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What Was UX Design All About?
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Kazuki YAMASHITA
May 28, 2024
Design
2
800
What Was UX Design All About?
UXデザイン ~デジタルプロダクトデザインの今と未来〜 by CrossRel
2024/5/28
Kazuki YAMASHITA
May 28, 2024
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Transcript
࠶೩ とは だったのか? 2024/5/28
山下 一樹 エンジニア 事業企画 プロダクトデザイン インフォメーションアーキテクト デザイナー コーチ 2002 2013
電機メーカー גࣜձࣾΠϯύε6*σβΠϯͱϑϩϯτΤϯυ։ൃʹಛԽͨ͠αʔϏεઃܭɺΞϓϦ։ൃΛࣄۀͱ͍ͯ͠·͢ɻΫϥΠΞϯτϓϩδΣΫτ͕த৺Ͱ͢ɻ
UXD 最盛期を振り返る デザインの の 2023
コミュニティ のメディア、 が える デザインの の デザインイベント への スマフォ・アプリ 2013
2015 2017 2019 2023 ͜ͷɺελʔτΞοϓ͚ͩͰͳ͘େखاۀʹ69σβΠϯ͕ਁಁ͖ͯͨ͜͠ͱΛৼΓฦΔͱɺͻͱͭͷσβΠϯϓϩηεͷμΠφϛζϜ͕͋ͬͨ͜ͱ͔֬Ͱ͢ɻ ࠷ۙʹͳͬͯʮ69σβΠϯऴᖼ͔ʁʯͱ͍ΘΕ͍ͯΔ͜ͱɺͦͷΓ্͕ΓͷλʔχϯάϙΠϯτʹͳ͍ͬͯ·͢ɻ
UXD は終わったのですか?
なぜ UXD が注目されたのですか? 69σβΠϯͷࠓޙΛ༕͏ΑΓɺ·ͣ69σβΠϯ͕͞Εͨཧ༝Λߟ͑Δ͜ͱେͰ͢ɻ
200x年 とある会議
ϥ Π ό ϧ ձ ࣾ ỏ ɹ ɹ
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ϥ Π ό ϧ ձ ࣾ ỏ ɹ ɹ
Ͱ ੈ ք ࠷ ബ ͱ ͷ ͜ ͱ ŋŋ ᶱ ν ɹ ɹ ͩ Ố ੈ ք ࠷ ബ Λ อ ͭ Μ ͩ Ố ό ỽ ς Ϧ ồ ٘ ਜ਼ ʹ ͳ Δ ͕ ʜ ᶱ デザイナーが中心となりユーザーを考えるように After UX 69σβΠϯ͕ͨΒͨ͜͠ͱɺϢʔβʔͷଘࡏΛ໌Β͔ʹ͢Δ͜ͱɺϢʔβʔΛཧղ͢Δ͜ͱɺσβΠφʔ͕ʮϢʔβʔͷหऀʯͱͳΓɺ ϞϊαʔϏεىͰߟ͑ΔͷͰͳ͘ɺϢʔβʔ͕ྑ͍ͱ͢ΔମݧʹԊͬͯϞϊαʔϏε։ൃʹ͔ͬͨ͜ͱͰ͠ΐ͏ɻ
