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調理場で使うタブレット専用アプリ をどうつくったか -STORES モバイルオーダー 実装の...

調理場で使うタブレット専用アプリ をどうつくったか -STORES モバイルオーダー 実装の舞台裏-

STORES Tech Conf 2025 "What would you do?" で登壇した際の資料です
https://storesinc.tech/conf/2025

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Kenta Enomoto

December 04, 2025
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Transcript

  1. 制約の中でどのように判断をしたか
 MUST/前提として満たす必要あり • Android版の提供 • 一画面で情報がわかる UI • 早期リリース •

    エンジニアリソースの不足 • ゼロからの開発 WANT/妥協できる • ネイティブらしいリッチな UI ◦ 凝ったアニメーション ◦ 複雑で美しいデザイン • iOS版の早期リリース 全てはトレードオフである

  2. 制約への回答
 1. Kotlin Multi Platform /
 Compose Multi Platform という技術選定


    ◦ Android 版の提供
 ◦ 早期リリース
 ◦ エンジニアリソースの不足
 2. UI 設計による問題解決
 ◦ 一画面で情報がわかるUI

  3. 制約への回答①:技術選定
 Kotlin Multiplatform / Compose Multiplatform を選定
 • Android 版を先行リリース


    • iOS 版も要望が上がる可能性が高い
 • 仮に iOS をネイティブで作り直しになっても、 KMP / CMP の コードは Android の資産として活かせる
 • 業務アプリのため、プラットフォーム固有の UI の作り込みは少 ない

  4. Android 版の成果
 Android 版
 • 通常の Android ネイティブ開発に対して、1.3倍程度の工数でリ リース
 (KMP/CMP

    のキャッチアップも含む)
 • Jetpack Compose の知識があれば UI 実装で迷う部分は少な い

  5. iOS 版の成果
 iOS 版
 • 実装着手からおよそ 2 ヶ月でリリース
 • Android

    版と 90 %のコードを共有
 • コードを共有できないだけモジュール分割と DI を用いて分離す る手法を用いた

  6. 開発タイムライン
 プロダクト
 構想
 2024/03
 Android版 開発着手
 2024/08
 Android版 リリース
 2024/12


    2025/03
 iOS版
 リリース
 制約の中での迅速なリリースを実現
 技術選定/
 設計