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FERMENSTATION Recruitment
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FERMENSTATION
June 19, 2025
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FERMENSTATION Recruitment
事業性と社会性の両立が当たり前になる未来へ。ぜひ一緒に、“これからの常識”をつくっていきましょう。
FERMENSTATION
June 19, 2025
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Transcript
株式会社ファーメンステーション 会社紹介資料 2 0 2 5 . 6 . 1
8 更 新
目 次 会社概要 01 事業性と社会性 / パーパス・バリュー / 基本情報 /
沿革 03 02 外部環境 / 課題と解決策 / ビジネスモデル / 勝てるポイント 15 これまでの実績 04 組織を表す数字 / 働き方・ワークスタイル 33 03 現在地と超えるべき壁 / 不足していること / 求める人材 28 これからの話 採用情報 05 38 組織と働く環境
01 会社概要 事業性と社会性 / パーパス・バリュー / 基本情報 / 沿革
事 業 性 と 社 会 性 の 両 立
を 実 現 す る 私たちファーメンステーションは、 「世の中にあふれるゴミがもっと活⽤できたら 面白いのに」「事業性と社会性を両⽴させたビ ジネスを創りたい」というふたつの想いから⽣ まれました。今、その想いに共感する仲間が集 まり、技術面・事業面の両方で、できることが 着実に広がっています。 私たちは、たとえ事業として成り⽴ったとして も、社会に良い影響をもたらさないのであれば 意味がないと考えています。事業を成長させな がら、社会にポジティブなインパクトを⽣み出 すことは、決して簡単なことではありません。 それでも私たちは、その高い壁を乗り越え、新 しい社会のあり方を実現したいと本気で思って います。 事業性と社会性の両⽴が当たり前になる未来へ。
事業領域 取り組む社会課題 バイオものづくり市場 65兆円 2019 107兆円 2026 CAGR 7.0% 9兆円
2025 15兆円 2035 CAGR 5.0% 40%の食品が 廃棄されている 航空業界 食品廃棄 航空業界の 7倍 全体の 10% を排出している 食品アップサイクル市場 食品廃棄 GHG排出量
©Fermenstation Co., Ltd. 6 | パーパス Fermenting a Renewable Society
未 利 ⽤ 資 源 に 価 値 が 見 出 さ れ て ⽣ ま れ 変 わ る こ と で 、 様 々 な モ ノ や コ ト が 再 ⽣ ・ 循 環 す る 社 会 が 構 築 さ れ る こ と を 目 指 し て 、 パ ー パ ス を F e r m e n t i n g a R e n e w a b l e S o c i e t y と 制 定 し ま し た 。 自 然 環 境 や 社 会 、 そ し て 関 係 す る 全 て の ス テ ー ク ホ ル ダ ー が 、 フ ァ ー メ ン ス テ ー シ ョ ン と い う 「 駅 」 を 通 過 す る こ と で 、 よ り 良 く な り 続 け る 。 そ ん な あ り 方 を 目 指 し て い ま す 。 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 7 | バリュー 自分の立脚点を持ちながら、異なる視点を行き来できること 私 た ち
は 、 事 業 を 通 じ て 、 自 然 環 境 や 社 会 、 関 係 す る 全 て の 人 々 、 ス テ ー ク ホ ル ダ ー に 対 し て 、 常 に ポ ジ テ ィ ブ な イ ン パ ク ト を ⽣ み 出 す 存 在 で す 。 事 業 性 と 社 会 性 、 こ の 2 つ の ポ ジ テ ィ ブ な イ ン パ ク ト を 、 会 社 や 事 業 の 規 模 に 関 係 な く 両 ⽴ さ せ 、 拡 大 し 続 け ま す 。 そ の た め に 、 日 常 の 業 務 の 中 で も 、 全 て の 意 思 決 定 に お い て 、 全 員 が こ の 観 点 を 持 ち 、 意 識 を し て 選 択 を し て い き ま す 。 Have your own ground while navigating different perspectives 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 8 | 基本情報 会社名: 本社所在地: 代表者: 設立年:
資本金: 株式会社ファーメンステーション 千葉県船橋市北本町1丁目17番25号 酒井 里奈 2009年 1億円 許認可: 経済産業省アルコール事業法 アルコール製造事業者 製造所(岩手県奥州) 本社 兼 研究所(千葉県船橋) 会社概要
社 会 課 題 と 向 き 合 い な
が ら 、 ビ ジ ネ ス と し て の 持 続 可 能 性 を 追 求 。 そ の 先 に 見 出 し た の が “ 技 術 ス タ ー ト ア ッ プ ” と い う 挑 戦 。
©Fermenstation Co., Ltd. 10 | 沿革 | 創業~現在(2009~2024年) モメンタム 2009
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2018 2017 一時、社員が0名に… 工場のシャッターも吹き飛ぶ 化粧品ブランド 立ち上げ 東北大震災で 事業継続が危ぶまれる チーム組成開始 OEM事業立ち上げ 外部資金調達 コロナで エタノール需要増 COO北畠 参画 外部資金調達 コミュコスト 増により組織 がカオスに CTO杉本 参画 B Corp取得 研究開発チーム立ち上げ Business 奥州市から事業を 引き取る 自社ブランド 立ち上げ 商品OEM 受託開始 研究開発 本格化 Impact インパクト企業 として創業 地域資源循環 に取り組む 多種多様な未利用資源 をアップサイクル B Corp取得 J-startup impactに認定 初のインパクトレポート発行 Team 現チーム組成開始 経営メンバー 拡充 チームが 初の20名越え 社員は工場に1名ながら 周囲の協力者に支えられる 酒井ひとり経営期 SusHi Tech最優秀賞受賞 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 11 | 沿革 | 創業期~黎明期(2009~2014年) Business 休耕田のお米をエタノールと石けんへ。地方資源活用の実証と事業化
• 岩手県奥州市の「お米からエタノールを作るプロジェクト」の実証実験を受託、市から事業を引継ぐ形で民営化 • エタノール⽣産時に出る発酵粕(米もろみ粕)を石鹸に配合し、化粧品ブランドを⽴ち上げ • アルコール製造許可を取得し、原料販売開始 Impact 岩手県奥州市での「地域資源循環」というソーシャルインパクト • 休耕田を耕し育てたお米からエタノールを製造、副産物の発酵粕は化粧品原料や地元の養鶏農家で飼料に活⽤ • 養鶏によって⽣まれる鶏糞を肥料として田畑に還元することで、地域内での資源循環サイクルを構築 • 一連の取り組みを「循環図」として可視化し、地域発のソーシャルインパクトとして対外発信を開始 Team 「社員は岩手の工場に1名」、ゼロからつないだ挑戦 • 2009年当時、廃業した酒蔵をラボ兼製造拠点として活⽤ (吹雪でシャッターが飛び、工場内にビニールハウスを設置するなど、過酷な環境下でのスタートだった) • その後、酒蔵ラボを退去し、縁あって市内の元煎餅工場を新たな拠点として再出発 • 一時は社員ゼロの危機もあったが、地域の人々の支えによりエタノール⽣産を継続 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 12 | 沿革 | 自社商品販売、新規事業探索期(2015~2018年) Business 自社商品を販売しながら、コンサル、ツアーなど、、、