UXD は終わったのですか? UX はデザインプロセスのひとつに融け、 ユーザーのことを考えるのが当たり前になった。
やシナリオを き、 や を つける アプリ?プロダクト? ユーザーを し、 දతͳ69σβΠϯͷϞσϦϯάɻϢʔβʔͷՁ͕୳ࡧͰ͖ͨઌʹɺΞϓϦϓϩμΫτ͕લఏͱͯ͋͠ΔͷͰ͋Εɺ ͦΕগ͠ඈ༂ͨ͠ઃܭʹͳΔ͔Ε·ͤΜɻ69σβΠϯ͔Βಋ͖ग़͞ΕͨϢʔβʔͷՁ͔ΒཁٻఆٛΛ͢Δʹେ͖ͳִͨΓ͕͋Γ·͢ɻ
やシナリオを き、 や を つける ユーザーを し、 ຊདྷϢʔβʔͷՁΛݟ͍ग़ͨ͠ޙɺࣗࣾͷϛογϣϯ͕ࣗͨͪԿΛఏڙͰ͖Δ͔ɺͱ͍͏ͱ͜ΖΛֻ͚߹ΘͤɺΞΠσΟΤʔγϣϯΛଓ͚·͢ɻ ΞϓϦΛ։ൃ͠·͠ΐ͏ɺͱ͍͏ͷͦΕΒͷखஈͷͻͱͭʹ͔͠ա͗·ͤΜɻ ミッションをもって何ができるか深掘りする
Google Maps 2017 (PPHMF.BQTͷ6*ͷมભΛݟΕɺϢʔβʔͷδϟʔχʔ͕͍͔ʹଟ༷Խ͠ෳࡶʹͳ͍ͬͯΔ͔͕͏͔͕͑·͢ɻ ҰઢͰϢʔβʔͷδϟʔχʔΛඳ͘͜ͱ͢Ͱʹࠔʹͳ͍ͬͯ·͢ɻ
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UXD は終わったのですか? 手法やフレームワークだけでは、 進化し続け長期化するジャーニーには限界も。
UXD のそもそもの誤解 ユーザー体験をデザインするのではなく、 文脈に合った良い体験のためにどうするか。 コンテキスト
繰り返される 手法やプロセスの ムーブメント 手法やプロセスは過去、何度も議論されている ຽܳӡಈΛ͡ΊɺҰఆͷظؒͰʮϞϊͮ͘ΓʢαʔϏεઃܭؚΉʣʯʹख๏ϓϩηεʹ͍ͭͯͷϜʔϒϝϯτ͕աڈʹى͖͍ͯ·͢ɻ 69σβΠϯɺσβΠϯࢥߟΛ͡Ίɺ͕ٞ׆ൃʹͳΔͷϜʔϒϝϯτͷͰ͢ɻͦͯ͠Ϝʔϒϝϯτ·ͨى͖·͢ɻ
次のダイナミズム ダイナミズムの変化をいかに解釈できるか ϜʔϒϝϯτΛ୯ͳΔྲྀߦΓͰऴΘΒͤͳ͍ͨΊʹɺࢲͨͪ͜Ε·ͰͷٞΛਖ਼͘͠ղऍ͠ɺ࣍ͷμΠφϛζϜΛ༧ଌ͠ͳ͕Βલਐ͢Δඞཁ͕͋Γ·͢ɻ ࢲͨͪৗʹେ͖ͳ͏ͶΓͷதʹ͍Δ͜ͱΛΕ͍͚ͯ·ͤΜɻ
私が大切にしていること
いしないリサーチ ファクト ファクト です 69Ϧαʔν૿͍͑ͯ·͢ɻͦͷׂ༰৫ʹΑ༷ͬͯʑͰ͕͢ɺఆྔௐࠪ ఆੑௐࠪΛ৫Γަͥͳ͕ΒϢʔβʔͷ༷ࢠΛϦαʔν͍ͯ͠Δ͜ͱͱࢥ͍·͢ɻ ͨͩ͠ʮࣈʯʹͳͬͨॠؒɺΓେ͖ͳࣈ͕ҙࢥܾఆʹͭͳ͕Δ͜ͱ͕͋Γ ·͕͢ɺࢲࣈͷେখʹؔΘΒͣɺϑΝΫτ͕ԿͰ͔͋ͬͨΛ໌Β͔ʹ͠ੳ͢Δ ͜ͱΛॏࢹ͍ͯ͠·͢ɻ ԾʹׂͷϢʔβʔ͕ظૢ࡞ʹޭ͍ͯͯ͠ɺׂͷϢʔβʔ͕ͭ·͍ͮͨͱ͍
