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診療所のための生成AI活用ガイド

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September 12, 2025
310

 診療所のための生成AI活用ガイド

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CLINICS

September 12, 2025
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Transcript

  1. ©2026 MEDLEY, INC. 2 ⽬次 01 | はじめに - ⽣成AIの進展と課題

    P.03 03 | ⽣成AI活⽤におけるリスクと注意すべきポイント 04 | ⽣成AIの活⽤例(ドキュメントワーク⽀援) 05 | CLINICSカルテが取り組む⽣成AI活⽤ P.05 P.07 P.10 P.13 P.18 02 | 診療所における⽣成AIの位置づけ 06 | まとめ 07 | CLINICS のご紹介 P.20
  2. ©2026 MEDLEY, INC. 4 はじめに - ⽣成AIの進展と課題 診療所などの医療機関では、⼈材不⾜/収⽀悪化による現場の負担増⼤等の課題を抱えています。 こうした状況を改善する⼿段の⼀つとして、⽣成AIの活⽤が注⽬されています。カルテや診療⽂書 の作成、患者説明やフォローアップといった業務で活⽤することで、効率化とサービス品質向上の

    双⽅が期待できます。 ⼀⽅で、情報漏えい‧正確性‧バイアス‧著作権‧透明性‧セキュリティなど、適切なリスク管理 が不可⽋です。特に個⼈情報や医療情報を扱う場合、「個⼈情報保護法」「3省2ガイドライン」 等の要件を満たしたサービスを選定することが⼤前提となります。 本資料では、診療所における⽣成AI活⽤の利点とリスク管理の要点を整理しました。 皆様にとって⾃院に最適なシステム検討の⼀助となれば幸いです。
  3. ©2026 MEDLEY, INC. 6 診療所における⽣成AIの位置づけ ⽣成AIは、これまで医療従事者が⼿作業で⾏っていた様々な業務を効率化する強⼒なツールです。 診療所においては、以下のような場⾯での活⽤が期待されます。 ユースケース名 利用例 ドキュメントワーク支援

    生成AIに問診内容や診療内容等を入力し、問診票やカルテ等のドキュメント作成を行う。 診察・診断支援 診察前に問診票データ等を生成 AIに入力し、可能性の高い複数の病名を根拠と共にサジェスト表示する。 患者等への説明・接遇支援 外国の方を診察した際に、診察結果を生成 AIに入力し、外国の方へ説明する際に自然で分かりやすい表 現に翻訳する。 患者フォローアップ支援 生成AIに処方箋等の内容を入力し、服薬指導等のフォローアップメッセージを作成し、薬剤師の確認・修正 等を行った上で、薬剤師が対面またはオンラインで患者へ説明する。 患者トリアージ 来院患者が入力した問診フォームの内容を生成 AIに取込み、流行感染症への感染疑いを判別し、疑いの ある患者を医師等にアラートする。 デジタルセラピー 精神疾患患者のカルテ等データを生成 AIに取込み、認知療法等に活用可能な AR/VR画像を作成する。 ※出典:⾮営利法⼈ 医療AIプラットフォーム技術研究組合 医療‧ヘルスケア分野における⽣成 AI利⽤ガイドライン(第2版)
  4. ©2026 MEDLEY, INC. 8 ⽣成AI活⽤におけるリスクと注意すべきポイント 医療‧ヘルスケア分野での⽣成AIの利⽤時では、主に以下のようなリスクがあります。診療所での ⽣成AIの利⽤にあたっても、これらのリスクを把握し、対策を講じる必要があります。 本物と見分けのつかない虚偽の画像・動画等を生成する。 ディープフェイク 本来の目的を逸脱して、