• 自社商品を展示会に出展したり、POP UP、アンテナショップで販売しながら、助成金取得のコンサルやツアー企 画など、多様な事業を展開 • 都内の催事は酒井がほとんどひとりで⽴っていた。この頃、展示会での「商品をOEMしてくれないか?」という 相談がきっかけで、toBのOEM事業に着手 Impact 都市と地域の共存。SDGsの事例として国連大学へ • 2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」でSDGsが採択され、ファーメンステーションと地域循環を共にす る農家さんがSDGsを体現する事例として取り上げられる • まだ「サステナブル」という言葉が広まっていなかった頃から、サーキュラーエコノミーの事例として評価を受 けていた Team チーム組成時期 • 岩手の拠点は製造経験のある社員1名とバイト2名というミニマムのチーム体制 • サステナビリティの観点から評価してくれるVCも現れ、スタートアップとして挑戦するための資金調達を実施。 地道な活動がようやく結実し始めた時期 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 13 | 沿革 | 第二創業期(2019~2022年) Business 商品開発での共創。年間80SKUのアップサイクル商品を市場に創出
• 企業から排出される未利⽤資源から商品を開発するOEM事業が本格化 • 市場にアップサイクルを浸透させるため、アップサイクル原料を配合した商品事例を増やし、活⽤可能な未利⽤ 資源の種類も大幅増 • 大企業やブランド、個人に至るまで、事業やコンセプトに共感していただいた方々との様々な協業を実施 Impact B Corp認証取得、初のインパクトレポートを発行 • 創業以来、ソーシャルインパクトを念頭に事業活動をしていたが、より客観性を持たせるため、2022年にB Corp 認証を取得。認証取得通知が来たとき、当然取得できると思っていたメンバーたちはさほど驚かず。周囲の冷静 な反応に、代表の酒井の方が面食らっていた • 同年4月、ファーメンステーションとして初のインパクトレポートを発行 Team ¥ 酒井ひとり経営期を経て、ついにCOOとCTOが参画!東京の社員が10名に • COO参画とともにパーパスとバリューを制定。社員も増え、スタートアップ的組織運営を本格開始 • コンサル、化粧品企画、技術者、事業開発、自治体など、バックグラウンドが多様なメンバー間で、コミュニ ケーションコストが爆増 • スタートアップらしいカオスの中でお互いの常識をアンラーンしながら組織運営の基盤を作っていた時期 会社概要
©Fermenstation Co., Ltd. 14 | 沿革 |技術開発再投資期(2023~2024年) Business 技術力の高まり。事業の主軸を、技術への対価、原料開発に •
CTOを筆頭に、研究開発部門が本格始動。サステナブルなだけでなく、高機能、高付加価値な原料開発が事業の 主軸に • 食品領域へ参入し、開発原料が採⽤された飲料が上市。より付加価値が高く、ファーメンステーションでなけれ ば達成できない価値提供やビジネスのあり方を日々試行錯誤しながら、事業を進めている Impact J start-up Impact選出、インパクトモデル再考 • 未利⽤資源活⽤というコアは変わらないものの、事業領域やビジネスフェーズの変遷とともに、インパクト創出 のモデルを刷新 • LCAの導入準備など、インパクトにおける定性評価、定量評価に向けた準備を実施 • インパクトスタートアップ協会にも加盟 Team 投資加速のための増資、補助金での資金調達。バリュー刷新 • 製造拠点および研究開発部門を拡大。メンバー数も過去最大チームに • ラボ、工場共に拠点を拡大し、24年は1年で引っ越しを計4回 • 組織の価値観を表すバリューも刷新し、新たなチャレンジに向かうための組織運営がリスタート。より自律的な 組織になるべく、お互いに協力しつつ、刺激も与え合えるようなカルチャー作りに重きを置いている 会社概要
02 これまでの実績 外部環境 / 課題と解決策 / ビジネスモデル / 勝てるポイント
外 部 環 境 の 変 化 と 内 部
の 成 熟 が 重 な り 、 今 こ そ が ま さ に “ 勝 負 ど き ” 。
©Fermenstation Co., Ltd. 17 | ファーメンステーションの追い風となる外部環境 食の安全保障 人口増による食糧危機の懸念や、 サプライチェーンの断絶リスクは 高まっており、未利⽤資源活⽤に
よる食糧確保が目指されています。 循環経済の構築 従来型の大量⽣産・大量消費から、 資源の効率的 ・循環的な利⽤を 図りつつ付加価値の最大化を図る 経済へ転換要請が強まっています。 脱炭素化への対応 石油などの化石資源を⽣物由来の 原料に置き換えることで、2050年 にカーボンニュートラルを実現す ることが目指されています。 微生物を使って高機能なバイオ原料を産生する「バイオものづくり」の市場は、 2026年までに世界で100兆円以上に成長すると予想されています。 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 18 | 未利用資源の利活用をめぐる課題 ①動機付けの仕組み不足 食品リサイクル法は、飼料や肥料 への活⽤による廃棄削減に偏重し、 未利⽤資源のアップサイクルを
