Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Think of the User Experience not UX
Search
Kazuki YAMASHITA
November 26, 2017
Design
6
1.2k
Think of the User Experience not UX
UX≠ユーザー体験を考えるということ
DevLOVE関西 2017 commitment, 25th Nov 2017
Designed by IMPATH
Kazuki YAMASHITA
November 26, 2017
Tweet
Share
More Decks by Kazuki YAMASHITA
See All by Kazuki YAMASHITA
What Was UX Design All About?
ykazu
3
760
Core skills of the Design for Front-end
ykazu
17
50k
Primer of Information Architecture 2018
ykazu
5
520
Sustinable Frontend Design
ykazu
8
1.6k
Primer of Information Architecture 2016
ykazu
5
1.9k
Think Design for Future.
ykazu
5
1.2k
Other Decks in Design
See All in Design
ZOZO CDO Office Design
zozodevelopers
PRO
1
450
Карта реализации историй — убийца USM
ashapiro
0
210
Карта процесса-опыта. Презентация метода
ashapiro
0
330
Первая беседа о Карте реализации историй
ashapiro
0
290
デザインシステム構築の進め方 基本から実践まで、具体的な手順を徹底解説
ncdc
1
210
ビジョン実現を加速させるデザインプログラムマネージャーの視座とキャリア/ Designship2024_Sato
root_recruit
0
170
[Designship2024] デザインの力でサービスの価値を追求していたら、組織全体をデザインしていた話
okakasoysauce
2
820
拡大するマルチプロダクトSaaSの顧客理解にデザイン組織はどう取り組んでいるか / RAKUSTechCon2024_Design
rakus_dev
0
2.1k
若手デザイナーチームが手がける CADC2024クリエイティブディレクションの全貌 / opening-design
cyberagentdevelopers
PRO
1
630
Webフォント選定の極意!フォントの基本から最新トレンドまで徹底解説
takanorip
5
670
Managing Design Systems (Antwerp 2024)
nathanacurtis
1
300
ブランドづくりの双視点 - GUILD #31 ブランディング勉強会
yampuu
0
110
Featured
See All Featured
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
48k
Fireside Chat
paigeccino
34
3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
The Language of Interfaces
destraynor
154
24k
How GitHub (no longer) Works
holman
310
140k
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.3k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
297
20k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
180
21k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.3k
Transcript
を考えるということ 25th Nov. 2017 DevLOVE関西 2017 commitment a a/2.4 130
45 ユーザー体験
山下 一樹 電機メーカー IT 部門にてソフトウェアの企画、 アプリ設計、開発に従事。退職し(株)インパスを設立。 UXデザイナーとしてサービスデザイン、 ユーザビリティを専門とするアプリデザイナー。 人間中心設計推進機構、 ヒューマンインタフェース学会所属。
UI と UX デザインを専門 デザインと Web/アプリ開発 改善、情報設計、インタラクションデザイン クライアントは大手・スタートアップが中心
ユーザー体験 を考えるということ UXデザインの今 現場でのUXデザイン UXデザイン、つまり◯◯ UXデザインの今後
期待 予感 記憶 思い出 使った 結果 使う 時間の流れ UXデザインとは?
