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評価の納得感を2段階高める「構造化フィードバック」

 評価の納得感を2段階高める「構造化フィードバック」

- 私たちマネージャーがするフィードバックには2種類ある
- Reflective Feedback と Structured Feedback の違い
- Structured Feedback 実践のための5つの観点
- 関連するブログ記事の紹介( https://aloerina01.github.io/blog/2024-11-06-1 )

スライド内のリンク
- 個人ブログ: https://aloerina01.github.io/
- note: https://note.com/aloerina/m/m699d10700993

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あろえ

June 17, 2025
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Transcript

  1. Structured Feedback Re fl ective Feedback 内省や主体的な 行 動変容を引き起こす 人

    事評価の説明責任を果たし 納得感を 高 める 8 1on1など 日 々のこまめなフィードバック 期末等にされる 日 々のフィードバックの集 大 成 ・・       ・・・・ ・・・・
  2. Structured Feedback Re fl ective Feedback 「考える余 白 」を与えることを 目

    的に 伝えるだけでなく「問いかける」 「理解と納得」の形成を 目 的に 「構造的でロジカルな説明」を主軸とする 9 大 きな挑戦をやり遂げたときに「今回の成果をどう 自己 評価してる?」 不適切な 行 動をしたときに「どういう意図があった?」 「あなたの〇〇の成果は、期待役割に設定されていた『プロダクトの技術 領域のリード』や『他者を巻き込んだ主体的な 行 動』に該当していて、 役割を過不 足 なく果たせています」 1on1など 日 々のこまめなフィードバック 期末等にされる 日 々のフィードバックの集 大 成
  3. Re fl ective Feedback Structured Feedback 相 手 の内省や主体的な 行

    動変容を引き出す 人 事評価の説明責任を果たし 納得感を 高 める 「考える余 白 」を与えることを 目 的に 伝えるだけでなく「問いかける」 「理解と納得」の形成を 目 的に 「構造的でロジカルな説明」を主軸とする 日 々の1on1など こまめなフィードバックで使われる 定期的な 人 事評価の 文 脈で使われる 日 々のフィードバックの集 大 成から成る 10 いつ なぜ どのように
  4. Structured Feedback 人 事評価の説明責任を果たし 納得感を 高 める 「理解と納得」の形成を 目 的に

    「構造的でロジカルな説明」を主軸とする 定期的な 人 事評価の 文 脈で使われる 日 々のフィードバックの集 大 成から成る 11 いつ なぜ どのように 今 日 のテーマ 「どうやって構造化しよう?」 11
  5. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 13
  6. 1. 現在地 2. すでに達成できたこと 3. 自 分の武器 4. これから達成していくこと 5.

    挑戦機会はどこにあるか 受け 手 が迷わず全 力 で 走 り出せるように 14 ・・・・・・
  7. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 15
  8. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 17
  9. 様々な側 面 から成果を捉え、本 人 が 気づいていない価値や意味を伝える。 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力

    や原動 力 を知る ためのフィードバックとは… 単に「この成果が良いです」ではなく 文 脈に即した価値や意味を 言 語化する。 18 「難しいプロジェクトを成功させた」という成果を出したのがシニア エンジニアかジュニアエンジニアかで意味合いは変わり、そのプロジェ クトの重要性やタイミングによって価値は変動するはず。
  10. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 19
  11. 強みが読み取れた「具体的なエピ ソード」とともに伝える。 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる ためのフィードバックとは… 1度伝えた「強み」であっても 何度でも伝える。 20 エピソードをもとに記憶を呼び起こし、対話を通じて、本

    人 が 自身 の強みをどう捉えるかを確認する。 簡単にできてしまうことほど「強み」と 自 覚しにくかったり、 別の視点で強みを認識していたりする可能性がある。正解を探す のではなく、本 人 が納得感を持てる強みを 自 覚することが 大 切。
  12. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 21
  13. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める ためのフィードバックとは… 「次のグレード」ではなく、その 人 のペースに合った「次のステップ」 を伝える。 「次のステップ」の選択肢や例を

    見 せ、 努 力 の 方 向性がズレないようにする。 1段ずつゆっくり歩む 人 もいれば、3段 飛 ばしで駆け上がる 人 もいる。 一人 ひとりに合った適切な成 長 の階段を設計するつもりで。 22
  14. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 23
  15. 1. 現在の期待役割とその達成度を知る 2. 成果が持つ価値と意味を掘り下げ、 自身 の影響 力 や原動 力 を知る

    3. 強みや資質を知り、 行 動の軸をつくる 4. 一 歩先の期待役割を知り、伸びしろを 見 定める 5. 挑戦機会と向き合う 受け 手目 線👀 で考える5つの観点 25