    違法な活動や倫理に反する目的等で利用する。 不適正利⽤ AIを利用していることやその品質等が不透明であり、 関係するステークホルダーへの説明責任が果たされていない。 正確性‧信頼性 アウトプットにバイアスや不公平な内容があり、 特定の個人や集団への偏見・格差・差別等を助長してしまう。 バイアス‧公平性 AIを利用していることやその品質等が不透明であり、 関係するステークホルダーへの説明責任が果たされていない。 透明性‧説明責任 他者の既存の著作物に類似したアウトプットを生成し、 それを利用することで、著作権を侵害してしまう。 著作権(著作権法) プライバシーを尊重したデータの取扱いがされないことにより、 情報漏えいや個人情報保護法への違反に繋がってしまう。 プライバシー(個⼈情報保護法等) セキュリティが確保されていないことにより、不正な操作・ 攻撃等が行われた際に、情報漏えいや改ざん等が発生する。 セキュリティ(3省2ガイドライン等) ※出典:⾮営利法⼈ 医療AIプラットフォーム技術研究組合 医療‧ヘルスケア分野における⽣成 AI利⽤ガイドライン(第2版)
  5. ©2026 MEDLEY, INC. 9 ⽣成AI活⽤におけるリスクと注意すべきポイント ⽣成AIを安全に活⽤するためには、個⼈としての注意点と、組織としてのルール整備の両輪が必要 です。具体的に、注意すべきポイントは以下になります。 ※出典:⾮営利法⼈ 医療AIプラットフォーム技術研究組合 医療‧ヘルスケア分野における⽣成 AI利⽤ガイドライン(第2版)

    個⼈としての注意点 組織としての注意点 1 所属組織で利⽤可能と判断されたサービスで あることを確認する 2 ⽤途が法令違反にあたらないことを確認する 3 出⼒内容の正確性を必ず⼈が検証する 4 著作権侵害を回避する(類似作成の禁⽌‧既 存著作物との照合) 5 出⼒をそのまま利⽤する場合は、⽣成AIを利 ⽤した旨を明記する 1 利⽤可能サービスを選定‧周知する (セキュリティ設定、薬機法該当性を含む) 2 利⽤ポリシーを制定する (禁⽌事項、定期チェック、利⽤状況把握など) 3 職員研修やオンボーディングを実施する
  6. ©2026 MEDLEY, INC. 診療所の⽣成AI活⽤が特に進んでいる領域として、ドキュメントワークが挙げられます。 具体的には、以下のような業務効率化が期待できます。 • ⽣成AIに問診内容や診療内容等を⼊⼒し、問診票やカルテ、レセプト(診療報酬明細)等のドキュメン ト作成を実施 • ⽣成AIを搭載/連携したスマートスピーカーに⾳声⼊⼒し、問診票やカルテ等の⽂書作成やシステム

    ⼊⼒を実施 ⼀⽅で、上記のユースケース特有の注意点があります。組織でのルールとして以下を規定し、職員 に周知するとともに、利⽤者(個⼈)においてもこれらのルールを遵守することが必要です。 • 利⽤者として求められる安全管理措置を実施(適切な⽣成AIの選定、利⽤ルールの整備など) • 医療⽂書の案を⽣成AIが作成する場合、医師が確認‧修正等が必須(しなければ医師法に違反する) 11 ⽣成AIの活⽤例(ドキュメントワーク⽀援) 注意すべきポイント ※出典:⾮営利法⼈ 医療AIプラットフォーム技術研究組合 医療‧ヘルスケア分野における⽣成 AI利⽤ガイドライン(第2版) ドキュメントワークでの活⽤例
  7. ©2026 MEDLEY, INC. 12 ⽣成AIの活⽤例(ドキュメントワーク⽀援) 適切な利⽤のためには、個⼈情報保護法や3省2ガイドラインに準拠し、プライバシーの保護や セキュリティ確保が可能な⽣成AIを選定する必要があります。 リスクの観点 リスクの内容 生成AIの選定ポイント

    プライバシー (個人情報保護法等 ) 医療文書、事務文書等の作成で医療情報 (個人情報を含む)を入力データに利用する 場合、本人の同意を得ずに個人情報を入 力すると、個人情報保護法の第三者提供に 抵触する場合がある • 入力データが再学習に利用されない設定となっていること を確認する セキュリティ (3省2ガイドライン等 ) セキュリティが確保されていないことにより、 不正な操作・攻撃等が行われた際に、情報 漏えいや改ざん等が発生する • 生成AIのサーバ等が、国内法の適用を受ける場所に設置 されていることを確認する • 医療機関・薬局等と生成 AIを接続するネットワークがセ キュア(TLS1.3以上+クライアント認証、 IP-VPN、 IPsec-IKE等)であることを確認する • 生成AIのサービス提供者との契約や書面等で、提供する 医療情報が漏えいしないよう安全管理措置がされているこ と、契約終了後に提供した医療情報が削除されることを確 認する ※出典:⾮営利法⼈ 医療AIプラットフォーム技術研究組合 医療‧ヘルスケア分野における⽣成 AI利⽤ガイドライン(第2版)
  8. ©2026 MEDLEY, INC. 15 CLINICSカルテが取り組む⽣成AI活⽤ 項目 汎用AIツールの個別利用 CLINICSカルテAI セキュリティ の確保