多くのモノを作れば売れた 良いモノを作ればもっと売れた モノと情報が溢れている スペックやブランドでは売れない スペック 高品質 ブランド 価値はモノから「体験」 オン デマンド
マルチ デバイス ユーザー 参加型 UXデザインの背景
スマフォが欲しいのではなく、スマフォを通じた体験
シェアだけでなく、自身の体験を違う視点で振り返る
マーケティング施策が成功したから? BALMUDA
マーケティング UXデザイン 特定の層 ペルソナ ビジネスがゴール ユーザー理解が起点 マーケティングとUXデザイン
UXデザインのあらゆる手法 ユーザーシナリオ アクティングアウト ジャーニーマップ ペルソナ ユーザーインタビュー エスノグラフィ 上位下位分析法 オブザベーション プロトタイピング
ユーザビリティテスト ヒューリスティック評価 ワイヤーフレーム 発見する 理解する 改善する フェーズに合った UXデザインの手法があり、成果物は共通認識が目的
サービスデザイン ユーザー 理解 問題の 定義 プロト タイピング 実現性 の評価 調査/企画
設計/製造 すべての関係者が参加し反復的なフローを繰り返す
ユーザー体験 を考えるということ UXデザインの今 現場でのUXデザイン UXデザイン、つまり◯◯ UXデザインの今後
クライアント ディレクター デザイナー エンジニア 現場でのUXデザイン
UXの手法で・・・ ジャーニーマップを ビジョンが・・・ ニーズが・・・ 株主の反応が・・・ ビジュアルが・・・ ユーザービリティが・・・ それ実装むり。。。 要件 設計
デザイン 実装 チームは組めても職種ごとにある現実
要件 設計 デザイン 実装 構造化されたデザインシステム プロトタイピング 目に見えるものをまず作る 作っている過程を共有する 例えば最近のデザイナーは変わってきた
要件 設計 デザイン 実装 ユーザー 言語化された共通認識 誰でも始められる UXデザイン ユーザーを意識した誰でもできるUXデザインが必要
ユーザー体験 を考えるということ UXデザインの今 現場でのUXデザイン UXデザイン、つまり◯◯ UXデザインの今後
期待 予感 記憶 思い出 使った 結果 使う 時間の流れ UXデザイン、つまり◯◯
期待 予感 記憶 思い出 使った 結果 使う 時間の流れ UXデザイン、つまり期待
コンビニのお箸 日本では袋に入れてくれるのが「当たり前」のサービス 当たり前の「期待」を考える
検索UIは、今やサジェストされるのが期待される振る舞い 期待される振る舞いを考える
送信 送信 送信 記憶の中にあるもので考える UXデザイン、つまり期待
dev.to web では1秒で遷移すれば正常、ただし状況による 期待を良い意味で裏切ること
期待 予感 記憶 思い出 使った 結果 使う 時間の流れ どんな状況? 期待を考える上で必要な「状況」の理解
モバイルユーザーの「状況: コンテキスト」 対 PC セッションタイムは減少 ▲18% モバイルのトラフィックは増加 20% Google
乗換経路を検索 急いでいるとき、鞄片手に 操作するには難しい? 出発/到着時刻を指定して 検索。 駅までのことは自分で考える。 →駅付近で使用する前提 ジョルダン株式会社
現在地〜目的地を検索 現在地からのルートも示す。 →どこからでも検索可能 出発時刻になると知らせる。 次の行動として、 「いつ出るべきか」が分かる。 Google Maps
期待 予感 記憶 思い出 使った 結果 使う 期待値 ピークエンドルール 感情曲線によるピークとエンド(終わり)がもたらすUX
ピークとエンドの総和がよければ全体のUXがよい記憶だったと判定される考え方
期待から「体験価値」を発見する ユーザー体験 体験価値 体験を通して 得られる価値、感情 「本質的ニーズ」 製品・サービスの 利用体験 〇〇できる 欲求レベル
「ニーズ」 体験知識 トースターで簡単に パンを焦がさず焼き上げる 窯の焼きたてのような おいしいパンを焼きたい ホテルの朝食のように 豊かな毎朝を迎えたい BALMUDA の例
ユーザー体験 を考えるということ UXデザインの今 現場でのUXデザイン UXデザイン、つまり◯◯ UXデザインの今後
変化は緩やかだが大きい #IoT #デジタル<リアル
システムには人の心を惹きつけるものが求められる #対話UI #非コマンド型
職業人である前に私たちは「人」である #共通認識 #期待を考える
ユーザー体験 を考えるということ #共感
a a/2.4 130 45 Thank you. @yamashitakazuki