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Within the team, I grow as a tester and continu...

Within the team, I grow as a tester and continuously pursue product quality

テスターはスクラムチームの中で成長しプロダクト開発に貢献していく

スクラムフェス新潟2025登壇資料

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おおひら

May 10, 2025
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  1. テスターは スクラムチームの中で成⻑し プロダクト開発に貢献していく Within the team, I grow as a

    tester and continuously pursue product quality. Scrum Fest Niigata 2025 2025年5⽉10⽇ Yusuke Ohira
  2. • メインプロダクトとは別の新規事業 • オーソドックスなスクラムチーム ◦ PO(PdM)1名、デザイナー2名、エンジニア5名 ◦ 1Sprint1Week ▪ ⽊曜⽇にスプリントレビュー、ふりかえり、プランニング

    ▪ リファインメントは適宜やる ▪ それ以外に「ロードマップみんなで確認会」とか「ビジネスと 仕様を検討する会」がある • テストはみんなでやるよ 私たちのチーム
  3. • 継続的にフィードバックする • 顧客への価値を提供する • 対⾯でコミュニケーションを可能にする • 勇気を持つ • シンプルを⼼がける

    • 継続的な改善を実践する • 変化に対応する • ⾃分を律する • ⼈に焦点を当てる • 楽しむ アジャイルテスターの原則(実践アジャイルテストより)
  4. QAエンジニア(テスター)のMVV Vision Value 5つの技術・知識を持つジェネレーター 顧客志向な品質リーダシップ。 組織の弱さに寄り添う。 天真爛漫な探求心と対応力 5つの技術とは:ドメイン理解・テスト技術・自動化技術・プロセス改善技術・コミュニケーション技術 顧客志向な品質リーダシップ :プロダクト組織で顧客のために品質を高める活動を促進していく

    組織の弱さに寄り添う     :批判するのではなく、組織の足りない部分を補う行動をする 天真爛漫な探求心と対応力  :抽象度を調整しながら、柔軟に学び考え、柔軟に対応する プロダクト開発のケイパビリティを高め、組織全体のバリューストリームを最大化する Mission - プロダクト組織全体が高い顧客価値を提供できるようにする。 - 顧客へ最短でかつ安定的に価値を提供できるためにテストや監視、CICDの技術向上に貢献したいテストだけではなく開発プロセスの改善でボトル ネックとなる要因を取り除く。 - 良いプロダクトを提供するために良いプロダクト開発チームを作る。
  5. • プロダクトビジョンを理解する • みんなはどんなこと考えているか知る ◦ PO(PdM)は、プロダクト通して、どんな世界をつくりたい? ◦ デザイナーは、どんな体験をユーザーに提供したい? ◦ エンジニアは、どんなものが作りたい?

    ◦ Sales、CSは、どういうふうに顧客と接している? ◦ ビジネス⽬標はなに? ◦ どんな⾵にマーケティングしている? プロダクトを愛するために 1on1やミーティングを通して想いに触れる
  6. • 壱ノ型は、三⾊ボールペン(仕様の理解) ◦ ⾚ - 客観的に⾒て、最も重要な箇所 ◦ ⻘ - 客観的に⾒て、まあ重要な箇所 ◦ 緑 - 主観的に⾒て、気になる箇所 • 業界の⼀般常識は知っておく

    ◦ JSTQBとか • 同値分割、状態遷移、デシジョンテーブルを⾝につける ◦ ソフトウェアテスト技法練習はいい本ですね(ステマ)
 • テストのモデリングや構造化の感覚を掴む ◦ 論理的機能構造、NGT(Notation for Generic Testing)
 ◦ ここは数をこなすしかない(感覚
 
 テスト技術を磨く https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11061-1
  7. • PFDで段取りできるように慣れる ‐ Process Flow Diagram • プロセスじゃないけど、スクラムやDevOpsの基本は学ぶ ‐ 本を読む(例)

    • XP⽩本 • みんなでアジャイル • システム運⽤アンチパターンとか ‐ 外部コミュニティに参加する • 悩んだらFearless Changeをチラ⾒する プロセス改善技術 https://kawaguti.hateblo.jp/entry/20140228/1393522489
  8. • NVCを知る ◦ 観察、感情、ニーズ、リクエスト • コーチングを学ぶ(⼊⾨ぐらいでいい) ◦ 「やってみよう コーチング」ぐらいの知識 ◦

    システムコーチングは基礎編でも⼗分に学びがある • テクニカルライティングは基礎を学んで実践あるのみ ◦ おすすめ:理科系の作⽂技術、いい⽂章には型がある • 武器としての交渉思考を読んでみる ◦ • バーで働く(上級者向け) コミュニケーション技術
  9. • テスターはプロダクトを良くするため、品質にフォーカスしている ◦ プロダクト、ソフトウェア、プロセス、⼈‧組織‧⽂化をテストする ▪ (⼈‧組織‧⽂化のテストは別な所で話すよ) ◦ テストのスペシャリストを⽬指す ◦ だけど、テストに囚われな(左⼿でつまむイメージ)

    • たまにXXXぽいねと他⼈に⾔われるけど、、、 ◦ テスターはテスター ◦ 必要に応じて、越境しているだけ • たぶん、それがアジャイルテスターだと思う。 アイデンティティとしてのテスター