促す仕組みが不足しています。 ③流通網の未整備 未利⽤資源がいつ・どこで・どの ように発⽣するのか、その情報や、 それに基づく調達/回収の仕組みが 未整備です。 ②非合理非効率の偏見 食品業界では未利⽤資源のアップ サイクルが非合理・非効率とみな され、実務レベルで導入に踏み出 す動きが乏しい状況です。 廃棄が前提とされてきた未利用資源のアップサイクルを推進する上では、 複数の構造的な課題を克服する必要があります。 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 19 | ファーメンステーションの提供するソリューション 豊富な未利用資源の取扱実績を活かし、各未利用資源に最適な発酵工程を設計する ことで、機能性バイオ原料を開発できるプラットフォームを提供します。 課題① 動機付けの仕組み不足
課題② 課題③ 非合理非効率の偏見 流通網の未整備 発酵アップサイクルプラットフォーム 解決策① 現行の制度下においても 利益を生む仕組みを提供 解決策② 各未利用資源に合わせた 最適な発酵工程を設計 解決策③ 100種類超の未利用資源 にアクセス可能 各種データの蓄積 原料開発のパスウェイデザイン 未利⽤資源 微⽣物発酵 機能性バイオ原料 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 20 | ビジネスモデル① 事業共創 パートナー企業の求める有用な発酵原料の開発から事業化までをワンストップ支援。 ヒアリング 内容協議
酵素・微生物選定 発酵試験 最適化試験 量産試作 パイロット製造 本番製造 ライセンス契約 Phase0 協議 Phase1 可能性検証・最適化検証 Phase2 量産試作 Phase3 本製造 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 21 | 食品原料 香りやコクといった風味増強・風味改善に加えて、 ヘルスケア(健康、美容)等の機能性も組み合わせた、 発酵ならではの特長を持つ原料を開発中です。 ビジネスモデル②
原料販売 食品や化粧品への幅広い応用が可能な、他にはないサステナブルな原料を製造販売。 国内の休耕田で栽培されたオーガニック認証米や、 規格外の野菜・果物、ジュースの搾り粕などを活⽤ した原料を製造販売中です。 化粧品原料 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 22 | ファーメンステーションの勝てるポイント 発酵技術を核に、未利⽤資源の選 定からパスウェイ設計、成分評価、 機能性設計に至るまで、バイオ原 料開発の全工程を自社で完結でき
る技術体制を保有しています。 技術力 01. 発酵技術×プロセス設計 の統合ソリューション 食品・化粧品分野において、共創 パートナーと開発した原料を⽤い た商品の上市をすでに実現。現在 も複数の開発パイプラインを保有 しています。 実績 02. 豊富な共創実績 社会実装に向けた技術開発を加速 させる助成金獲得や、海外への事 業のスケーラビリティが評価され た各種受賞など、成長戦略の実現 に信頼性の高い評価を得ています。 資金・評判 03. 成長のエンジンとなる お墨付きの評価 せ 多彩なバックグラウンドを持つ 少数精鋭のチームで、研究開発か ら製造、事業開発まで多様な視点 と経験を活かして事業を推進して います。 メンバー 04. 専門性と多様性 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 23 | 勝てるポイント①技術力 01. 開発デザイン 02. 未利用バイオマス