    3省2ガイドラインに準拠していないケースあり 患者情報の情報漏えいのリスクが高い 3省2ガイドライン等に準拠している 業務効率化効果 出力内容の確認や転記に時間がかかる AI機能の活用で診療中の会話を録音・文字起こしし、 要約~SOAP記入までをサポート 運用負担 院内ルール策定・教育・利用履歴管理が必要 カルテにAIが統合されているため 導入・教育コストが低く、院内統制が容易 責任分界 出力の正確性やデータの取り扱い責任は 基本的に利用者側に委ねられる CLINICSと診療所の契約に基づき 責任範囲とサポートが明確 拡張性 他システムとの連携は限定的 制度改定や新機能拡張を見据えてアップデート可能
  9. ©2026 MEDLEY, INC. 16 CLINICSカルテが取り組む⽣成AI活⽤ 株式会社メドレーは、医療プラットフォーム事業のプロダクト群をブランドリニューアルし、 2025年9⽉1⽇より次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」として提供を開始しまし た。AI機能を順次各プロダクトに実装し、医療機関の業務効率化と医療の質の向上を推進していき

    ます。 ※メドレーの医療プラットフォーム事業では、病院‧有床診療所、無床医科診療所、⻭科診療所、調剤薬局の各領域でプロダクトを展開し、さらに患者‧⽣活者向けのアプリを提供しています。この独⾃の特⻑を活かし、プ ロダクト間のさらなる連携や患者体験の向上を⽬的に、今回、全体を束ねるブランド「MEDLEY AI CLOUD」を新設しました。医療機関向けの各プロダクトはMEDLEY AI CLOUDを構成するサービスとして位置づけ、統⼀感の あるロゴデザインに刷新し、⼀貫した体験を提供します。また、今後、患者アプリ「CLINICS」を、いつもの医療が変わるアプリ「melmo」としてリニューアルします。 (参考:メドレー、医療プラットフォーム事業のプロダクト群を束ね 「MEDLEY AI CLOUD」としてブランドリニューアル)
  10. ©2026 MEDLEY, INC. 19 まとめ ⽣成AIは、診療記録の効率化や⽂書作成の⽀援など、医療現場において⼤きな可能性を秘めて います。その⼀⽅で、個⼈情報の保護や誤情報への対応といったリスク管理、そしてガイドラ インに沿った利⽤設計が重要です。 診療所が⽣成AIを導⼊する際には、まず「どの業務を効率化できるか」を具体的に⾒極めるこ と、次に「安全に利⽤できる仕組みを整えているか」を確認することが重要です。これによ

    り、効率化と安全性を両⽴しながら、より良い診療体験を実現することが可能になります。 また、どの⽣成AIサービスを選定するかは、効率化と安全性を両⽴できるかを左右する⼤きな 要素となります。慎重にシステムを選び、適切に運⽤することで、患者に安⼼と質の⾼い診療 体験を提供できるようになります。
  11. ©2026 MEDLEY, INC. 21 メドレーが⽬指す医療プラットフォームの未来 医療従事者には“AI搭載システム”を、患者には“総合医療アプリ”を提供。 各領域の医療事業者と患者‧⽣活者がひとつにつながる医療プラットフォームを⽬指しています 医療従事者向け AI搭載システム 患者向け

    総合医療アプリ 業務効率化とより良い患者体験を⽀援する 医療PFのプロダクト群はAI機能を推進 いつもの医療が変わるアプリ「melmo」 アプリで24時間、 簡単に予約できる 簡単にチェックイン ⾃動決済で診察後も そのまま帰れる オンライン診療で もっと便利に 医科診療所 病院‧有床診療所 調剤薬局 ⻭科診療所 予約可能な 医療機関数 1万件 以上 ※ ※melmoから予約できる  医科∕⻭科∕薬局数の合計
  12. ©2026 MEDLEY, INC. 22 プロダクト概要 クラウド型電⼦カルテを中⼼に 診療‧経営‧患者体験‧医療DXを AIと⼀体化したオールインワンシステムです 主な実績 最新UPDATE

