2024年の初春、とあるチームのEMだった私ですが、様々な巡り合わせの末に、あれよあれよとEM of EMsとして複数チームのマネジメントを行うことになりました。これまでよりも間接的に、開発チームの自己組織化を通じて成果を大きくする期待が寄せられたのです。自己組織化は、単に各チームが裁量を持てば良いというものではありません。あくまで組織の重要な目標に向かって裁量が発揮されてこそ意味があります。この数ヶ月、そうした自己組織化の真価を引き出すことが私の重要な仕事でした。各チームを成功に導くため、ビジョン、目標、戦略を駆使した真摯な方向付けを重ねてきました。この発表では、それらの経験と理論を紐付けながら、自分なりの「EM of EMsのしごと」についてお話しします。