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今注目のProxmox VE、最新Veeam v12.2でついに対応!移行~バックアップまで徹...

Climb
October 16, 2024

今注目のProxmox VE、最新Veeam v12.2でついに対応!移行~バックアップまで徹底解説!

2024年 10/16(水)に開催したセミナーのスライドです。
https://www.climb.co.jp/soft/webseminar/2024/1016/

8月28日にリリースされたVeeam 12.2でProxmox VEがサポートプラットフォームに追加されました。
これによりVeeamは「VMware vSphere」、「Microsoft Hyper-V」、「Azure Stack HCI」、「Nutanix AHV」、「Red Hat Virtualization」、「Oracle Linux Virtualization」、「Proxmox VE」と7つのハイパーバイザをサポートすることになります。

また、このProxmox VEの対応では、他のハイパーバイザ上の仮想マシンのバックアップについても「Proxmox VE」へ「V2V」のリストア可能です。
これにより、既にVeeamをご利用のお客様は既存のバックアップを活用して、Proxmox VEへ移行することもできます。

今回はこのProxmox VEのバックアップとリストアに関して、ネイティブの機能であるvzdumpやProxmox Backup Serverと比較しつつ紹介していきます。

Climb

October 16, 2024
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  1. アーキテクチャ • プラグイン方式 • ワーカーVMが データ処理 • Webコンソールはなし • VBRコンソールで

    全て管理 バックアップ サーバ バックアップ リポジトリ データムーバ Proxmox VE プラグイン 管理通信 データ転送 ワーカーVM Proxmox VEホスト
  2. バックアップ 1. ワーカーVM起動 2. 対象VMにスナップショット作成 3. ワーカーVMが対象 VM の接続ディスクからデータを読み取り •

    CBT機能で変更、未割り当てデータブロックを検出 • 読みったデータを圧縮・重複排除 4. リポジトリにVeeam形式で保存 バックアップ リポジトリ データムーバ ワーカーVM
  3. 変更ブロック追跡CBT • QEMU Dirty Bitmaps 機能(https://qemu-project.gitlab.io/qemu/interop/bitmaps.html) 1. 初回フルバックアップ時にディスクのビットマップを作成 2. 以降はビットマップを基に変更されたデータブロックを検出

    • RAWおよびVMDK 形式でのProxmox VE制限 • VMの電源OFFや再起動でビットマップが自動削除 • ビットマップ削除後のバックアップでは 1. ビットマップを再作成 2. 全データを読み取り 3. 既存バックアップと比較 4. 増分を保存
  4. P2V、C2Vも可 Windowsマシン Veeam Agent for Windows Linuxマシン Veeam Agent for

    Linux Amazon EC2インスタンス Veeam Backup for AWS Microsoft Azure VM Veeam Backup for Azure Google Cloud Compute Engine Veeam Backup for Google Cloud Proxmox VE
  5. Proxmox VEのVMを別環境へリストア Proxmox VE Nutanix AHV VMware vSphere Microsoft Hyper-V

    Amazon EC2インスタンス Microsoft Azure VM Google Cloud Compute Engine
  6. システム要件 • X86ハードウェア上のKernel-based Virtual Machine (KVM) • Proxmox Virtual Environment

    8.2以降 ※Proxmox公式のISOイメージを使用 • Veeam Backup & Replication 12.2 • ワーカーVM(デフォルト、4タスク(VM)同時実行構成) • CPU: 6 vCPU • メモリ: 6 GB RAM • ディスク: 100 GB • 追加1タスクあたり、1 vCPUと1 GB RAMを追加割り当て ※タスクが実行されていないワーカーVMは自動で電源OFFされます。
  7. 非サポート構成 • ストレージ • BTRFSとカスタムストレージ • krbdプロパティが有効なCeph/RBD ストレージへのVMリストア • ワーカーVM

    • Open vSwitch 割り当て(標準のブリッジ ネットワークのみを使用) • デフォルトのlocalストレージが有効でない構成のホスト ※開発元サポートに問い合わせての調整が必要 • バックアップ • Proxmox VEコンテナ (LXC コンテナ) • テンプレートのリンククローン(フルクローンはサポート) • iSCSI ディスク • ユーザー、ユーザー グループ、API トークンに付与された VM 権限
  8. 3-2-1ルール構成、不変性対応 • 多様なリポジトリをサポート SMB NFS Windows Linux ファイルシステムは基本的に制限なし ReFS, XFSの場合はFast

    Clone連携あり HPE StoreOnce Dell Data Domain ExaGrid InfiniGuard Quantum Fujitsu CS800 Amazon S3 Microsoft Azure Blob Wasabi Cloud Storage IBM Cloud S3互換 Google Cloud
  9. 3-2-1ルール構成、不変性対応 • 不変性を構成可能 SMB NFS HPE StoreOnce Dell Data Domain

    ExaGrid InfiniGuard Quantum Fujitsu CS800 Amazon S3 Microsoft Azure Blob Wasabi Cloud Storage IBM Cloud S3互換 Google Cloud Windows Linux ファイルシステムは基本的に制限なし ReFS, XFSの場合はFast Clone連携あり
  10. これからに期待な部分 • アプリケーション対応処理 • AD、Exchange、SharePoint、SQL Server、Oracle、PostgreSQL • Proxmox VEへのインスタントリカバリ •

    マルウェア検知 • インラインスキャンとゲストファイルシステムのインデックススキャン • LXCコンテナなどサポート構成の拡大