 - 「セッションは帰ってからYoutubeで見ればいい」を、行った内容で のプレゼンです。

  5. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. - 現地ではネットワーキング(人との交流)重視でセッションはほぼ 見ていません。
 - 「セッションは帰ってからYoutubeで見ればいい」を、行った内容で のプレゼンです。
 - セッション動画を20本以上見た内容を元に、適宜引用を交えなが ら、Frontier Agentのユニークさについて説明します。
 - 現地は世界中のエンジニアとの交流をめいいっぱい楽しめまし た!

  6. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. アイスブレイク: 軽く楽しみ方の紹介 
 - Community Builderになろう!
 - とにかく話そう

  7. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Community Builderになろう! 
 - Red Rock Cannyon ハイキングに5ドル+chip で参加できる。
 - ネットワーキングの機会。世界中のCBとAWS HEROと話した。
 - re:Inventの初動、のクオリティを上げられる(今回でいうならスタンプラリーなど)。
 - Community Builderラウンジを使える。
 - 色んな情報をキャッチアップできる。観光だけでなく、セッションやswagなども。
 - re:Inventで登壇もできる!
 - Venetianの地下2階のボールルームでリーダートーク、パネルトークに、登壇しました。Linkedinに掲載していま す。
 - 登壇では資格取得の意義を話しました。
 - 本当に資格試験意味あるのか?
 - コミュニティがどのように助けてくれたか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  8. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. とにかく話そう
 - 全員にHow are you?
 - 最高の挨拶、 Enjoy!
 - 英語をがっつり勉強すべし。今から始める!(英検1級がおすすめ。)
 - ジャパン、を正しく発音する
 - コミュニティビルダー、を正しく発音する。
 - Linkedinのコネクト2人→100人に増えました。

  9. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. アジェンダ
 - Frontier Agent とは何か
 - これらによって世界はどう変わるか
 - エージェント時代をサバイブするには

  10. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Frontier Agent とは 
 - このワードはまだ普及していない
 - Xで検索したが、あまりヒットせず。
 - 今回のre:Inventではこれら3つのエージェントが登場した。
 - Kiro Autonomous Agent
 - AWS Security Agent
 - AWS DevOps Agent
 - これらは何が新しいのか言えますか?
 

  11. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Frontier Agent とは 
 - 引用元公式ページ
 - https://aws.amazon.com/jp/ai/frontier-agents/
 - (そのまま引用)新しいクラスのAIエージェント
 フロンティアエージェントは、
 目標を達成するために独立して動作し、
 同時実行タスクに対応するために大規模にスケールして、
 介入なしで数時間または数日間にわたって
 持続的に動作する自律システムです。
 個々のタスクをサポートする
 従来の AI アシスタントとは異なり、
 フロンティアエージェントはチームの
 拡張機能として機能し、
 多様なユースケースにわたって
 包括的な成果をもたらします。

  12. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Frontier Agent とは 
 - 引用元公式ページ
 - https://aws.amazon.com/jp/ai/frontier-agents/
 - (そのまま引用)新しいクラスのAIエージェント
 フロンティアエージェントは、
 目標を達成するために独立して動作し、
 同時実行タスクに対応するために大規模にスケールして、 
 介入なしで数時間または数日間にわたって 
 持続的に動作する自律システム です。
 個々のタスクをサポートする
 従来の AI アシスタントとは異なり、
 フロンティアエージェントはチームの
 拡張機能として機能し、
 多様なユースケースにわたって
 包括的な成果をもたらします。
 
 どういうこと?

  13. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. エージェントとフロンティアエージェントの違いって何? 
 - 新しい知識は既存の知識を元にした類推によって理解することができる。
 - 既存のAWSサービスを元に考えてみよう。

  14. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. エージェントとフロンティアエージェントの違いって何? 
 - 新しい知識は既存の知識を元にした類推によって理解することができる。
 - 既存のAWSサービスを元に考えてみよう。
 - 機械学習系のサービスで考える
 - AWSマネージドの機械学習を活用したサービス
 - Amazon Rekognition, Amazon Comprehend, Amazon Polly など
 - AWSマネージドの機械学習実装支援サービス
 - AWS Sagemaker
 - これと同じ構造では?

  15. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. エージェントとフロンティアエージェントの違いって何? 
 - 新しい知識は既存の知識を元にした類推によって理解することができる。
 - 既存のAWSサービスを元に考えてみよう。
 - 機械学習系のサービスで考える
 - AWSマネージドの機械学習を活用したサービス
 - Amazon Rekognition, Amazon Comprehend, Amazon Polly など
 - AWSマネージドの機械学習実装支援サービス
 - AWS Sagemaker
 - これと同じ構造では?
 - 生成AI系のサービスに当てはめる。
 - AWSマネージドの生成AIを活用したサービス
 - Frontier Agent
 - AWSマネージドの生成AI実装支援サービス
 - Amazon Bedrock