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ユーザーに、だけじゃない どっちやねん ビジネスオーナーにも ʮڞײ͔Β͡Ί·͠ΐ͏ʯͱ͍͏Ϣʔβʔͷڞײ࣌ʹσβΠφʔͷߟ͑ํΛڱ ͍ͯ͘͠Δ͔͠Ε·ͤΜɻʮϢʔβʔͷหऀʯ͚ͩʹཹ·͍͚ͬͯͳ͍ͱࢥͬ ͍ͯ·͢ɻ σβΠφʔϢʔβʔΛͯ͢ཧղ͍ͯ͠ΔΘ͚Ͱ͋Γ·ͤΜɻϢʔβʔΛͬͱ ཧղ͍ͯ͠Δ͖ͳͷϏδωεΦʔφʔͰ͢ɻ Φʔφʔͷߟ͑ʹཧղΛ͠ɺϢʔβʔΛҰॹʹݟͳ͕ΒσβΠϯ͍ͯ͘͜͠ͱ͕ڞ ײ͕࣋ͭຊͷҙຯͰͳ͍͔ͱࢥ͍·͢ɻ
これからますます そうなってほしい い たのんますわ Ұ࣌ظɺΤγΧϧσβΠϯͱ͍͏ݴ༿͕ݱΕ·ͨ͠ɻརݾతʹͳΒͣɺਓʹدΓఴͬ ͯσβΠϯ͢Δɺͱ͍͏͜ͱͰ͕͢ɺ͜͏ͨͨ͠ΓલͷΑ͏ͳ͜ͱ͕͋͑ͯݴޠԽ ͞ΕΔͷɺԿΒ͔ͷةዧͦ͏͍͏͜ͱ͕ٻΊΒΕΔͱ͍͏͜ͱͰ͠ΐ͏ɻ ͜Ε͔Β"*ʹΑͬͯʮσβΠφʔͰແ͍ਓʯ͕৭ʑͱΓ·͢ɻͦ͏ͨ͠ͱ͖ʹ σβΠφʔྙཧ؍Λͬͯରቂ͠ͳ͚ΕͳΓ·ͤΜɻ 6*σβΠϯͰɺϢʔβʔΛ͜͏༠ಋ͠Α͏Έ͍ͨͳײ֮ʹͳΓ͕ͪͰ͕͢ɺ͜͏
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ユーザーにどうなってほしいか そうなってほしい い 自分たちだけの領域に閉じてないか 社会がどうなってほしいか 利己的から利他的 ࡞Γखͷئ͍ԿͰ͠ΐ͏͔ɻϢʔβʔʹཧͷମݧ͕͙͜ͱ͕Ͱ͖ͨઌɺͦͷϢʔβʔʹͲ͏ͳͬͯ΄͍͠ͷ͔Λߟ͍͑ͨͰ͢ɻ ࣈ͚ͩΛ͍ٻΊΔͷ͕ϏδωεΠϯύΫτͰ͋ΔͳΒɺͦΕ#FGPSF69ͷ࣌ʹͬͯ͠·͍·͢ɻརଞΛҙࣝ͢Δ࣌ʹདྷ͍ͯ·͢ɻ
ともに生きる デザイン for AI
デザイン for AI ともに生きる プロセスには AI、デザイナーはいかに紡ぐか ユーザー主導ではなくプロアクティブ型 ϢʔβʔىͰߟ͑Δͷ"*ҎલͰ͠ΐ͏ɻԿ͔͕"*ʹஔ͖ΘΔͷͰͳ͘ɺ"*͕ىͱͳͬͨͱ͖ͷਓؒͷମݧΛߟ͍͑ͯ͘ඞཁ͕͋Γ·͢ɻ
とは ですか? あなたにとって 「定義よりも解釈」 ʮఆٛʯͪΖΜେࣄͰ͕͢ɺఆٛͷ୳ࡧΑΓਓͱձΛ͠ɺͦΕͧΕʹ͍ͭͯʮղऍʯΛਂΊΔ͜ͱ͕ਅཧʹۙͮ͘ͷͰͳ͍͔ͱࢥ͍·͢ɻ
One more thing
エクスペリエンスを向上させる唯一の手段 ユーザーの目的を ? 達成させること
エクスペリエンスを向上させる唯一の手段 ユーザーの目的を 最速で 達成させること ͋ͳͨͷख͕͚ΔαʔϏεʹ͜Ε͋Γ·͔͢ʁࠓ͙֬͢ೝ͠·͠ΐ͏ɻ
Thank you! @yamashitakazuki