データべース 03. 微生物ライブラリ パスウェイ設計 04. 研究開発と生産を 支える独自基盤 05. 機能性バイオ原料 業界の課題や市場ニー ズに精通し、未利⽤資 源の可能性を最大限に 引き出す深い知見で、 ターゲットとなる香り、 呈味、ヘルスケア機能 の開発プロセスを設計 します。 多種多様な未利⽤資源 の組成や反応特性を データベース化。前処 理から発酵後の成分プ ロファイルまでを解析 し、ターゲット成分の 高⽣産に適した資源を 科学的に選定します。 非遺伝子組換の酵母・ 乳酸菌・麹菌等から、 代謝経路解析に基づい て適切な微⽣物とプロ セスを設計。微⽣物の 特性に応じた発酵最適 化でターゲット成分を 効率的に⽣産します。 自社内に培養装置を備 え、プロセス開発から 製造スケールまで一貫 対応。成分分析・機能 評価を通じて、迅速な ス ケ ー ル ア ッ プ と PDCA型の効率的な開 発を実現します。 発酵由来の多成分を活 かし、風味と機能性を 両⽴した原料を開発。 ターゲット成分を高含 有するブレンドにより、 味・香りの深みと健 康・美容への付加価値 を実現します。 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 24 | 勝てるポイント②実績 2024年度の共創パートナーは約20社。 以下の事例のほか、大手製菓メーカー・乳業メーカー等との共同開発が進行中。 産官学連携の枠組みで原料開発 ✓
ゆず搾汁粕から有⽤成分を含有するエキスを抽出 ✓ 高知県と東京工科大学を含めた産官学連携の枠組 みを構築し、新たな価値を実現 化粧品 × 低アルコールでもお酒の満足感を付与 ✓ 廃棄されるはずの柑橘果皮からアルコールを製造 ✓ 口に含んだ瞬間から感じる複雑な香りと厚みを 独自の発酵・蒸留技術で実現 食品・飲料 × これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 25 | 勝てるポイント③資金・評判 中小企業イノベーション創出推進事業 (SBIRフェーズ3基金事業) 第2回公募採択 未利⽤バイオマス発酵技術を活⽤した
アップサイクルグリーンフード素材の量産実証 計画名: バイオ技術等(フードテック)の実証を通じた 新しい食品・飼料の開発・実証 テーマ: 金額規模: 5億円 成長型中小企業等研究開発支援事業 (Go-Tech事業) 2023年度採択 畑作物由来微⽣物の活⽤による未利⽤バイオマスの高付加価値化 計画名: 米ぬかから化粧品材料として有望なバイオジオール等の機能性化 合物の量産製造プロセスを確⽴ テーマ: これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 26 | 勝てるポイント③資金・評判 メディア露出 TBSテレビ『がっちりマンデー!!』 テレビ東京『NEXTユニコーン』 受賞歴
Kering Generation Award Japan 第1回 最優秀賞 Kering Generation Award Japan 第1回最優秀賞 植物由来の未利⽤資源を活⽤ した、サステナビリティと機 能性を両⽴した原料の開発と、 ビジネスのスケーラビリティ を評価いただきました。 SusHi Tech Tokyo 2024 グランプリ グローバルの投資家等で構成 される審査員にグローバルに 通⽤するポテンシャルを持つ 事業性と社会性を高く評価い ただきました。 これまでの実績
©Fermenstation Co., Ltd. 27 | 勝てるポイント④メンバー B2B・B2Cの食品メーカーや化学品メー カーで基礎から応⽤までの研究経験を 有する実務者が参画 北畠勝太
酒井里奈 CEO COO 杉本利和 CTO 金融系複数社に勤務後、発酵技 術に興味を持ち、東京農業大学 応⽤⽣物科学部醸造科学科に入 学し、 2009年3月卒業。同年、 ファーメンステーションを創業。 アクセンチュア、ICMGでのコン サル経験を経て、エムスリーで 製薬企業向けデータ事業を統括。 その後、ニューロスペースで取 締役COOを務め、2021年に参画。 九州大学農学研究科修了。協和 発酵、アサヒグループにてR&D 業務全般に従事。麹菌の液体培 養技術で⽣物工学技術賞受賞、 東京大学より農学博士号取得。 2022年に参画。 研究開発メンバー 事業開発メンバー 製造メンバー 総合商社、異業種スタートアップでの 取締役・事業責任者など多様な経歴・ 経験を有する実務者が参画 B2B食品メーカーやプラント設備メー カー出身者が参画し、実験から製造ま での現場実装に強い体制を整備 これまでの実績
03 これからの話 現在地と超えるべき壁 / 不足していること / 求める人材
こ の 挑 戦 は 、 未 来 の 常
識 を つ く る 。
©Fermenstation Co., Ltd. 30 | 現在地と超えるべき壁 短中期で目指すところ 発酵アップサイクルで世界をリード する原料・ソリューション企業へ 1.
