Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テスト自動化とお掃除ロボット
Search
YoshikiIto
July 27, 2018
Programming
4.9k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
テスト自動化とお掃除ロボット
YoshikiIto
July 27, 2018
More Decks by YoshikiIto
See All by YoshikiIto
アーキテクチャで理解する テスト自動化システム Developers Summit 2023 Summer
yoshikiito
6
7.4k
迷いながらも前に進むための テスト自動化ツールの選定ポイント
yoshikiito
2
850
60分で学ぶE2Eテスト(テスト設計編)
yoshikiito
0
610
ソフトウェアテスト自動化、一歩前へ
yoshikiito
7
3.2k
テストエンジニアのための初めてのプログラミング
yoshikiito
0
730
テスト自動化Learn&Unlearn
yoshikiito
0
4k
テスト自動化プロジェクトを支える技術と仕組み
yoshikiito
2
3.4k
テスト自動化チームでペアプロにトライした話 / trying to pair programming on test automation team
yoshikiito
0
1.1k
抜け出そう、テスト自動化あるある
yoshikiito
4
6.5k
Other Decks in Programming
See All in Programming
SREの積み重ねがAI駆動開発のガードレールになった ― 7つの実践/SRE Guardrails The 7
tomoyakitaura
8
4k
鹿野さんに聞く!『TypeScriptコードレシピ集』で磨く実践力
tonkotsuboy_com
4
1.1k
例外の正しい扱い方 そのエラー try-catchして大丈夫?
jinwatanabe
0
360
Honoでのサプライチェーン侵害対策 〜 3つのライブラリに学ぶ
yusukebe
7
1.8k
AIキャラアプリkaiwaの低遅延音声通話基盤をどう作ったか - AWS Gravitonで支える低遅延・低コストAI Agent基盤
mogamit
0
170
分散システム、なんですぐ死んでしまうん?耐障害性を高めたいあなたのためのレジリエンスパターン入門
mshibuya
7
5.8k
The Past, Present, and Future of Enterprise Java
ivargrimstad
0
100
技術記事、 専門家としてのプログラマ、 言語化
mizchi
14
7.4k
1年で人数1.5倍、PR数5.5倍増。 品質とアウトカムはどうなったか、 何が効いたか
ike002jp
0
120
The Bowling Game- From Imperative to Functional Programming - Part 1
philipschwarz
PRO
0
310
Welcome to the "Parametricity" 🏙️ − Generic だけど Specific な世界 −
guvalif
PRO
1
150
信頼性について考えてみる(SRE NEXT 2026 miniLT)
hayama17
0
170
Featured
See All Featured
A designer walks into a library…
pauljervisheath
211
24k
Redefining SEO in the New Era of Traffic Generation
szymonslowik
1
360
Bioeconomy Workshop: Dr. Julius Ecuru, Opportunities for a Bioeconomy in West Africa
akademiya2063
PRO
1
170
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2.1k
Code Review Best Practice
trishagee
74
20k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
1
450
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.9k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.6k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
10k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
3k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
