Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
評価のギャップから紐解く、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性
Search
blajir
December 16, 2024
How-to & DIY
2
110
評価のギャップから紐解く、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性
blajir
December 16, 2024
Tweet
Share
Other Decks in How-to & DIY
See All in How-to & DIY
2025年03月02日 メイカーズながおかまつり での講演 「コミュニティベースでの製品開発ものづくりフェアの役割」
takasumasakazu
0
260
「AITRIOS」でトカゲの活動量を可視化
hoshinoresearch
0
410
251011「ひとりより、みんなで!」 九州の支部で始めた、新しい連携のかたち
east_takumi
2
100
AWS Community Day 2024: Using AWS to build a launchable knowledge rocket 👉 Organize knowledge, accelerate learning and understand AI in the process
dwchiang
0
230
雑にコミュニティを続けてもいいと思っている/Feel free to continue the community
camel_404
0
240
ブロックテーマをゴリゴリに使い倒してサイトを作った話 / Kansai WordPress Meetup 2025 01 25
tbshiki
1
690
#Stampfly #M5Stack 開発ストーリーと今後の可能性 前説
takasumasakazu
0
140
エンジニアになって2年間で学んだこと
kaiphoenix
0
210
家具家電付アパートの自室の冷蔵庫をスマートIoT化してみた!
scbc1167
0
130
JAWS-UG と AWS - JAWS-UG 沖縄 Cloud on the Beach 2025
awsjcpm
0
100
Node-REDで制御できるエッジカメラのreCameraを触る #iotlt #JLCPCB #recamera
n0bisuke2
0
110
JAWS-UG 福岡 in 北九州 | JAWS-UG/AWSコミュニティ プログラムのご紹介
awsjcpm
1
160
Featured
See All Featured
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.8k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
7
510
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
630
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
10
600
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
23k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
30
2.9k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
185
22k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.7k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3.1k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.5k
Transcript
© KAUCHE, Inc. 評価のギャップから紐解く、 「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 波多野 潤一 / めぐろLT #22「LT忘年会2024」
© KAUCHE, Inc. 自己紹介 • 波多野 潤一 / @blajir •
株式会社カウシェ ◦ ECアプリ「カウシェ」のパートナー様向け管理画面 の開発 • ハッシュタグ ◦ #フロントエンド ◦ #プロレス観戦 ▪ #新日本プロレス ▪ #WWE
© KAUCHE, Inc. 「評価」に対しての悩んだ経験、ありませんか? 評価に悩んでいた当時の私の状態 • 毎回、自己評価は場当たり的 ◦ 期末に、作成した Pull
Request を見返し、工夫した点を絞り出す ◦ 「能動的な行動」として書けることが思い浮かばない • 次のグレードに上がれず、昇進を諦めた経験
© KAUCHE, Inc. • 被評価者の私が感じた、評価への違和感 • 違和感の正体から見えた、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 そんな私が今日話すこと
© KAUCHE, Inc. • 30代中盤 • フロントエンドエンジニア • スペシャリストではなくジェネラリスト •
今後のキャリアに漠然と不安がある • 以前の職場で評価ギャップに直面した経験 私の立ち位置
© KAUCHE, Inc. 以前の職場で、自己評価と上司からの評価にギャップがあると感じていた • 自己評価 ◦ 目標に対して予定通りコミットできているつもり ◦ 一緒に働くメンバーからは一定の評価を得ていた(と思う)
• 上司の評価 ◦ 次のグレードに満たしてない 評価のギャップに苦しんだ経験
© KAUCHE, Inc. 改めて当時の働き方を振り返ると、 • 「与えられたタスクをこなせば評価されるはず」という思考 ◦ 自分が及ぼす影響範囲は限定的 ◦ 仕組み化してほしい上司と気合いでなんとかする自分
• そもそも「何をすれば評価されるのか」が分かっていない状態 ◦ 評価軸が明確でなく、行動に再現性がない 評価に対する違和感の正体
© KAUCHE, Inc. フィードバックで「作業者のまま成長が止まる可能性」に気づいた • 依頼されたことはできているが、能動的に先回りして動けているか? • 課題に気づいて提案・対応していく、マインドと行動がセットになっている状態か? 転機は現上司との 1on1
© KAUCHE, Inc. そこから擦り合わせた2つの「評価軸」 1. チームや組織への貢献 a. タスクを消化するだけでなく、チームや組織に貢献することが成果を最大化さ せる 2.
インパクトの大きい課題の発見と解決 a. 限られたリソースで、より効率的にプロダクトや組織を成長させる 評価軸を認識する
© KAUCHE, Inc. まずは即効性のありそうな、できることから実践 • デイリースクラム開始前に議題を確認し、論点や考慮すべき点などを頭に入れる ◦ (言及なければ)「この観点だとどうなります?」と尋ねる • 社内ツールの運用メンバーにペインをヒアリングする
◦ 直接話すと「そこがつらかったのか」「実はすぐ直せる」みたいなものが意外と ある • エンジニア採用でのJD改善提案 ◦ 「じゃあ別媒体もお願い」と、次のストレッチへ繋がる 日常の業務で実践したこと
© KAUCHE, Inc. 自己成長のために重要だと感じたポイント • 評価軸を認識する ◦ 自分の行動を振り返り、成長を促すための指針になる • 今の役割でチームや組織に貢献できることを考える
◦ まずは小さなことから取り組む ▪ できることが増えていくのは素直に嬉しい ◦ ソフトスキルも働く上での強みになる 学びと成果
© KAUCHE, Inc. おわりに 成功体験を積み重ねて、良い循環を生み出そう!