事業共創の拡大とスケール 開発から事業化・ライセンス展開へ 2. 原料事業の国内外展開 PMFの確⽴と海外市場での拡販 3. 技術とプラットフォームの深化 模倣困難な技術基盤の強化と汎⽤化 4. 収益性と環境価値の両立 黒字化と環境インパクトの定量化 5. 企業成長の次ステージへ 上場を視野に入れた経営基盤の強化 今あるもの 技術開発・事業開発の加速を 可能とするアセット 1. 独自の技術基盤 発酵×アップサイクルの専門技術 2. 共創による顧客基盤 大手企業との実績と売上 3. 成長を支える資金力 増資・補助金採択による投資余力 4. 高い専門性のチーム 事業・研究開発のプロ人材が在籍 5. 社会課題解決型スタートアップとしての評価 サステナビリティ領域での認知共感の広がり 事業の勝ち筋の明確化 人材の強化 模倣困難なコア技術の確立 事業性と社会性を両立 しながらの拡大・成長 事業・チームの グローバル化 超えるべき壁 これからの話
©Fermenstation Co., Ltd. 31 | 壁に立ち向かうにあたって、まだまだ不足していること 模倣困難な コア技術基盤 海外市場で勝つ 戦略と組織
ミドルマネジメント の強化 野心的な目標に 厳しく向き合う 組織文化 普遍的かつ独自性 のある提供価値 持続的な成長を 支える仕組み 事業とインパクトの 大きさが相乗的に アップするモデル 10年スパンで 持続的かつ急速な成長を実現 できるビジネスモデル これからの話
©Fermenstation Co., Ltd. 32 | 求める人材像 あいまい耐性 課題を楽しむ 自律と成熟 自責のリーダーシップ
常に期待を超える 学びへの意欲とアンラーン • カオスや未整備な状況を当たり前 のことと受け入れ、楽しめる人 • 役割や仕事の境界にとらわれず、 柔軟に動ける人 • 困難な課題を解くこと自体に喜びを 感じ、楽しめる人 • 連続する課題にも、テンション高く、 かつ淡々と粘り強く取り組める人 • 自分の感情や弱さを客観的に捉え、 冷静にコントロールできる人 • 常に明るく周囲に安心感を与え、 不機嫌さを見せない人 • 事業を自分ごととして捉え、責任を 持って伸ばしていきたい人 • 壁にぶつかったときに、環境や他人 のせいにしても意味がないと理解し、 自ら動ける人 • 無難にまとめず、常に自分や他人の 想像を超える120点を狙いにいく人 • 言うだけでなく、成果が出るまで 継続する人 • 関心や気づきの幅が広く、成長意欲 や学びへの探求心、物事への好奇心 を持っている人 • 過去の経験に囚われず、良い意味で 手放せる柔軟さを持った人 これからの話
04 組織と働く環境 組織を表す数字 / 働き方・ワークスタイル
©Fermenstation Co., Ltd. 34 | バリュー8原則 “8 Principles” 自分の立脚点を持ちながら、異なる視点を行き来できること 自分の軸を持とう&自分自身に変化を求めよう
1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 自ら動こう&落ちたボールを拾おう 仲間を認めて賞賛しよう&仲間にフィードバックしよう 成果にこだわりやり切ろう&最善に向けて修正しよう ワクを超えた発想&有言実行 スピードで圧倒しよう&本質を深く考えよう 虫の眼&鳥の眼 感性&サイエンスと論理 組織と働く環境
©Fermenstation Co., Ltd. 35 | 組織を表す数字 在籍拠点比率 男女比率 年代比率 東京
75% 岩手 25% 女性 30% 男性 70% 40代 50% 50代 20% 20代 5% 30代 25% 出身業界・ 職種(一部) ・飲料メーカー(R&D) ・金融 ・地方自治体 ・コンサルティング ・食品メーカー(R&D/製造) ・スタートアップ(事業開発) ・化学メーカー(R&D) ・設備メーカー(製造) 組織と働く環境
