うまくいく！ を実現するための質問力 / It works! The Power of Questions to Make It Happen

登壇者：しゅういちろ
登壇したイベントタイトル：Qiita Night～エンジニアリングマネジメント～
登壇したイベントのURL：https://increments.connpass.com/event/335090/

Transcript

1. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. うまくいく！ を実現するための質問⼒ 2024/12/6 Qiita Night〜エンジニアリングマネジメント〜 株式会社ビットキー エンジニアリングマネジメント室 しゅういちろ
2. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ⽬次 1. ⾃⼰紹介‧会社紹介 2. 本⽇お伝えしたいこと 3. “質問”の深掘り 4. うまくいく！を実現するための質問⼒
3. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ⾃⼰紹介‧会社紹介
4. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ⾃⼰紹介 名前：しゅういちろ 所属：株式会社ビットキー X：@shucho0103 やってること： 全てのエンジニアが幸せに、開発に集中できるようにするこ と（技術広報/採⽤/組織開発/EM育成etc）
5. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ⾃⼰紹介 趣味：本を書く 商業誌 同⼈誌 サークル名：味噌とんトロ定⾷
7. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved.
8. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. homehubは住宅における、スマートロックによる出⼊りの管理を主軸とし、「暮らし」に関わる様々な体験を実現します
9. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. workhubは「働く空間」と「働くひとや業務」を管理し、体験をつなぎ合わせ、快適な仕事を実現する。
10. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 本⽇お伝えしたいこと
11. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 本⽇お伝えしたいこと 本⽇の内容 • 相⼿を成⻑させる“質問”ができるようになる 届いて欲しい⼈ • エンジニアリングマネージャーをやりたい⼈‧やることになり そうな⼈ • 1on1で喋りすぎてしまうエンジニアリングマネージャー • 相⼿から、圧が強いとフィードバックをもらった経験のある⼈
12. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 本⽇の注意事項 ながら聴きしてる⼈ • 資料を後ほど公開します • 引き続き、お仕事しながら聴いてください 集中して聞いてる⼈ • ライブセッション楽しみましょう
13. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”の深掘り
14. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”ってなんだろう まずは、“質問”について知りましょう
15. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”ってなんだろう まずは、“質問”について知りましょう Wikipediaより引⽤ https://ja.wikipedia.org/wiki/質問
16. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”ってなんだろう なるほど、わからん
17. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”の種類 私の経験ですが、以下のパターンで使ってます • 分からないことを聞きたい時 • 相⼿に気づいてもらいたいことがある時
18. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”の種類 私の経験ですが、以下のパターンで使ってます • 分からないことを聞きたい時 • 相⼿に気づいてもらいたいことがある時
19. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. うまくいく！ を実現するための質問⼒
20. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. うまくいく！の定義の⼀例 チームメンバーを成⻑させることができる ＝ メンバーに新しい気づきを与えることができる
21. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”、⼀般的なお話 よく教科書に載ってたりする内容に次のものがあります • オープン‧クエスチョン ◦ 5W1Hで質問し、回答のパターンが多数想定される質問 • クローズド‧クエスチョン ◦ はい/いいえ で回答できるような質問
22. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. “質問”、⼀般的なお話 これだけで実践した場合の会話例 あなた 相⼿ 今夜、QiitaNight ライブで⾒るんだって？ はい！今から楽しみです。 いいね！ なんで？ えーと、楽しそうだからですね。
23. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. Power of なぜ • 圧が強いように感じませんでしたか • 「なぜ」だけだと圧が強い
24. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ちょっとした⼯夫 • 質問のちょっとした⼯夫ってあまり世の中に出てこない • 私が⾏っているちょっとした⼯夫を紹介します • 皆様の⼯夫も教えて欲しい
25. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 私がやっている⼯夫 • 「なぜ」を直接使わない • 褒めるポイントを探すために質問する ※褒める必要性はこちら
26. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 私がやっている⼯夫 • 「なぜ」を直接使わない • 褒めるポイントを探すために質問する ※褒める必要性はこちら レビューの時や1on1の時にやってる、具体例3つ紹介します
27. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 具体例：メンバーを成⻑させる質問 その１ • 褒めるポイントを探す質問 ◦ ⼯夫したことを聞く ▪ 「なぜこうしたの？」だと、威圧感を感じてしまう⼈もいる ので、あえて「⼀番⼯夫したこと教えて欲しい」と聞くこと で、⼯夫したことが聞ける • ⼯夫した具体的なポイントを褒められる ▪ 相⼿が⾔語化していない⼯夫に気づくことができる →⼯夫したことを他の⼈に説明できるようになり、評価が 上がる
28. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 具体例：メンバーを成⻑させる質問 その２ • 褒めるポイントを探す質問 ◦ 思考のプロセスを聞く ▪ 先ほどと同様に、「思考回路深掘りたい」と聞くことで、思 考プロセスを聞ける • 思考のプロセスを褒めることができる ▪ 思考のプロセスを⾔語化できるようになる →相⼿が⾃分の思考プロセスの抜け漏れに気づくことができ る
29. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 具体例：メンバーを成⻑させる質問 その３ • 褒めるポイントを探す質問 ◦ 期待する効果を聞く ▪ 「どういう効果があるの？」と聞くと圧が強いので、「何が ⼀番変わると思う？」と聞く • 具体的な改善点を褒められる ▪ 相⼿が気づいていない効果に気づくことができる →良い効果をこちらが質問する前に⾔ってくるようになる
30. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. ⼯夫するとこうなる あなた 相⼿ 今夜、QiitaNight ライブで⾒るんだって？ はい！今から楽しみです。 いいね！ 思考回路深堀させて、 何が知りたくて、QiitaNight ⾒ようと思ったの？ そうですね。チームがより良くなるヒントが得られるかもしれ ないと思って⾒ようと思いました。 楽しそう！というモチベーションで⾒るん だけど、⾃分はなんで楽しいと思ったんだ ろう？チームで働くのが楽しいから、もっ とチームを良くしたいんだ！ 積極的で素晴らしい、褒めポイント探そう。
31. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. まとめ • 「なぜ」は直接使わない • 褒めるポイントを探す“質問”をして、気づきを与えて成⻑ を促す
32. Copyright © Bitkey Inc. All rights reserved. 参考書籍‧⽂献 • 圧を可能な限り減らしたい⼈へ 最⾼のチームはみんな使っている ⼼理的安全性をつくる⾔葉55 • 褒め⽅が与える影響を知りたい⼈へ 褒め⽅、叱り⽅が⼦どもの将来に与える影響－ ⽇本における実証研究