  16. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Keynote with CEO Matt Garman 
 - Keynote with CEO Matt Garman
 - Youtubeチャンネル AWS Eventsより https://www.youtube.com/watch?v=q3Sb9PemsSo
 - “Frontier agents are a new class of agents … more capable than what we have today.”
 - • “We generally think about three things that differentiate frontier agents.”
 - Autonomous(ゴールを与えると達成方法を自分で考える)
 - Massively scalable(並列・複数インスタンスに分散できる)
 - Long-running(何時間〜何日も、人手なしで進められる)

  17. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. Keynote with CEO Matt Garman 
 - Keynote with CEO Matt Garman
 - Youtubeチャンネル AWS Eventsより https://www.youtube.com/watch?v=q3Sb9PemsSo
 - “Frontier agents are a new class of agents … more capable than what we have today.”
 - • “We generally think about three things that differentiate frontier agents.”
 - Autonomous(ゴールを与えると達成方法を自分で考える) 
 - Massively scalable(並列・複数インスタンスに分散できる) 
 - Long-running(何時間〜何日も、人手なしで進められる) 
 この3要素を持って “a new class of agent” としている!

  18. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. AIエージェントじゃ足りていない? 
 - 生成AIは世界を変えた?
 - “ルネッサンスのエンジニア” by Dr. Werner Vogels
 - ワーナー氏の言葉を借りずとも、生成AI以後も、世界はあまり変わっていないのではないか?という体感は、多くの人に 撮ってあるのではないか。
 - 人間の入力待ちをするAI
 - なんらかの理由で落ちるAI
 - 違うことをやり続けるAI
 - これを越えたAIというものをスタンダードして提示しているのがFrontier Agentでは?
 - Autonomous, Massively scalable, Long-running (by Matt Garman) が今後のエージェント開発のキーワードになりう るかもと考えた。

  19. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. 自律エージェントを作るか、マネージドを使うか 
 - Frontier Agent はまだGAではない。
 - Autonomous, Massively scalable, Long-running  
 - これらをすでに実現している事例がすでにセッションに登場している。
 - AWS re:Invent 2025 - A leader's guide to agentic AI (SNR201)
 - 役割分担(動画内19:45〜20:16)
 - AWS:Bedrock/SageMaker/Q等のツールキット
 - McKinsey:戦略とAI供給網ソリューション設計
 - Deloitte:技術実装・モダナイズとシミュレーション/推奨システム(19:45〜20:16)
 - 成果(20:16〜20:41)
 - 10億ドルの事業価値、在庫60%削減、EC売上2倍、手作業40%減、満足度+15%、顧客嗜好を85%精度 で予測。
 - 他にも、以下などで、AIエージェントによる大規模な価値創造の事例が掲載
 - AWS re:Invent 2025 -From Agentic AI Demos to ROI: Path to Production With Confluent, Anthropic & AWS
 - https://www.youtube.com/watch?v=f7mrL1G_DM8

  20. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. 作れる?
 - 40%
 - 40%以上のAI agentic プロジェクトは2027末までにキャンセルされるのレポートが出ている
 - 引用 https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2025-06-25-gartner-predicts-over-40-percen t-of-agentic-ai-projects-will-be-canceled-by-end-of-2027
 - Gartner Predicts Over 40% of Agentic AI Projects Will Be Canceled by End of 2027
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 - 画像はgemini生成

  21. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. エージェントの進化=基盤の進化 
 - エージェント基盤の開発によってFrontier Agentは可能となった。
 - Keynote with Peter DeSantis and Dave Brown での基盤の改善が説明されていた
 - https://www.youtube.com/watch?v=JeUpUK0nhC0
 - 
 - Keynote with Dr. Swami Sivasubramanian でも基盤への言及が合った。
 - https://www.youtube.com/watch?v=prVdCIHlipg
 - 話は少し脱線するが、基盤系のセッションで次もおすすめ。
 - 2025/10のAWS障害についての報告セッション
 - AWS re:Invent 2025 - DynamoDB: Resilience & lessons from the Oct 2025 service disruption (DAT453)
 - https://www.youtube.com/watch?v=YZUNNzLDWb8

  22. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. まとめ センスとビジネスインパクト 
 - 何を作るか、のセンスを磨き、与えたビジネスインパクト(ROI)で語れるエンジ ニアが求められるのではないか? 
 - エージェントを使う
 - エージェントはゴールに向かって動く
 - Spec駆動開発など、ゴールを設定 する力
 - エージェントを作る
 - エージェントは価値を生み出せているか
 - あなたの作っているエージェントは使われなくなる40% ではないか?
 - Not GAのFrontier Agentの付加価値が参考になるかも
 - GAになった時Frontier Agentを活用できるようになれるか

  23. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. © 2026 Works

    Human Intelligence Co., Ltd. 以上、ご清聴ありがとうございました。 
 Qiita
 https://qiita.com/alwaysdwysd 
 や、
 DEV
 https://dev.to/pirothat 
 で記事を書いているので良かったらどうぞ !
 