10
1.3k
Music & Morning Musume
bryan
47
7.3k
Transcript
テスト自動化と お掃除ロボット 2018/7/27 伊藤由貴(@yoshikiito)
自己紹介 伊藤由貴(@yoshikiito) テスト自動化エンジニア 某第三者検証会社に所属。 主にGUIのテスト自動化から 運用までをサポートするお仕事。 ひとり作業~10人超のテスト自動化チームまで。 Selenium+Jenkins、UFT+QC など。 2
今回のお話について 持ってかえってもらいたいこと • テスト自動化の効果は工数やお金以外もある、と知る • テスト自動化について説明する際の”たとえ”を手に入れる おことわり • 資料は後程アップします •
「テスト自動化」は主にGUI操作を伴うテストを想定し、 単体テストは対象外としています 3
本題 4
お掃除ロボットを買う理由 例えば、 • 掃除の手間を省きたい • 楽をしたい • 自分だけだとうまく掃除ができない などが考えられる。 ただ、根本は部屋をきれいにしたいから。
5
買っただけでは・・・ お掃除ロボットを買うと、部屋がきれいになる。 ・・・わけではない。なぜか。 6 そうだ、 ル◦バ買おう
お掃除ロボット、その前に 邪魔なモノが多いと、ロボット掃除機が使えない。 まずは部屋の片づけが必要。 7 モノが多くて 進めないよー
お掃除ロボットの効果 お掃除ロボットを動かすために 部屋を片付ける ↓ お掃除ロボットを使う ↓ 部屋がきれいになる! お掃除ロボットの購入をきっかけに きれいな部屋を保つ習慣ができる 8
Point
一方・・・ 9
テストを自動化する理由 例えば、 • テストの手間を省きたい • 楽をしたい • 人手だとうまくテストができない などが考えられる。 ただ、根本は品質を良くしたいから。
10
テストを自動化しただけでは・・・ テストを自動化すると、品質が良くなる。 ・・・わけではない。なぜか。 11 そうだ、 自動化しよう バグ 実行環境 周囲の協力 工数不足
顧客の圧
テスト自動化、その前に 開発・テストに問題があると、自動テストが活きない。 まずは開発・テストの改善が必要。 12 問題が多くて テストできな いよー バグ 実行環境 周囲の協力
工数不足 顧客の圧
テスト自動化の効果 自動テストを動かすために 開発やテストのプロセスを整える ↓ 自動テストを行う ↓ 品質が良くなる!(※) テストの自動化をきっかけに あるべきプロセスを保つ習慣ができる 13
Point ※次ページ
後日補足1 • テストを自動化すると品質が良くなる、 というわけではない。 • テストを自動化することで以下のような効果があり、 結果的に品質向上につながる、と考える。 • いままで十分に出来ていなかった範囲までテストができる •
機能の開発や改修から不具合発見までの時間が短くなる →修正にかかる時間も短くなる 14
まとめ • テスト自動化と、お掃除ロボットは似ている! • それ自体の導入効果だけでなく、 導入のための人間の準備が習慣や文化を 良い方向に変える! 15
Appendix 16
テスト自動化の効果 自動テストを動かすために 開発やテストのプロセスを整える ↓ 自動テストを行う ↓ 品質が良くなる!(※) 17
テスト自動化の効果 テストを自動化する ↓ 動かない・効果がない ↓ 自動テストを動かすために 開発やテストのプロセスを整える ↓ 自動テストを行う ↓
品質が良くなる!(※) 18
動かない・効果がない原因 例えば… • テスト用の環境や条件の問題 • 他作業と共有 • テスト用データが準備できない • そもそもの品質問題
• 自動テストが期待通り動作しない • 実行のたびに結果が異なる • 何をどこまでテストするか決めかねる問題 • 過去の不具合情報がたまっていない などなど 19
動かない・効果がない原因 例えば… • テスト用の環境や条件の問題 • 他作業と共有 • テスト用データが準備できない • そもそもの品質問題
• 自動テストが期待通り動作しない • 実行のたびに結果が異なる • 何をどこまでテストするか決めかねる問題 • 過去の不具合情報がたまっていない などなど 20
テストそのものに問題あり • テスト実行の環境 • テストの事前条件 • 期待結果 を明確にしていない/できないことが多い。 これまでの人間によるテストで、 空気を読んできてしまった
(サボってきてしまった)ツケがまわっている。 21
テスト自動化の8原則 テスト自動化研究会のサイトより 1. 手動テストはなくならない 2. 手動でおこなって効果のないテストを自動化しても無駄で ある 3. 自動テストは書いたことしかテストしない 4.
テスト自動化の効用はコスト削減だけではない 5. 自動テストシステムの開発は継続的におこなうものである 6. 自動化検討はプロジェクト初期から 7. 自動テストで新種のバグが見つかることは稀である 8. テスト結果分析という新たなタスクが生まれる 22
以上、 ありがとうございました ツッコミ・質問は、 ぜひ個別にお声がけください☺