    CLINICS 予約 問診 経営分 析 受付 チェック イン レセ チェック 集患 受診導 線 診察 対⾯ オンライン診療 会計 医療DX対応 資格確認/電子処方箋等の連携基盤/ DX加算の算定/制度更新への即応 AI要約アシスト AI⽂書アシスト ※1出典元: トレンド上半期ランキング2024」(株式会社innovation & Co.、2024年6⽉) ※2出典元:富⼠キメラ総研「ウェアラブル∕ヘルスケアビジネス総調査2024」(2023年実績) ※3 2024年9⽉時点。オンライン診療と電⼦カルテの合計数
  13. ©2026 MEDLEY, INC. 23 プロダクト概要:機能⼀覧 *1:リリース時期未定(開発中) カルテ‧レセコン 機能 クラウド型電⼦カルテ (レセコン⼀体型)

    レセプトチェック 経営分析ダッシュボード 法⼈連携機能 他社システム連携機能 医療DX 機能 オンライン資格確認 (外来診療) 居宅同意型 オンライン資格確認 (訪問診療‧オンライン診療) 電⼦処⽅箋 AI AIアシスト 機能 AI要約アシスト AI⽂書アシスト*1 WEB予約(時間帯‧順番 *1) WEB問診 オンライン診療 チェックイン機能 (マイナ保険証‧アプリ) スマート会計 Reserve with Google連携 (マップからCLINICS予約に遷移) かかりつけ⽀援 機能 処⽅箋
  14. ©2026 MEDLEY, INC. プロダクト概要:クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体)① 適応症/投与量チェック (適応症‧投与量‧投与⽇数) 療養計画書を簡単作成 (専⽤フォームで簡単⼊⼒) 処⽅箋の事前発⾏ (診察室で患者に渡せる)

    カルテ 基本性能 ⼊⼒漏れやミスを防ぎ、正確な記録をその場でサポート 医師の業務負荷をカルテ作成‧書類作成を中⼼に効率化します [⼀括編集機能] 処置⾏為の「並び順」「投薬⽇数」の 1クリック編集 [薬容量換算] 年齢‧体重に応じた⾃動計算+アラート オーダーセット (病名‧主訴所⾒‧処置⾏為) 所⾒欄へ転記 (問診内容‧検査数値) 24
  15. ©2026 MEDLEY, INC. プロダクト概要:クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体)② レセコン 基本性能 レセプト点検‧作成中も、他の作業を同時に進められる効率的な仕組み 受付から会計、レセプト(チェック‧請求)、帳票出⼒までを⼀元管理 レセチェック1画⾯完結 (内包型だから即時修正可能)

    患者詳細検索‧出⼒機能 (疾患‧診療⾏為‧特定公費) 1画⾯完結で⾒落とし防⽌ [レセプトチェック] カルテ画⾯へリンク‧即時修正 [患者検索] 患者属性別に「検索‧リスト化‧CSV出⼒」 25
  16. ©2026 MEDLEY, INC. CLINICSが選ばれる理由 “4つのコアソリューション”により、理想のクリニックづくりを⽀援します AIアシスト 機能 1 記録‧⽂書作成の ⾃動化を⽀援

    AI シームレスな 操作性 2 運営に必要な⼀連の業務を 1画⾯に集約‧業務完結 CLINICS 予約 問診 経営分析 受付 チェック イン レセ チェック 集患 受診導線 診察 対⾯ オンライン診療 会計 かかりつけ ⽀援機能 待ち時間がない 快適で便利な通院を実現 3 経営分析 機能 4 経営を可視化しデータに 基づいた意思決定を⽀援 XX XX 運営の効率化‧安定化 患者体験の向上 経営の安定化 26
  17. ©2026 MEDLEY, INC. 27 最後までお⽬通しいただき、ありがとうございました。 お友達登録で資料やセミナー案内を配布中 CLINICSでは、診療所の開業‧経営を⽀援をさせていただきたく、 LINE限定で過去の⼈気セミナー案内や限定資料の配布中です。 最新情報を⼿軽にチェックできますので、 右のQRコードからアクセスして、ぜひご登録ください。

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