©Fermenstation Co., Ltd. 36 | 複数拠点 働き方・ワークスタイル ーコミュニケーションー 出 社
前 提 拠 点 は 千 葉 県 船 橋 市 の 本 社 兼 ラ ボ と 、 岩 手 県 奥 州 市 の 工 場 の 2 つ 。 オ ン ラ イ ン を ベ ー ス に 、 必 要 に 応 じ て 2 拠 点 を お 互 い に 行 き 来 し て い ま す 。 出社前提 リ ア ル コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 基 本 と し 、 勤 務 形 態 は 出 社 を 前 提 と し て い ま す 。 現 在 は 週 4 日 出 社 、 週 1 日 は リ モ ー ト ワ ー ク 可 能 と な っ て い ま す 。 フ レ ッ ク ス タ イ ム 制 を 導 入 し 、 勤 務 時 間 に 柔 軟 性 を 持 た せ て い ま す 。 年2回の全社オフサイト 年 に 2 回 、 全 社 員 が 一 堂 に 会 し て 議 論 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 時 間 を 持 つ オ フ サ イ ト ミ ー テ ィ ン グ を 実 施 し て い ま す 。 常 に 2 拠 点 で 活 動 し て い る F S メ ン バ ー に と っ て 貴 重 な 機 会 で す 。 組織と働く環境
©Fermenstation Co., Ltd. 37 | 働き方・ワークスタイル ー特徴的な活動ー 出 社 前
提 バリューコネクトタイム 週 初 め の 朝 会 で 、 少 人 数 グ ル ー プ に 分 か れ て 1 週 間 の 注 力 バ リ ュ ー を シ ェ ア す る 時 間 を 設 け て い ま す 。 バ リ ュ ー に 基 づ く 行 動 や 意 思 決 定 を 意 識 す る 機 会 に な っ て い ま す 。 学び制度 社 員 の 学 び を 促 進 す る た め 、 本 の 購 入 や セ ミ ナ ー 参 加 、 各 種 試 験 費 ⽤ の 一 部 を 補 助 す る 「 学 び 制 度 」 を 導 入 し て い ま す 。 そ の 他 、 事 業 や ソ ー シ ャ ル イ ン パ ク ト に 関 す る 勉 強 会 な ど も 随 時 開 催 し て い ま す 。 インパクトレポートの発行 私 た ち の 活 動 が ど の よ う な ソ ー シ ャ ル イ ン パ ク ト を も た ら し た か を 振 り 返 り 、 よ り 大 き な イ ン パ ク ト 創 出 を 実 現 す る た め 、 毎 年 春 に イ ン パ ク ト レ ポ ー ト を 発 行 し て い ま す 。 イ ン パ ク ト レ ポ ー ト は こ ち ら 組織と働く環境
05 採用情報
©Fermenstation Co., Ltd. 39 | 採用情報 S l a c
k で の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 出 社 前 提 募集ポジション <事業開発部門> ⚫ 事業開発(リーダー候補) <研究開発部門> ⚫ 微生物バイオものづくり基礎研究 ⚫ 発酵生産プロセス・アプリケーショ ン応用開発 ⚫ 分析・評価・品質保証業務 <コーポレート部門> ⚫ コーポレート(リーダー候補) 採用プロセス ご応募はこちら カジュアル面談 一次面接 適正検査(SPI性格検査) 最終面接 リファレンスチェック 入社 採⽤情報
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