 
 
 
 

  24. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 基調講演でどう言及されていたか④ 
 Keynote

    with Peter DeSantis and Dave Brown Security(セキュリティ):攻撃側も AIで強化されるので最優先 Availability(可用性):大規模・重要ワークロードが増えるほど重要 Performance(性能):DB/分析/ネットワーク/推論など要求が上がる Elasticity(伸縮性):AI需要の急増に対し、S3のような伸縮性をAIにも Cost(コスト):AIは高価。モデル構築と推論のコストを下げる投資が必須 Agility(俊敏性):素早い試行錯誤・ピボットを可能にするのがクラウドの魔法 AI時代でもこれらのクラウドの基礎の重要性は変わらないという内容。 • 37:55〜40:14 あたり 推論の4段パイプライン(tokenize→prefill→decode→detokenize)と、優先度レーン(Priority/Standard/Flexible)、顧客ごとのキューで公 平性 Journal(状態を残して再開) • 40:22〜41:43 あたり 長い推論・失敗時の再開・高度なスケジューリング(fine-tuningを混雑時に止めて後で再開)
  25. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 基調講演でどう言及されていたか③ 
 Keynote

    with Dr. Swami Sivasubramanian • “作るためのSDK(Strands)” • “本番運用基盤(AgentCore)” • “記憶(Episodic Memory)” • “信頼(自動推論+Policy)” • “効率(モデルカスタマイズ) ” • “信頼性(Nova Act)” という 部品・基盤の整備を積み上げてきた という言及の後に、例としてこの 3つのFrontier Agentが消化される。 We are moving from automation of individual tasks to collaboration that accelerates entire industries. 1:22:11 every person in an organization have intelligent agent teammates 1:24:12〜1:24:18
  26. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 基調講演でどう言及されていたか② 
 Keynote

    with Dr. Werner Vogels • 50:28–50:46 「Agents can take a while…」「agent would need user input…」 → エージェントの作業が時間を要し、途中でユーザー入力が必要になったり、完了しても気づけない、という話 ここで語られている「agent」は、自律的にタスクを完遂する “autonomous agent” として定義・強調されているわけではなく、むしろ「完 了に時間がかかる」「ユーザー入力が必要になる」 むしろ、この完了に時間がかかる」「ユーザー入力が必要になる」など、 IDE内の支援機能としてのエージェントの描写 に留まっている。 Werner Vogel氏も感じているAIの課題感への解消の術として、 Frontier Agent は存在しているのではないか?
  27. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 基調講演でどう言及されていたか① 
 -

    Matt Garmans氏
 - “Frontier agents are a new class of agents … more capable than what we have today.” - • “We generally think about three things that differentiate frontier agents.” - Autonomous(ゴールを与えると達成方法を自分で考える) - Massively scalable(並列・複数インスタンスに分散できる) - Long-running(何時間〜何日も、人手なしで進められる)
  28. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 自己紹介
 30 6486

    河原康起 
 ・2017年入社 
 ・TSET(2017-2020) 
 →SRE infra service(-2024) 
 →SRE Core Archtecture(2025-) 
 ・AWS全冠(2025,2026継続中) 
 ・AWSコミュニティビルダー(2025-) 
 
 はじめに

  29. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. ブレイクアウトセッションではどのように言及されていたか① 
 AWS

    re:Invent 2025 - A leader's guide to agentic AI (SNR201)
 
 “エージェント”の中身は玉石混交なので、自律度の階層で見極めるべきだと説明しています。 スクリプト自動化:固定手順で繰り返し作業を回す 生成AIアシスタント/チャットボット:回答はできるが “行動”は限定的 タスク/ゴール型エージェント:特定タスクを人と協働で完遂(価値が出やすい) マルチエージェントの自律システム:複数エージェントが協調し、曖昧で複雑な目標を分解して推進 事例紹介
 Toyota Motor North America 課題 30以上のシステムにデータが散在、手作業が時間の 40%を占有、需給と顧客期待のギャップ( 19:15〜19:37)。 役割分担 AWS:Bedrock/SageMaker/Q等のツールキット McKinsey:戦略とAI供給網ソリューション設計 Deloitte:技術実装・モダナイズとシミュレーション /推奨システム(19:45〜20:16) 成果 10億ドルの事業価値、在庫 60%削減、EC売上2倍、手作業40%減、満足度+15%、顧客嗜好を85%精度で予測(20:16〜 20:41)。 

  30. © 2026 Works Human Intelligence Co., Ltd. 分類 (Frontier) Agent

    ワークフロー型 提案型 Chat bot 例 Kiro Antonomous Agent, AWS DevOps Agent, AWS Security Agent, Devinなどもこ こ。 Bedrock Copilot 旧来の、いわゆ るAI 特徴 長時間、自律実 行。「ゴール(成果)」 を与えられ、そこに至 るまでの戦略を自ら 構築します。予期せ ぬエラーが起きても 自ら推論して修正し、 試行錯誤を繰り返し ながら自律的に進み ます。 あらかじめ定義され た手順(レシピ)に 沿って動きます。「 Aと いう入力があれば、 B というツールを使い、 Cという結果を出す」 といった、構造化さ れたタスク の自動化 が得意 柔軟な応答。 実行の主体は 人。 応答するのみ AI全体におけるFrontier Agentの位置付け